今回、新品のスタンダードサイズのピストンリングを使うので、ギャップ調整は必要無いと思いつつもやっておく。
今回購入したピストンリグ。ま、非純正のスタンダード品。
トップリング。外周面が磨いてあって、上面が面取り。
セカンドリング。外周面が黒色で、面取りなし。
新しいタイプのオイルリングで、キャスト製法の外部リングに、スプリング状の内部リングの付いた2ピース構造。
ギャップを測るのに、オイルを塗ったぐったシリンダーにリングを押し込んで~
古いピストンリングを入れたピストンで押して、リングを水平にしてギャップを計測しようとしたけれど、ピストンリングが水平入ったようには見えず・・・。
メンドクセーーーと、3D CADでピストンリングの押し込み治具モデルをでっちあげ。このモデル作るだけならばカップラーメンか柔らかくなる前に余裕で終わる。
一般家庭用のプリンターで印刷した治具でピストンリングを一定位置に水平に押し込む。
ピストンリングのギャップを測るとトップ・セカンドが0.3~0.45mmとヘインズに載っていた整備データより0.1mmぐらい広目。オイルリングがそこから0.05mmぐらい広い感じ。
簡易ホーニングのせいでボアが広がっているせいか? ピストンリングの材質が古いモノと明らかに違うので広目の設定なのか? 分かりませんが、広げることは出来ても詰める事も出来ず、広い分には圧縮が若干抜けやすくなるかもしれませんが、焼き付くわけでは無いので端面の面取りダケして組めばいいか?
堕話
旧式のピストンリング。3層構造に見えるのがセカンドリング。
3ピース構造の旧式オイルリング。
新旧どちらが良いのかは不明です。
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