今年は、ホンダ エコノパワー燃費競技に復帰予定です。
1年ブランクが開いたので新しい事を始めようと考え、エンジンカット時の燃料消費節約で燃費向上が期待できるインジェクション化を構想中~。
手始めに燃料ポンプから準備に入る事にします。
エコランインジェクション化用フューエルポンプの選定
エコランでインジェクション化しているところは、4輪用のインラインタイプのフューエルポンプを使っているチームが多いようなのですが、流量が多すぎたり、フューエルラインのエア抜きで苦労しているようなので別の方法がないかと考えること数ヶ月・・・
燃料ポンプ本体は、インジェクション クレアの純正品を流用加工する事にしました。
理由はパッキンの形状が都合良さそうだったから。
クレア用フューエルポンプの加工
燃圧レギレーターを別体にしたり、配線を別経路にすると要らないトラブルの元なので、なるべく純正を生かします。
フューエルレベルセンサーは要らない&邪魔なので取り外してしまいます。ねじ一本と、配線も差し込んであるだけなので簡単に外れます。ついでに本体側の取り付けボスも切り取ってしまします。
燃料フィルターも要らないので外してしまいます。カシメで付いているのでこじって外しました。
これでフューエルポンプ本体の加工は終了です。
ちなみに右側に見える銀色のものが燃圧レギュレーターです。
フューエルポンプ ハウジングの作成
本当はポンプだけ使ってハウジングはオールアルミ削りだしと行きたいところですが、リーダーから
- フューエルポンプのエア抜きしやすい構造にする
- フューエルポンプの中が見えるように
という宿題をだされたので、樹脂の削り出し???と色々調べたんですが、
大会レギレーション
第8項 燃料配管
の
燃料系統は競技中に容積が変化しない事
や、経年劣化を考えると微妙・・・。
ガラスしかないか~~~
ガラス加工した事ないから避けてたんですが・・・
ガラス切りや、熱湯、氷水、リューター・ダイヤモンドビット、包丁用砥石等を駆使して半日がかりで、こうなりました。
瓶の口側が低圧になるので、蓋に外形φ6のパイプをロウ付けして、蓋側が上になるように車体に取り付ければエア抜きも楽かな?という算段です。
LED仕込んで、作動中に光らせたら格好良さげ?
でも、この瓶に行き着くには、かなり苦労しました。スーパーマーケットで、お酢の瓶から何からノギスで測っている明らかに挙動不審な変な客?
フューエルポンプユニットとガラス製ハウジングの固定方法はこれから考えるので、とりあえずここまで・・・。
たぶんワイヤリングと、耐ガソリンの液体ガスケットと併用になると思います?
追記(2010年4月)
調べていたら、APE 50のインジェクション仕様の燃料ポンプが外付け仕様なので、そちらを流用したほう簡単そうです。
実物を見ていないので、パーツリストの絵を見る限り、配管が3本繋がるようなので、リリーフ弁内蔵で、リターンは外に戻っている?要調査。
ただし今年も復帰未定だけど。