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2021年10月23日土曜日

ローバーミニのステムシールを車載状態で交換

かなり前から気になっていた症状で、休止中にオイル下がりしたオイルが始動時にプラグのところから逆流して吹いているのか?4番シリンダーのプラグ周りが常にオイルで濡れやすく、排気もなんとなく煙っぽいような?ということで、オイル上がりかオイル下がりの可能性がありそうとのことで、特殊工具があればなんとか車載状態でできるステムシールの交換で様子見ようと言う話になる。オイル上がりでピストンのオイルリング交換とかになるとエンジン降ろして分解する必要になるので時間も費用もかなりかかるので、とりあえず車載状態で作業できるオイル下がり対策をやって様子見してダメだったら考えようと。
半年ぐらい前に圧縮比を下げようとヘッドガスケットを交換した頃も、4番シリンダーのプラグ周りがオイルでベトベトは起きていて、ガスケット交換時にシリンダーの状態を見た限りはシリンダーには問題無さそうだったので腰下を疑うのはまだ早い?と、

前回はスバル用の国産車用のステムシールを流用したのですが、今回はいつもお世話になっているところで在庫していた1.3i用という話のステムシール。

点火プラグを外して

タペットクリアランスを一番開いた状態にして、特殊工具が使えるようにロッカーアームを一部分解
作業するシリンダーの上死点を出して

エアを入れたときにクランクシャフトが回らないように押さえながら、バルブが落下しないようにプラグホールからエア注入。特殊工具でリテーナーを押しーのコッターを磁石で回収しつつ、バルブスプリングを外す
リテーナーとコッターが固着して、バルブが開いてリテーナが外せないことが多くリテーナーをハンマーで叩いて噛み込み外したり。

この状態で古いステムシールを外して、新しいのに入れ替えて元にに戻す
両端以外は分解しなくてもロッカーアームをずらすだけで作業できのだけど、バネで横に押されているロッカーアームが邪魔で作業がし辛かったり。
ひたすら同じ作業を繰り返し8箇所交換

ステムシールの交換が終わったら、タペットを動かしたのでクリアランスの再調整。タペットクリアランスは今使っているミニスペアーズのオリジナルカム(EVOLUTION001)の場合、吸気側がミリ換算で0.35mmぐらい、排気側が0.4mmぐらいなので、それに合わせて再調整。

2020年11月14日土曜日

ミニクーパーのステディロッドブッシュを交換

ミニを点検していたらステディロッドブッシュにひび割れを発見。ガタが出ているわけじゃないけど手持ちの新品有るし交換しておこうと


端のフランジ形状の部分にひび割れが見られる程度で、そんなにヘタった感じはないかなと?思いつつ新品に交換しておく。

2020年10月31日土曜日

ローバーミニのヘッドカバーブッシュの交換

ヘッドカバーブッシュがヘタっていた事に気がついてはいたものの変えなくてもオイル漏れしているわけじゃないし~と交換しないままいつの間にか潰れきる。


ブッシュは完全に終わってる感じ?


新品に交換することにする。


カラー無しでフルに締め込んだぐらいでちょうどいい感じのテンションがかかるのでカラーは付けなくていいやと。

って、なんでカラーを入れていたかは記憶が?たぶん純正のヘッドカバー固定ボルトに付いていたカラーだった気がするけど

2020年7月2日木曜日

ミニ1000のエンジンOH後初のオイル交換(odo42772mile)

そういえば、そろそろエンジンオーバーホールから1年ぐらい経つのにオイル交換してないかも?と、距離は5000km走ったか?程度だけどオイル交換をすることにする。

劣化のせいか?気温のせいか?オイル粘度が低くこれじゃ油圧上がらないよね (^^;

鉄粉的には量は多くないけど、粒が大きいような気がしなくもない?

ちゃんと油圧が上がるようになる。

2017年9月10日日曜日

ミニクーパーのエンジンルーム点検

最近、通勤車が全塗入院しているせいでミニを酷使していることもあり天気もいいし、点検しておこうと

通勤車は駐車場で当てられてフェンダーが凹んだだけなんですが、フェンダーとその周辺だけきれいになると、17年超えでやれている他の部分と釣り合うがとれず・・・。10年もしたら塗装したところだけ綺麗なんて・・・。ことになるのはわかりきっているので、不足分は払うので全塗することにしてしまう。
ま、あっちこっち小傷や塗装が痛んでガサガサだったりするのでいつやるか?の問題だったのだけれども。ヘッドライトとか、エンブレムとか無いし。だから国産車は・・・。

プラグを点検すると真ん中2つけマズマズの焼けだけど、外側2つはススが多く堆積物が多目

見てみると端子の締め付けが全体的に緩く、取れかかっているものもあったので締め直しておく。ねじ込み式の端子嫌い。

次はオイルの点検。
油圧は問題無かったのに、かなり減っているじゃん。


非常用に積んでおいたバルボリンの20W-50を足すことにする。

1本じゃレベルゲージの下限より少し低いぐらいにしかならなかったけど、とりあえずこれでいいやと。近いうちに足すか、オイル交換することにする。

最後にクーラント。

問題なし。

ちょこちょことハーネスの固定をなおしたり、拭いたり目につくところを綺麗にしたりして、メンテナンス終了。

ほぼ毎日、走り回っているおかげで先延ばしにしていた小不具合を治したり、キャブ・点火時期のセッティングを詰めれたり、足回りのセッティングを見直しできたりで悪いことばかりではなかったり?

2008年12月29日月曜日

ミニクーパーのタペットクリアランス調整

ミニクーパーのタペットクリアランスの調整です。

効率よく調整する方法等色々なやり方があるのですが、試した結果、
 カムのベースサークルの精度が信用ならん
という理由で、全気筒圧縮上死点T.D.C.で調整しています。

タペットクリアランス調整に必要な工具

工具は1/2インチか、13mmのメガネレンチ

ローバーミニクーパーのタペットクラランス調整スパナ


シグネスゲージ

ローバーミニクーパーのタペットクラランス調整シグネスゲージ

久々にシグネスゲージを引っ張り出してきたら、軽く錆が出てました orz
本当は0.3mm厚のものがあるといいのですが、持ってないので0.1mmと、0.2mmを重ねて使います

あとはマイナスドライバー。必要に応じてヘッドカバーを外すのに必要な工具。

ミニクーパー タペットクリアランス調整方法

当然ヘッドカバーは外すとして、エンジンを回すのが楽なようにスパークプラグも外してしまいます。

ローバーミニクーパーのタペットクリアランス調整


プラグコードを外す際は、どれが何処に付いていたか忘れないようにしないと、間違って繋いでエンジン不調になって泣く事になるのでマーキングするなり、荷札付けるなりしてから外したほうが無難です。

オイラは、いちいち確認するのがメンドクサイのでマジックで数字を書いてしまっています。

ローバーミニクーパープラグコードマーキング


ギアを入れて前後に車体を動かしたりしてエンジンを手動で回し、
ピストンが上に来て吸気・排気共にバルブが押されていないところが圧縮上死点です。
ほぼ上死点に来ていれば十分なので、だいたいのところでいいかと。この写真は、タイラップでピストン位置を探ってます。

ギアを入れて上死点を探る場合は平らなところでやらないと、押すのが大変ですし、行きすぎて何かにぶつけたり、引っ張るのは轢かれる危険性が高いのでおすすめしません。

ローバーミニクーパーの圧縮上死点探し


圧縮上死点が出たら、シグネスゲージを差し込んでみて、気持ち抵抗が有る程度で差し込めれば調整不要です。
シグネスゲージが入らない、ガタガタの場合は、ナットを緩めて、真ん中のマイナス溝のボルトを回して合わせます。調整終了後にナットを締め付ける際は真ん中のボルトが回らないように注意しないとせっかく調整したのに・・・。
ナットを締め終わったら再度シグネスゲージを差し込んで確認します。

ローバーミニクーパーのタペットクラランス調整中

シグネスゲージで正確合わせようとすると難しいのですが、素人的には同じぐらいの抵抗で差し込める感覚で揃える事を心がけて合わせたほうがいいと思います。
この作業を、4気筒繰り返します。

オイラは、タペットクリアランスはエンジンが冷えているときに0.3mmにするようにしていますが、カムを替えたり、ハイリフトロッカーアームに変更したりすると推奨値が変わる事もあるようです。
人によっては吸気と排気でクリアランスを替えたりと、ノウハウが有るようです。

最後に色々、諸々を元に戻して終了です。

プラグコードの差し込み不良でエンジン不調。
 ギアが入っているのを忘れてエンジンかけようとして、危険な目に合う
なんてならないように。