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2013年10月27日日曜日

ミニクーパーの燃料ホース交換

ミニクーパーの燃料ホースからの燃料漏れでガソリンが抜けてしまいガス欠で路上エンコしてしまったので燃料ホースを交換する事になりました。

ミニクーパーのトランクにある燃料タンク。



燃料ホースの交換するのに、燃料タンクを外さないといけない? と確認したらタンクの前からホースが出ていたのでずらす必要すらなさそうだ。

ちなみにインジェクションミニは燃料ポンプがインタンクなのでタンク自体の構造や、配管の位置も全く違うらしい?

燃料ホースを外して、接続口の径を確認。Φ8.5。

今回の場合、ガソリンが完全に抜けきっているので燃料抜きの作業はやっていませんが燃料が入っていたら燃料ホース交換は最悪な作業。ガソリン抜きがあるなら下から先になるんですが、タンクのホース外すのにウマ外してまた戻すのがメンドクサイ・・・。

ミニクーパーの下に潜らないといけないのでウマをかけてタイヤを車体の下に。下敷きになって死にたくないし。



燃料ホースに亀裂を発見。曲げたら亀裂は奥まで続いていて穴が貫通していました (T_T)

でも、フルタンクぐらいのガソリンが漏れたハズなのに余り漏れた痕が無い気が?

貫通穴付近を見たらサブフレームのエッジと干渉しないようにするためのウール状の純正の噛ませモノ?


後付けの軽自動車用電磁ポンプ側の付け根辺りに大きな亀裂と漏れ痕。

主に、ここから漏れていたようです?

電磁ポンプから車体の純正配管へ繋いだホース。

表面は軽くひび割れていますが、中に補強糸が入っているタイプの燃料ホースなので漏れは無さそうです。
ま、ついでに交換です。

電磁ポンプ側の配管太さがΦ6.5。

燃料タンク側がΦ8.5なので
 燃料タンク ⇔ 電磁ポンプ
は呼び8の燃料ホースかなと?電磁ポンプ側が細いですがパイプ先端の反りが太いし、加圧前の部分なのでクランプ併用で様子見。

車体側のパイプはΦ6.35

電磁ポンプ側と殆ど一緒なので
 燃料パイプ ⇔ 電磁ポンプ
は、呼び6の燃料ホースにしようと。

車体から取り外した純正燃料ホース。ただのゴム管で補強糸は無し。

これで、よく20年以上持ったよな~
この間の給油されすぎ事件でドドメをさしたのかと思っていたのですが、穴の空き具合から言って相当前から燃料ホースから燃料漏れしてた???
SUツインキャブ遊びしていた頃から、何となく燃費が悪い気がしていたのはこのせい???


修理のために部品探しをしていたら・・・。
以前、英国から取り寄せた燃料ホースが出てきました。

ゴムホースの外側に補強糸が巻いてあるタイプで、
 ゴムが劣化してひび割れても分からない
 ガソリンがしたたって初めて寿命が分かる
 エンジンルームに使うと、燃料漏れするまで半年持ったっけ?
という、ホームセンターで売ってる赤い燃料用チューブの方がマシかも?とっとと捨てなきゃ!?

国産の燃料ホース。呼び6と8で、右側のモノは大野ゴムの袋に入ってますが両方ともYOKOHAMAゴム製です。


YOKOHAMAの燃料ホースは補強糸が中にインサート成形されているタイプ。今回はこれを使います。


燃料タンクと、、電磁ポンプの間は呼び8のホースに交換するのでボディの貫通穴を拡大加工。



ホースと車体がこすれる部分には、家庭用のプリンターで印刷したグロメットを入れて擦れ対策。

作業中
 近所の家の前にハロウィーン仮装の子供らが集まって、これから町内会巡り???
と、気がついたら日が暮れてきてんじゃん!!
 ヤバイ~
と、一気に終わらせたので写真を撮ってる余裕無く (^^;

ホントに日が短くなったな~。


会社帰りにでも10Lぐらいガソリン買ってきて、試走は来週末???
点検考えると、明るいときに入れないと、また
 朝になったらガソリンが (T_T)
なんて事になりかねん???



燃料ホース穴拡大後フレームエッジの対策用にグロメットを作ったりしたものの、コルゲートを巻いて処理することにしました。
リアサブフレームのエッジが怖かったので、サブフレームのエッジの周りにコルゲート巻くなら全部コルゲートのほうがいいやと

2013年10月19日土曜日

ミニクーパーのガソリン漏れでガス欠エンスト

先日に引き続き、うちのミニクーパーは最近立て続けに、プチトラブル続き orz

いつも行っていた近所のセルフ給油所がタンク交換工事等で数ヶ月の休業に入り、しょうがなく近くの有人しかない給油所に行って
 このクルマ入れすぎると溢れるんで・・・。
と言ったのに。まだガス欠まで余裕有る状態で31Lも給油され・・・。
 案の定、ガソリンだだ溢れ・・・。
ヘンリーブルーの塗料に茶けたガソリン痕が (T_T)

満タン法で燃費計算したら、燃費悪い~。リッター1桁台の燃費になるぐらい無理矢理入れるかよ!!

ローバーミニクーパーの入れすぎ給油漏れ痕

それから、1日中ずーーーとガソリン臭く・・・。
給油口から溢れ過ぎていたので、ガソリン入れすぎのせいで臭いのかと思いこんでしまい、1週ぶりにミニクーパーを動かしたら・・・。

住処から数百メートル行った町内でガクガクガクと失火な感じでエンスト。
 急に寒くなったし暖気が足らん?
と、エンジンを再スタートしようにも、一瞬かかりかけてエンストしてしまいミスファイヤっぽくアクセルを煽ってないとアイドリングが続かない。でも、下がった気温に合わせてガス濃い目に燃調を再調整しなきゃならないほどは下がってないし、最近なんか電装系がバタバタなので点火???

どのみち路上修理は厳しいから、ちょっと先にスーパーの駐車場があったので隅っこまでミニクーパーを押して点検。

とりあえずイグニッションをオンにしたところで電磁ポンプの音が聞いたことの無いぐらいの轟音でけたたましく鳴り響く!? つまり燃ポン空打ち。

点火じゃ無くて燃料系だ。
 ガス欠?
そういえば燃料計が一番下に張り付いて動いてない・・・。

と燃料タンクを覗いたら液面見えねぇし。棒突っ込んでも濡れない、先週給油したばかりで悪く見ても3/4ぐらいは入ってるハズなんだけど???どう見ても空っ欠 (^●^)
(オイラの使っている電磁ポンプは燃圧がかかると止まるタイプなので、いつもは電磁ポンプの音が止まるのを待ってエンジンをかけてます。)



現実を受け止め、燃料漏れしか考えられないので、ミニクーパーの後方がガソリン臭いから・・・。

ROBER MINI Cooper燃料ポンプ燃料漏れ

燃料ポンプの周りがガソリンダダ漏れ痕 (T_T)

上からガソリンが伝わって漏れた痕があるので、
 タンク⇔電磁ポンプ
の間のタンク側で燃料漏れしたっぽい。給油したら、死にかけの燃料ホースに燃料の重みがかかりトドメ???

ま、ミニクーパーは中古車で購入しているので燃料ホースの交換履歴は不明だけど、車齢25年ぐらいで1回も燃料ホースを交換していない可能性が高いので、どうみても部品の寿命。
樹脂・ゴム部品はトラブルになる前に10年とかで定期交換しておけばいいのですが、燃料ホースの交換は燃料タンク外さないと交換出来ないからガソリン抜いたりの段取りがメンドクサイく、なかなかやる気にならない・・・。ま、今回は既にガソリンは完全空っ欠に抜けてるけどw

 自走無理だわー orz

と、早々にあきらめる。このままじゃミニクーパーを動かせないので、いつもお世話になってるXKクーパーガレージさんに電話して、
 来週中に顔出すんで、燃料ホースとっておいてください。
と。
でも、ブログの文章を書いてて、ふと、普通はレスキュー呼ぶ電話になる???


幸い住処の近くなので一人で押して駐車場に戻る。巨大なお漏らし痕 orz

寒いぐらいの気温だったのに、汗だくになってしまい、部屋で冷たいドリンクを飲みながら、
 JAF呼べばよかったかも?
(^^;

ま、ミニクーパーは押すにしても車重が700kgぐらいしかないし、タイヤも165なんて激細タイヤなんで一人で押せる範疇なので助かります。



でも、過給油されていなきゃガソリン臭い時点で点検していた???

やっぱり有人式の給油所嫌いである。でも、セルフの給油所遠いんだよな~。

2006年9月24日日曜日

ミニクーパー純正機械式燃料ポンプを解体

ミニクーパーの機械式燃料ポンプは、こんな感じでエンジンの後ろ側に固定して、カムシャフト回転で駆動されています。

ミニクーパーのA型エンジン機械式燃料ポンプ


先日、ミニクーパーの燃料ポンプを電磁式に交換したので、クーパー純正の機械式燃料ポンプが不要になりました。
どうせ捨てるのに分別しないといけないので解体して記念撮影

ミニクーパーの機械式燃料ポンプ

燃料ポンプは、エンジン側の取付部から漏れたオイル、ブローバイガスで、真っ黒だったので綺麗にした後の写真です
ただし基本的に分解するものでは無いようで、トルクスネジを使っていたり、カシメが多用されているので分解したら元に戻らないと思った方がいいです。

ローバーミニクーパーの機械式燃料ポンプ
ミニクーパーの機械式燃料ポンプ解体

燃料ポンプ本体から横に伸びてるカンチレバーが、エンジンのカムシャフトに押されてダイアフラムを上下させる部分です
つまり、カムが回らないと燃料が送られません。
そのため機械式フューエルポンプは、空クランキングしないとキャブレターに燃料が送られないのでエンジンの始動性が悪いと言われる所以です。

電磁式燃料ポンプは、キーONで燃料が送られるので空クランキングが必要無い分エンジンの始動性が良くなります。

ミニクーパー純正の機械式燃料ポンプの分解

カンチレバーの軸がカシメてあるので広げて外します

ROVER MINI Cooper の機械式燃料ポンプ


燃料ポンプからカンチレバーを外したところ

ローバーミニの機械式燃料ポンプ

見辛いですが奥にダイアフラムに繋がる縦方向のスロット穴があります

トルクスネジを外して本体をバラします。蛇足ですが、下側に見える穴がダイアフラムの呼吸穴です

クラシックミニクーパーの機械式燃料ポンプ


ダイアフラムの軸受けというか、シールというかそんな感じです。こいつも固定はカシメです。

オールドミニクーパーの機械式燃料ポンプ


燃料が逆流しないように制御しているワンウェーバルブです。傘状ゴムです。

Classic MINI Cooper の機械式燃料ポンプの弁


要になる、ダイアフラムです。布にゴムをしみこませ成型した感じの柔らかい材質でした。

ミニの機械式燃料ポンプのダイヤフラム
ミニクーパーの機械式燃料ポンプのダイアフラム

下側の縦長の角スロット穴にカンチレバーが差し込まれ、ダイアフラムの真ん中が上下すると容積が変わり、ワンウェーバルブを介すことで燃料が圧送されるという仕組みです
ダイアフラムを下に下げるのはカンチレバーですが、上に上げるのは大きなスプリングで押されます

燃料の入口と、出口の部分はロールカシメで外すのが大変そうだったので外してませんが、外した部品を全部品並べてみました。

ローバーミニクーパーの機械式燃料ポンプの完全分解

燃料吐出口を外さなかったので、ワンウェーのゴムが1つしか写ってませんが、本当は入口・出口の2つあります。

でもこんなの知っていても何の役にたつかは全く不明?

2006年9月9日土曜日

ミニクーパー電磁式燃料ポンプを取り付ける

ミニクーパーに電磁式燃料ポンプを取り付けた時の話

純正のキャブレター仕様のミニクーパーは、エンジンのカムで駆動する
 機械式燃料ポンプ
が付いています。ノーマルでも電磁式燃料ポンプが付いているものも有る?

機械式燃料ポンプの欠点

  • エンジンの始動性が良くない
     寒い日なんてバッテリーの電圧も低くセルの回転も鈍い上に、始動時にクランキングをしないと燃料が送られないため空クランキングが必要で、燃料の気化も悪く多めに燃料を送らないと火がつかないので始動に手間取ることになります。
  • エンジンの機械式燃料ポンプの付いている部分からオイル、ブローバイが、ダダ漏れになりやすい

電磁式燃料ポンプの利点

  • 寒いときの始動性が良くなる
     空クランキングしなくても燃圧がかかるので、燃料を送るための空クランキングが要らない。古いキャブレターを使ったクルマでは、寒冷地仕様だけ電磁式燃料ポンプになっているものも?有るようです
  • 気持ちパワーロス、騒音が減るカモ?

というところでしょうか?

ミニクーパーへ燃料ポンプを取付る場所を考える

電磁式の燃料ポンプ自体には、燃料を自分で吸い上げる自吸力が無いので、燃料タンクより高いところに燃料ポンプを取り付けると、ガソリンが残っているのにガス欠症状を起こしたり逆にトラブルの元になりかねません
理想は自然に流れてくるラインの間に入れて、燃圧ブースターとして入れるのが正解だと思います

となるとミニの場合、リアサブフレームに取り付けるのがベター?

ミニクーパーに流用した、電磁式燃料ポンプ

今回ミニクーパーへ取り付けた、自作燃料ポンプのステーと、電磁式燃料ポンプです

ミニクーパーの電磁式燃料ポンプ部品

フューエルポンプは、国産の軽自動車用で、新品で、防振マウント込みで確か1万円弱だったような?
軽自動車用なので流量が不安ですが、馬力も似たようなものだし?たぶん大丈夫?
 実際、高速を全開で走っていてもA/F計を見る感じでは、変に燃調が薄くなることは無かったので大丈夫っぽい。まぁエンジン本体は、ほとんどノーマルですケド

ポンプの製造元は、マークから三菱電機製のようです。

なぜ軽用の燃料ポンプを流用したのかと言うと、コストの関係か?比較的遅くまでキャブレター仕様が残っていたので入手しやすかったから。


左の変な緑色の板は自作の燃料ポンプ ブラケット。
形状にコダワリはなく、手持ちの鉄板の切れっ端の形がこんなんだったから、ヤスリで形整えただけなので、いつもの如く図面なんざ有りません。

燃料ポンプをミニクーパーへ取り付ける

燃料ポンプブラケットを車体に仮付けすると、こんな感じで収まりが良さそうです
まぁオリジナルのミニクーパーはココに電磁式燃料ポンプが付いていたから、その名残で穴が有るのだとか?いう噂です。インジェクション車はここを利用してフューエルフィルターを取り付けています。

ローバーミニの電磁燃料ポンプブラケット取り付け


電磁式燃料ポンプを取り付けるとこんな感じです。ただし燃料配管を外す際は、
配管をクランプして完全に塞いでおかないとガソリンをぶちまけますので要注意です
また、作業の際燃料ホースを引っ張ったり曲げたりするので経年劣化で弱くなっていた燃料ホースに亀裂が入り燃料漏れする場合があるので燃料ポンプ交換と一緒に燃料ホースも交換する事をお奨めします。
 経験上、フューエルホースは国産品が良いです。舶来品はゴムの劣化が早いモノが多くすぐにヒビが入るので逆にトラブルの元になりかねません。

ローバーミニクーパーの燃料ポンプブラケット取り付け


床下なので燃料ポンプの接続コネクターは、デイトナの防水2極カプラーを使いました。本音は元々燃料ポンプ側のメス側コネクタが同じモノだったんですケド

ROVER MINI Cooper の燃料ポンプ配線用デイトナ防水2極コネクタ


あとはエンジン側の”機械式燃料ポンプ”を取外して蓋をします
エンジン側の機械式燃料ポンプの取付部に紙を押しつけて、型を取ってなぞったものを鉄板に貼り付けます。あとは金鋸・ドリル・ヤスリを駆使して加工して、塗装して、ついでに同様にして作った型紙でガスケットも切り出して穴を塞いでおきます。

オールドミニクーパーの燃料ポンプ・ブラインドプラグ加工
クラシックミニクーパーの燃料ポンプ・ブラインドプラグ自作


ミニクーパーへ取り付けた国産流用の電磁式燃料ポンプの動作

今回取り付けた電磁式燃料ポンプは、ある程度の燃圧がかかると自動的に作動が止まってくれるので、始動の際は燃料ポンプのカチカチ音がが止まるまでイグニッション・オンで少々待って燃圧がかかった所でセルを回す感じ

ただし電磁式燃料ポンプはモノによって、常に動作し続けていて、音も大きいので注意が必要です。知り合いの大流量のレーシングタイプのはエンジンかかっていても聞こえるぐらいの音がします。
基本的に、レーシングタイプの電磁式燃料ポンプは音が大きいような?