欠品や、ほつれ等が無いかを確認して取り付けしてみる。
固定は純正のシートベルト固定ボルトを、シートベルトに付属してきたアイボルトに交換しています。


シートベルト固定用のアイボルトはインチネジなので、その辺のホームセンターには売っているものは使えません。
ま、知っている限り国産乗用車でもシートベルトの固定ボルトはミニと同じサイズのインチネジなのでクルマ用のシートベルト固定ネジ規格が有るようです?
取り付け完了。

そういえば、ちょっと前に円高の勢いでスパルコの4点式シートベルトを個人輸入しておいたのがあったな~と、思い出したのでミニクーパーに取付できるように準備しておきます。
でも常時取付する気はないので、どっちかーてーとフィッティング?
(街乗りは3点式をしていないとシートベルトをしていないと見なされて違反の切符切られるし。常時取付していても邪魔でしかなく~、変な折れ癖付いたり、日焼けで色が落ちたりすると、格好悪いので・・・。)
ちょっと高かったけどカム式。
付属の固定用のアイボルトは「UNF7/16-20」のインチネジ。
ミニクーパーの純正シートベルトの固定ボルトと同じ規格なので、純正ボルトを外してアイボルトと交換します。
ま、ミニクーパーが英国車だからインチネジなのではなく、国産車でもシートベルト固定のボルトはインチなので何か規格が有るっぽい?
EK9シビックタイプRのシートレールをブリットのローポジレールに交換したときに「変な細目のネジを使ってんな~」と、調べたので少なくともホンダ車も「UNF7/16-20」のようだ。
前側は3点式固定ボルトとそのまま交換。
そもそもの設計時点で決まったリヤシート固定穴が無く、テキトウに木ネジ2本で強引に穴あけて鉄板に固定する的な? まるで素人の日曜大工みたいな取付のリアシートは30秒でさくっと取り外し~。
(でも、元の穴に固定しようとすると取付は10分かかる。本国の人なら元の場所じゃないところに木ねじを強引にねじ込んで固定する???)
アンカーボルトを交換。後席の3点式シートベルト外側の固定部に入っているカラーが長くネジのかかり代が怖い~と、座金2枚に交換し、ネジのかかり代を確保。
いざと言う時にもげたら何のために4点式に交換したのやら!?
後部座席のアンカーボルトの交換終了
シートベルトの長さ調整をして、拘束状態でシフトレバーにも手が届くのでOKかなと。
シートベルトを取り付けると、後部座席の座面と干渉してが固定できないので4点式が必要な時は後部座席外すしか無さげ。
ま、元々4点式を付けっぱなしにするつもりは無いし。
今日から全席シートベルト着用義務化されましたね。
関連する動画を見つけたので下記にリンクを貼っておきます。
JAF のホームページにて
交通安全 後席シートベルト
後席シートベルト → ダウンロードコーナー
に、後席のシートベルト着用有り・無しでの50km/hでの衝突動画と、説明用リーフレットが見れます。
財団法人 全日本交通安全協会 のホームページでも
「時速100kmの衝撃~後部座席シートベルト非着用の危険~」
動画が見られます。免許更新の時に見るビデオのダイジェスト版的な?
どちらの動画も、追突車側がメインですが、シートベルトをしていない後席はもちろん危険ですが、後席の人のせいで前席が危険にさらされる事も分かると思います。
また、被追突側にならない為にも、
渋滞最後尾に着いた時は、ハザードを点けるなりなるべく気が付いてもらえるようにとか出来ることはしたほうがいいと思っています。
後続が居眠りや、よそ見ではどうしようも無いですが、人間の特性上止っているものの認識は遅いので少しでも早く気が付いてもらえれば、それだけ被害は少なくなるかと。
0.6Gで減速されると仮定して、1秒気が付くのが早まれば衝突速度が約20km/h低下するわけで・・・。
先日のミニクーパーの内装模様替えで、交換したシートベルトを捨てる前に分解します。
ごみ分別や、巻き取り装置の仕組みの勉強を兼ねて???
あくまでもミニクーパー純正シートベルトの分解なので、他の車はどうなってるか分かりません。
切り取ります。
ブラケットのエッジで、シートベルトにほつれが起こらないように、樹脂の部品を入れてありました。
DO NOT REMOVE
と、書いてありますが、分解します。ここのプラスねじは、英国車でよく使われるポジという規格のプラスねじです。
なんか嫌な予感が?
ぐわっつ
ゼンマイのこんがらがりを直すと、こんな形のバネでした。どんな巻き方になっていたかは不明です?
もう1つのシートベルトの巻き取り機構を分解する時に油断していたら、ゼンマイが飛び跳ねてメガネに当たりました
メガネしてなきゃ、目を怪我していたカモ?です。怖っつ・・・
バックルのカバーはつめで引っかかってるだけなので、つめを外して取り除くと、こんな感じです
JPDの勝手な想像による解説ですので間違っているかも?知れません。
これも勝手な想像による解説ですで間違っているかも?知れません
シートベルトのロック機構は、こんな仕組みになっているようです。
殻を取ったあとの写真です。殻は接着?してあったので無理やり割りました。
シートベルトバックルの仕組みはこんな感じでした
真ん中がロックピン?です。
ロックピンが外れてしまえば、バネで押されてリリースされます。
シートベルトの巻き取り機構は、思ったより凝った作りになっていて面白かったです。
後部座席をインジェクション クーパー用に交換したついでにシートベルトも、シートと同じ黒に交換しました。
最初はシートベルトの色替えのために、染めQしようと思ったんですが、シートベルトは特殊な編み方をして万が一の場合に伸びて衝撃を吸収するように作られているので、染めQすることに不安があったので中古のシートベルトに交換することにしました。
同様の理由で、事故車から転用するのはやめたほうがいいです。事故車のものは、繊維が伸びきっていたり、ロックが壊れていたりする可能性があるので万が一の場合に役に立たない場合が有るので怖いです。
ミニクーパーの前席シートベルトは、Bピラー、ドア下、リアサイドポケット中の3点で留まってます
作業がしやすいように助手席シートは外してしまいました
Bピラー下側の固定はは、そのままボルト頭が出ているので説明略
Bピラー上側の固定箇所は樹脂のカバーがかぶっています
写真の注記の所に有る爪2カ所で引っかかってるので、軽く外に開きながら引っ張ると、
シートベルトの固定ボルトが見えるようになります
フロアトンネル側のアンカーボルトも樹脂のカバーをかぶってます。
このシートベルト固定ボルトのカバーはかぶっているだけなので、引っ張れば簡単にとれます
シートベルト取り付けの際の注意
座席に座ってシートベルトを絞めた時にネジレた状態にならないように確認しながら取り付けましょう。ネジれたシートベルトをしても効果半減なので、非常に危険です。
リアのベルトは使わないから なんてテキトウな作業はやめましょう。もうじき後部座席のシートベルトも義務化されますし。
実際に、後部座席の方が危険なケースも多いそうです。
下側は、後部座席を外せばボルトが見えるので省略。
上側のアンカーボルトも樹脂カバーを被っているので、写真の矢印方向に軽く押して、
アンカーボルトカバーの上側を持ち上げて、今度は下方にスライドさせます
そうすると、リアシートベルト固定ボルトのカバーが外れます。
またシートベルトの取り付けは、捩れに注意して、取り付けと逆の手順で取り付けます
これで、リアシートベルトの交換は完了です。