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2009年5月16日土曜日

ミニクーパーの点火コイルを和光ミニブラックC-100GTに交換

ミニクーパーの点火コイルの交換をしました。

123イグニッションのフルトラデスビの仕様の関係から、一次側抵抗一Ω以上ということで予定どおり、
  WAKO イグニッションコイル ミニブラック C-100GT
を、購入しました。

和光閉磁式点火コイルC-1000GT

この和光ミニブラック C-100GT 点火コイルは、ミニクーパー専門店でも取り扱っているところがあるようです。

インジェクションミニクーパー純正の点火コイルとの比較ですが、閉磁式なので純正に比べかなり コンパクトです。形状が全く違うのでオリジナル派の人には耐え難い?
まぁ、うちの子はオーバークール対策でフル電動ファンに改造してあったり、オリジナルに拘る理由はとっくの昔に消滅しているので無問題。

インジェクションミニクーパー用点火コイルと和光ミニブラックC-1000GT比較


ミニクーパー純正の点火コイルブラケットに、ミニブラックC-1000GTを合わせてみると、案の定ミニクーパーにはいつもの事ながら穴位置があわない orz

ローバーミニクーパー純正点火コイルブラケットへWAKO閉磁式点火コイルC-100GT合わせ


WAKOの点火コイル側ブラケットに径8mmの穴を追加加工。これで、ようやく点火コイルを取り付けられます。

和光ミニブラックC1000-GT閉磁式点火コイルブラケットをミニクーパー用に改造


ミニクーパーに取り付けると、こんな感じ。本格的に走り出す前に、コイルの配線整理と、油圧計用の配管の見直しはやりたいところ。

ミニクーパーのエンジンルームにWAKOのSUPER Z COILを取り付け

今回は、123イグニッションのデスビを使用するのでバラスト抵抗は使いませんでした。

とりあえず暖機後の各種メーター値。とりあえずこんなこんなモンかなと?
でも、アイドリングの空燃比はもう少し濃い方がいいかも?

MINI Cooperアイドリング時の暫定セッティング

作動のおかしかった、排気温度計はメーターすぐ後ろのコネクターの接触不良で、一度抜いて挿したらとりあえず大丈夫みたい?

あとは連休前にリストにした細かい作業を片付ければレストア?終了?

2008年10月24日金曜日

ミニクーパーで使用した点火コイルいろいろ

ミニクーパーで使ったイグニッションコイルが色々出てきたので、イグニッションコイルの話でも

BOSCH製 UNI PARTイグニッションコイル

ミニ1000が手元に来たときに付いていたイグニッションコイルです。一般的なイグニッションコイルに比べ背が低いです。ミニクーパー純正補修部品の
 UNI PART
のシールが貼ってあるので、修理時に交換されたもののようです。

ローバーミニクーパーのUNI PARTイグニッションコイル


UNI PARTなのでLUCUSかと思いきや、BOSCH製でした。

ROVER MINI COOPER のBOSH製UNI PART イグニッションコイル


 USE ONLY WITH BALLASTED IGNITION
と書いて有る事から分かるとおり、バラスト抵抗が必須です。

ローバーミニのイグニッションコイルのシール


ちなみにバラスト抵抗とはこういうモノです。写真のものはMSD製のものダケド。

MSDバラスト抵抗


ただしミニクーパーの場合、コイルに接続されている純正イグニッション電源ラインは基本的に抵抗入りなので純正の配線を使う場合はバラスト抵抗が必要有りません。うちのミニクーパーの抵抗をテスターで計測したところ1.5~1.8オームぐらいでした。

ミニクーパーの点火コイル用RESISTEDイグニッション電源

MSDのバラスト抵抗の場合は0.8オームでミニクーパーの純正抵抗入り配線とは、値が違います。高性能イグニッションコイルに変更するのであれば配線を引き直してイグニッションコイルにあったバラスト抵抗を入れたほうが性能を発揮出来るのではないでしょうか?

でも、時々純正の抵抗入りの配線で高性能点火コイルを繋いでいるのに、更にバラスト抵抗を入れている人も?

LUCUS ゴールドスポーツコイル

ミニクーパーに限らず、英国車のチューニングでは定番のルーカススポーツコイルです。
BOSCH製UNI PART のイグニッションコイルから交換した時はハッキリと性能の違いが分かりました。MSDによるCDI化するまで数年間使用していたものです。

旧ミニで使っていたルーカス ゴールドスポーツコイル


このルーカススポーツコイルは新品で購入した物ですが、最初に端子を取り付けて締めようとしたところで樹脂の回り止め突起が欠けてしまいました。
その後に、インジェクションミニクーパー用に購入したルーカススポーツコイルは問題無かったので、製造時期等で樹脂が弱いものも有るかもしれません。

ROVER MINIのルーカススポーツコイル樹脂欠け


DUCELLIER製イグニッションコイル

93のインジェクションミニクーパーが手元に来たときに装着していた点火コイルです。

クラシックミニクーパーのDUCELLIER製点火コイル
ROVER MINIのDUCELLIER点火コイル

DUCELLIER製です。振ると中の絶縁オイルがパチャパチャ鳴ります。オイルの漏れ跡は無いのでそういうモノらしい?

DUCELLIERの点火コイルとか、デストリビューターとかいうとフランス車というイメージなんで、ミニクーパー純正では無いでしょう?

ルーカスのスポーツコイル(ゴールド)に交換しましたが、オイラには違いは分かりませんでした。

MSD BLASTER SS

123イグニッションデスビ + WAKOミニブラックC-100GT
に交換するまで使用していた、MSD製CDIで使っていた点火コイルです。
BLASTER SSは、MSDのCDI専用のイグニッションコイルの中で、一番小さいタイプです。

MINI COOPERに使用中のBLASTER SS点火コイル

2008年8月11日月曜日

ミニクーパーでダイレクトイグニッション用点火コイルを流用したセミトラ実験

ダイレクトイグニッション用点火コイルを流用したセミトラを作成したので、ミニクーパーで実験しました。

実は、ミニクーパー用に作ったのではなくホンダエコノパワー用ベースエンジンにポイント点火時代のスーパーカブのエンジンを使っているのですが、エンジンが手元に無いので取り付ける前にポイント点火のミニクーパーで作動確認をしておこうという算段です。

自作した”ポイント→点火コイル”のインターフェース回路です。イグナイター回路はコイル側に付いているので主な部品はトランジスタ1個と電圧レギュレーターに抵抗少々と簡単な回路です。最初の実験回路なので作動確認用にLEDとかスイッチとか作動に直接関係の無い部品も付いてますケド。

ミニクーパーで実験に使ったDIコイル流用のセミトラ回路


ダイレクトイグニッション用のイグナイター内蔵点火コイルを無理やりデスビに接続するため、昔作ったノロジーホットワイヤーもどき を犠牲にして力業でデスビに接続します。

ローバーミニクーパー用ノロジーホットワイヤーもどき


作動するのが分かればいいだけの実験なのでとりあえずザックリ繋ぎました。

ローバーミニクーパーで自作セミトラ作動確認


アイドリング実験したところ、アイドリング音がバラバラ言っていますが暖気が終わってないのでそんなもんです。問題無く作動しているようです。
ただし、この方式でミニクーパーの点火回路として実用に耐えるかというと?です。
この方式では点火コイルの仕事が4倍になるので、点火コイルの耐久性とか発熱とか高回転の失火等の問題が発生しそうです。