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2023年11月21日火曜日

知り合いから STACK ST868 というジャンク扱いのメーターを入手したのでバックアップ 電池を交換してほしいと言われて分解して見てみたものの・・・。

STACK ST868 というセンサー等無しでジャンク扱いのメーターを入手したので、ネットで情報収集していたところバックアップ電池の交換をしている動画を見つけるにつけ気になるので念の為バックアップ 電池を交換してほしいと言われたのだけれども、現状が良く分からないのでとりあえず分解
STACK ST878 SAAD正規品
STACK ST878 分解

分解していくと、 RAYOVAC FB1225H2 という黒くて四角いのが電池のようだ。
 RAYOVAC FB1225H2
調べるとバックアップ用途に向いた自己放電の少ない1次電池の模様。でも、製造中止になっているような雰囲気で、中華系の通販とかで新品が手に入らない事は無いかも?だけど、長期在庫か?コピーか?なリスク?

電圧を見ると3V 定格で2.92V 有り、電池メーカーの仕様書を見た限りは、まだ大丈夫なのでは?な電圧。
 RAYOVAC FB1225H2 電圧
電池を交換するにも4本足なので外すのがメンドクサク、電池の樹脂部分をぶっ壊すにしても、足のハンダを抜くなり、4本同時に溶かすなりした際の電池以外の部分を壊して・・・なリスクを考えると、致命的な不具合が無いなら触らぬナントカにカンとやら?で、しかも、動作不具合が有るなら考えるけど、電源線だけを12Vバッテリーに繋いでみた限りはバックアップ電池が切れると液晶に表示されるらしいInternalナンタラのエラーも表示されず動作の問題は無さそうで、センサー類を繋いで動かして不具合が出たときに電池交換作業のせいか?元々壊れていたのか?分からなくなるからなおさら、触らぬ・・・・・・。
本当に交換するなら*万はくれないと、これ以上は・・・と、元に戻す。

ついでに、配線が分からない?とかなんとかで、電源、水温ぐらいはついているラベルからなんとなくわかるとして?日本語の情報は?でも、本国なら情報が有るんじゃ?と、「STACK ST8」 ぐらいまで検索ワードを入れたところで、「stack ST8100 manual」 というワードをおすすめされ、 「stack ST8100 pdf」 で検索してみたところ、比較的近いST8100 (ST867) という古い型?機能違い?の英語マニュアルは見つかる。
ST868には無い配線が有ったりしたものの必要としている情報は事足りそう?

配線に書いてあったラベルの意味は、たぶん
 B+B- 電源
 AL  各種警報時に点灯するワーニングランプへの出力(ST533,ST536)
 SL シフトタイミングライトへの出力(ST534,ST537)
 NET 拡張機器への接続用?よくワカラン
 LAP ラップタイマーへの接続(Receiver:ST543,Beacom:ST544)
 ES エンジンスピード(タコメーター)
 A 加速度センサー(Gセンサー)への接続
 WL 車輪速度センサーへの接続(ST670)
 OP 油圧センサーへの接続(ST747)
 OT 油温センサーへの接続(ST760,ST761,ST763,ST764 ネジ規格違い)
 WT 水温センサーへの接続(ST760,ST761,ST763,ST764 ネジ規格違い)
機能はテキトーに感覚で読み取っただけ&センサーの型番はST867のものだから、間違っていてもシランケド

ついでに欠品だったセンサーを揃えたらいくらになるのかと、こういう系のパーツに強いデーモンツィークスで調べてみたところ、水温センサーが£58.41、 油圧センサーだけで£185.33とか?で、 最低限の油圧と水温のセンサーだけでも送料諸々考えると5万ぐらい(2023年11月20日頃のポンド相場)は、最低でも必要になりそうな?と、オイラの感覚の10倍に近い価格でビックリ。でも、本体の次に高そうなハーネスは付いていたのは幸いかなと、もし欠品だったら更なる高額出費が必須??? 使用している多ピンのコネクターがF1や戦闘機のような金額度外視な世界で使っているようなMIL規格なやつだからコネクター単体だけでもセンサー以上にビックリ価格確定な悪寒。

普通に単品のメーターそろえたほうが安くない?ま、そもそもこの系のメーター自体がかなり高いもんな~。

2022年2月25日金曜日

ステッピングモータータイプの60mm径タコメーターの部品を、故障した85mm径アナログタコメーターに移植修理する その2

ステッピングモータータイプの60mm径タコメーターの部品を、故障した85mm径アナログタコメーターに移植修理する その1
の続き

辻褄合わせの部品を作ったり、もともとの部品を加工して辻褄を合わせたり、チマチマと調整作業を繰り返し、概ね目途がたったもののバックライトが常時点灯で真っ白なのが格好悪い。針の代わりに綿棒の軸を仮付けして起動してみると。


昼行燈な針周辺の赤色LEDと、白色LEDを取り払って起動してみる

あえて高回転警告の赤色LED周りは残してやる

その代わりのバックライトは、イルミ連動にした電球色LEDをケース後方に向けて照射して間接照明的な軟らかいムラの少ない照明効果を狙う
バックライトのマウント基板作成ついでに、コンバート元のタコメーターとのフルスケール違いで1割ぐらい低く表示される問題への対応も考慮して、別プロジェクトで遊び中のパルスコンバーターの小型化が上手く出来たら搭載する用の余分な部品もつけておく

で、とりあえず一区切り。組み立て後のバックライト確認。
なんだか最近のスマホのカメラ性能が良すぎを超えて、勝手にいらない加工しすぎ問題のせいで、文字盤の明るさが5割増し&? 実物の文字盤はこんなにクリアに見えないんだけど?
文字盤の照明の色味も違っていて、白っぽく見るけど実際の色味は下側の台座を照らしている光の方が近い感じ

始動時のタコメーターの動きはこんな感じ

ひとっ走りしてタコメーターの動きを確認したけれどキレイに動く。赤色のLEDの点滅はわからないので残した意味がなかったなと?
あとは仕様上どうしようも無いのだけれども・・・。起動時にフルスケールをカチンと回し、1000回転分ぐらい刻みながら0まで下がるダサいオープニングさえ無くなればな~。起動時のゼロ点の確認は1000回転分ぐらいすーっと上がって、ゼロまですーっと下がるぐらいで十分でしょ?


あとは文字盤のスケール違いからくる約1割回転が低く指針される問題が解決すればホボ満足だから、実験中のパルスコンバーターを組み込むつもりでタコメーター信号について過去記事を確認すると、
 ミニクーパーの大森製電子式タコメーター針振れ対策フィルターが完成
ミニ側に取付してあるタコメーター用のフィルターから出ているパルスは5Vのパルスに改造してあるようだ?(上がミニから出ている元々のタコメーター信号波形で縦1マスが20V、下が自作フィルター後の波形で縦1マスが5V)
OLDミニクーパーの大森タコメーター用フィルター完成

このフィルターを作成した頃は点火系に123デスビを使用していたからタコメーター信号はイグニッションコイルからとっているのでノイズが乗っているのだけれども、今はアルドンのデスビ内蔵フルトラの出力を、MSD(CDI)に入れているという構成になっているので、そもそもフィルターが無くてもノイズがほとんど無い12Vパルス信号になっている気がしなくもない?

ま、フィルターを作成したのが12年以上前で回路自体の記憶も当時のメモも無く、どうなっているか微塵も覚えていないということもあり、マイコンに繋ぐ用にフィルターから出ている信号を12V→5V変換するのメンドクサイなと、思っていたものの不要かも?
今回、内蔵部品をコンバートしたタコメーターも、元々のドナータコメーターが4V~12Vでも動くことが分かっているので、マイコンの出力をそのまま入力できそうだ?

後日、念のためミニのフィルター後のパルス出力電圧だけ確認して5Vになっていれば、マイコンの入出力に念のため保護用抵抗1本ずつ追加するぐらいですみそうだ?

もともとArduinoで作っていたパルスコンバーターを、メーター内に入れるのにAttiny85というマイコンに移植して、ついでに変換割合を微調整出来るようにボリュームを追加してやる。
クロックの周波数が違うことに始まり、入力パルスを検知するしきい値がちがうらしく入力保護用に抵抗を入れると反応しない、とかとか・・・。ド嵌る。対策であとから部品を、切った張ったで付け足したのでグチャグチャになる。ATTINYなんて使わずに素直に外付けの変換回路で良かったかも?
6000rpm辺りから処理が追いついていないのか?50rpm弱ぐらいの振れで微妙に針がふらつく。ま、実用上分からない筈?

ついでにもともとは気筒数切り替えスイッチが付いていたところに別のスイッチを付けて、直結とパスルコンバータありを切り替えられるように変更する。

2022年2月19日土曜日

ステッピングモータータイプの60mm径タコメーターの部品を、故障した85mm径アナログタコメーターに移植修理する その1

先日、部品取り用に分解したタコメーターAUTOGAUGE 360TAの部品を移植する。

文字盤と、基板の取り付け穴の位置違いの辻褄を合わせるためにアルミ板の切れっ端から変換アダプターを自作する。

汎用のスペーサーを組み合わせて文字盤の位置の辻褄を合わせる。ムーブメントの軸径違いに対応するため針の穴を拡大加工して仮置。針の位置もいい感じ。
中身スカスカだなと
ここまで空間が空くと、ケースのショート加工もしたいところですが、とりあえず見送り。

ケースとの固定穴のピッチも違うので、ケース側に固定穴を追加加工

回転方向に少しズラした場所に穴をあける

ケースに元々空いていた穴のところに、気筒数調整用デジタルスイッチが来るようになる。ちゃんと動くか確認してから拡大するか? ま、使うことはないだろうけど。

ここまで来れば、なんとか形になりそうだ

針の塗装が痛んでいたので、塗装を剥がし、軸穴拡大時に手が滑って拡大してしまった中心穴は紫外線硬化樹脂で埋め塗装の準備

もとの塗装と同じアイボリーで再塗装

照明をどうするか?AutoageのLEDを使うか?元々の電球を使うか?新しく作り直すか?は、とりあえず動かしてから考えるとして
あとは、ケースの余分な穴を埋めたりと細々と・・・。

ま、文字盤のスケールの違いから表示が1割ぐらい低くなる問題もあるけど
文字盤作り直すか、電気的に誤魔化すか、どっちも面倒なので、1割の誤差と分かっている誤差は許容するのがベター?

その2に続く

2022年2月13日日曜日

故障したタコメーターにAUTOGAUGE 360TAタコメーターの内部部品を移植しようと考え分解してみる

やっぱり80mmのタコメーターがいいということで、故障したタコメーターにAUTOGAUGE 360TAタコメーターの部品を移植しようと考える。

記事以外にもメーターバラシしていたり慣れが出てきて、カシメ起こしスキルが明らかに上がっている感

正面カバーを分離

針がうまく取れず、機構を壊したくないので針を破壊。これでもとに戻せなくなる。

裏側。ステッパーモータータイプだから調整機構はないのか~

移植先のメーターと文字盤を比較
6600rpmで6000rpm表示になりそうだ。一度故障してDIY修理後も同じぐらいずれていたので許容?
前と違い、全体的に1割ぐらい低く出るようになるハズだけどアイドリングで100prmぐらいだから許容する?たぶん前より精度良かったり?

2022年2月12日土曜日

使用を諦めた激安タコメーターの内部回路を確認する

先日、中身を移植しようとして、針が戻らなくなる事から挫折したタコメーターの回路を確認してみる
 タコメーターのメーター機構の移植修理(失敗)

何個か値の不明な部品があったものの、基盤から回路図を起こすと
タコメーター回路図 BAK225
こんな感じ。

調べてみると。メインのICは、百隆电子(BOON Electronics)(ICF)というメーカーのBAK225という、用途はMotor Cycle Pointer Tachometer Drive Circuitなもので、製品ライナップにはデータ上何が違うか分からないCP1005というのもあるようだ。

メーカーのページらしきところで調べてもデータシートはなくて、参考回路と、電源電圧程度の情報しかないという・・・。

回路的には、ICメーカーの参考回路の電源回路を簡素化してあるのと、抵抗値とかが若干違うぐらいで動作に関連しそうな違いはなさそうで、ムーブメントが悪いのか?

2022年2月7日月曜日

ローバーミニにAUTOGAUGE 360TAタコメーターを仮付けする

52㎜とか60㎜のタコメーターなら5000円ぐらいで、ステッピングモータータイプのマトモそうなモノが購入できるのに、80㎜になったとたん2万円前後になる事もあり、とりあえずφ60のタコメーターを暫定で購入する。
AUTOGAUGE の 360TA を購入

ちゃんと調べないで購入したら、スモークタイプじゃん(罠)

貼り付け設置用のブラケットが付いているんだけど、ブラケットとマウント用のお椀の接続部分の隙間が大きくて、無理やりネジ締めろと?

JUNK箱から適当な平ワッシャー(下の2枚)を探してきて隙間に挟み込む

いい感じ?

配線を確認すると常時電源も必要なんだ?
常時電源とIGを分けた場合と、一緒にした場合で机上確認したら、常時電源とIGを分けるとIGのOFF後にバックライトとワーニングランプが数秒点灯して針が0に戻るという、余韻?動作が増えるだけ?のようだ。常時電源を引っ張てくるのがメンドクサイノデ一緒にする。
DIMMERの配線は、バックライトの明るさが変わるのかとも思ったのだけれども?良くわからなかった。

車体側につなぐのにギボシを付けたのだけど、細線の飛び出し量が少なくてギボシのスリーブを取り付けるのに苦労する。回転パルスは、昔作ったフィルターを通して突っ込んでやることにする。

径は実測59㎜ってところ

とりあえずコラムカバー上に暫定設置

久々に正確に動くタコメーターが付いた感じ (^^;
ちゃんと動くんだけど、メーターパネルを作り変えるとしても、タコメーターだけスモークなのもな~。

2022年1月27日木曜日

タコメーターのメーター機構の移植修理(失敗)

1年半ぐらい前に修理したタコメーターの不調が再発。
始動直後は動かず、メーター周りをたたいているとゆっくり針が上がり、一度動き時始めればそれっぽく針が動くのですがそんな状況なのであてにならん。たぶん樹脂部品の劣化が更に進行したんだろうと。

そこでdaxに付けようとアマゾンで1000円ぐらいで購入した中華タコメーターの内部部品を移植できそうだなと、思い立つ
このタコメーターはdaxに付けようと思い購入したもののdaxは信号が弱いのか安定しなくて、繋ぐ先を色々と変えて試してみたものの、動いたり動かなかったり、動いても回転数も合ってなさげみたいな?
その上、針の動きが遅くて4ミニには使えないかな~と、分解して改造しようかと考えてバラシタところで・・・。

左が今まで使っていたタコメーターで、右が中華タコメーター
スペーサー噛ませれば使えそうだなと、加工が簡単な木でいいやと

針の穴径も違うので拡大して、瞬間接着剤留め

機械的な加工はこれだけで、ほとんどボルトオン感覚。
回路は中華のものの改造が必要かと考えていたところ、机上で疑似パルスを入れて動かす分には改造しなくても調整範囲内で精度も悪くないようなので、そのまま使う。


パッと見改造しているようには見えない状態に組みあがりミニに取付したところアイドリングでの動作はOK。
走行してみたら、針の上りが遅い気はするけど許容。でも、下がりが許容できないぐらい遅い上に、3000prm辺りのところから中々針が降りてこず誤差以前の問題で回転数があてにならない。引っかかってるのかと電源を切れば0になるので電気的な問題がありそう。
上りが遅いのは機械的な問題が大きいと思われ、下がりが変なのは電気的な問題が大きそう?

もう一度分解して、針の動きが遅い機械的な問題は軸受けに塗ってあるダンピング用のダンパーオイルの抵抗が大きすぎるせいと思われ(軸にまとわりついているオイルが見えるかな~)
で、オイルを落としてやることで動きが早くはなったものの、高粘度のオイル向けのクリアランスのせいで軸のがガタが大きすぎて、ダメじゃんと。
回路も元々タコメーターについていた回路を使おうとすると基板が外付けになって・・・。

60mmとか、52mmならば4千円ぐらいからステッピングモーター式のそれなりの精度で動きそうなものがあるのに、80mmのタコメーターって高いんですよね。2万円ぐらいから〜みたいな?

2020年10月10日土曜日

分解修理したタコメーターを校正する

修理で外したタコメーターをミニに戻して走りながら動作確認をしようと思っていたら、台風接近で秋雨前線が活性化したとかで、屋根なし駐車場の外作業をする気にならないので、家の中でタコメーターの校正でもしておこうかと?
機械的な故障は修理したものの校正が問題で、3000rpmぐらいまでは空吹かしと実走で確認してそれっぽい感じになっていればいいかと思っていたものの、上の回転も見たいし擬似的に電気パルスを作って突っ込んでやるか〜と

パルス発生回路と言えは、タイマーICの555辺りで発振回路作るのか?と考えたとたんやる気が落ちる。なんせキット以外で、計算通りの周波数で作れた試しがなく意外と外付け部品が多い。少なくとも設計したパルスが出せるものを作るのに丸一日はかりそうだし、かと言ってこのためにキット買うのもな〜注文してたら作業できるの早くても来週にっちゃうし。

考えたらマイコンでLチカのLEDの代わりにタコメーター繋げばいけるんじゃね?と、パルス出すだけならデューティ比も周波数も自由度が高いし。マイコンとトランジスタに抵抗と電源用意したら、ワニグチクリップ繋ぐだけだからすぐできる。

マイコンはArduino Unoを使うことにして、プログラムするのもメンドくさいので、サンプルライブラリにある教本の一番最初にあるようなド定番プログラムのLチカ(blink)プログラムのdelayの値だけをひたすら書き換えては、コンパイル&転送で周波数を変えるという力技。周波数はオシロスコープで測って電卓計算みたいな? 
Arduino Blink Lチカ


4気筒だと、100Hzで3000rpmなので、1Hzあたり30rpmだから、オシロスコープで計測した周波数に30掛ければ回転数になる。
タコメーター校正回路


回路は、Arduinoから出力される5Vパルスを、デジタルトランジスタのDTC144 を経由し12Vパルスに変換してタコメーターへ
変換回路的には奥に見えるちっちゃくて白いブレットボードに載ってるトランジスタ1個と抵抗1個。接続も
DTC144のグランドは、マイコンのGNDと、12V電源のマイナス。
DTC144のINは、Lチカの標準プログラムのままならばマイコンからの出力はD13に出るのでそれを繋ぐ。
DTC144のOUTは、タコメーターの入力と、1kΩの抵抗を介して12Vのプラスへ
タコメーター校正 パルス変換接続


全体のバランスを見て妥協した感じの調整で、Hi 28ms、Low 2ms設定で、33.3Hzの1000rpm表示狙いで、針位置はちょっと30rpmぐらい低目。
タコメーター校正 333Hz 1000rpm
タコメーター校正 1000rpm


Hi 7ms、Low 1ms設定で、125Hzの3750rpm表示狙いで、針位置は50rpmぐらい高目。
タコメーター校正 3750rpm


Hi 4ms、Low 1ms設定で、200Hzの6000rpm表示狙いで、針位置は200rpm低目。
タコメーター校正 6000rpm


Hi 3ms、Low 1ms設定で、250Hzの7500rpm表示狙いで、針位置は600rpmぐらい低目。
タコメーター校正 7500rpm


6000rpmぐらいまでは誤差が±100rpmぐらいだけど、7500rpm相当の入力で6900rpmで、6000rpm以上の表示は誤差が極端に増えアテにならない感じ?
ま、うちのエンジンだと2速で回して6千回転台後半辺りまでが使える範囲みたいな感じなので、実用上はメーター読み6500rpm辺りを上限としておけば問題にならないかな〜。
ま、修理した時に鉄心とコイルの距離が変わっていそうだし、針を戻すリターンスプリングのコイルフォーマーも修理で分解した時に変形させてしまってテキトーに修正しただけだし、このぐらいはしょうがない???


スイッチやボリュームで周波数を変更できるものを作ってケースにでもいれればバエルのに、PC繋ぎっぱなしで動かせて、書換が早いのをいいことに、サンプルプログラムのまんま、ひたすら直接出力の時間を書き換えて目的達成。

Arduinoで何かを作ってもバラックで組んで用がすんだらバランバランになってものが残らない。

2020年10月7日水曜日

ミニクーパーの社外品タコメーターが壊れたので分解修理する

アイドリングでは問題なかったものの2000rpmぐらいから上になると針が引っかかり上がりにくく落ちなくなる。
ちょい転がし後エンジン切っても2200rpm? 何度か叩けば0になるけど

症状的に大昔のオオモリのタコメーターの故障と同じ、コイルフォーマー(針を戻すための蚊取線香状のスプリング)が壊れた?
購入から5年だし、しょうがない???

とりあえず中を見てからどうするか決めようと外してみる。ベゼルのカシメを見たら面倒くさいロールカシメじゃなく、爪3つで留まってるだけじゃん!! 急にやる気になる。


あっさりバラケル。



最初に疑ったコイルフォーマーは問題無さげなので、修理の難易度は一気に下る?

どっかが引っかかっていて針がスムーズに動かない。コイルと、磁石につながってる鉄板が干渉しているじゃん。

軸の隙間にマイナスドライバーを突っ込んでコイルが付いている樹脂部品をずらし隙間を確保。一体になっているコイルフォーマーの取り付け部も一緒にずれたので若干円錐状に変形した気がしなくもない? 一発勝負で微調整効かなかったし。


磁石とコイルの隙間が増えたら動く量が減るはずなので、基盤についていたボリュームで校正。点火パルスの周波数をオシロスコープで見て周波数を回転数に変換するの?面倒だし、校正用のパルス発生器を1度のためだけに作るところまではやる気ないし~と


とりあえずスピードモニターの回転数表示に合わせればいいじゃんと!!
予想通り低目に出たので調整して、2000rpmで100rpmまではずれていない感じ?

結局、治してしまった・・・。



回転が上がるほど表示が高目に出るので、コイルと鉄心の距離もっと開けないと駄目かな~と思っていたら、修理から2週間も経ってないのに3000rpmを超えたところで針が引っかかって戻らなくなる。

再度分解して中を見ると???

故障再発。根本原因確認せずにコイルの位置ずらしただけだったからな~。鉄心が傾いているようなので何故傾いたのかを探っていくと・・・。

樹脂部品の根元の辺りにクラック発見

これのせいで鉄心が傾いてコイルと接触したっぽい

更に分解


樹脂部品だけにしたところ、経年劣化で砕けた感じ?


クラックの補強はプラリペアかな~と思ったものの樹脂の材質がジュラコン(POM)っぽいので多分着かなさげ? 最近良く使ってる紫外線硬化樹脂で固める。

100均とかで手に入るアクセサリー用の紫外線硬化樹脂とは接着力が違うので、高価でも専用品を使ったほうが無難。
紫外線硬化樹脂も種類が色々とある上に、硬化に必要な紫外線の波長が短いものが多いので、紫外線LEDだと365~395nm程度と波長が長目なので硬化しないのとか、粘度がサラサラとかいろいろとあるので専用のパッケージ品以外の樹脂単品を購入するときは要注意。ま、大抵の場合晴天ならば太陽光に数分も当てれば固まるけど


組み立てて、元に戻す。コイルと鉄心の位置関係は、鉄心がコイルの中心ぐらいになる。
最後にベゼルを組み付けようとしたところ、何度も組バラししたせいで、爪が1つ折れてしまい、ハンダで固定。


感度の調整は、シリアルナンバーのシールの下に穴があって、そこから調整用の可変抵抗を回して調整できるようになっていることが分かったので調整のために分解する必要はない感じ?


3000rpm弱ぐらいまで見た感じ、1回目の修理の時ほどは回転が上がった時のズレは無いかもしれない?