ラベル スミス製センターメーター の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル スミス製センターメーター の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2023年5月20日土曜日

ミニクーパーの燃料メーター針位置調整計画 失敗

去年、燃料計が動かなくなり、センダー(センサー)断線だったため交換したのですが、それ以降針の位置がずれてしまい針の一番下まで未だあるのにガス欠で路上でエンコしたガス欠事件を起こす。その時は入ろうと思っていたガソリンスタン手前のあと2台分進んだらガソリンスタンドに入れるという位置だった事もあり、押しながらガソリンスタンドに入る事になった程度の小トラブルで済んだのですが、どうなってんだっけ?と、

そもそもが、燃料計は年代不明のJUNK品ニコイチで自家修理品だわ、メーターの基準電源になるボルテージスタビライザーはカンで仕様を決めてテキトウに作った自作品だわ、燃料計回りの仕様がバラン・バランなので、組み合わせ上の問題かもしれないし???


ガソリンが残っているとセンダーが取り外し出来ないので、ガス欠騒動後に確認しなきゃと思ってはいたものの、作業する時間はあるけどガソリンを入れたばかりで抜くのがメンドクサイ・・・。と早半年?1年?
ちょうど残りがガス欠した時よりちょっと上ぐらいの目盛りの状態で、ガソリンもほとんど残っていないだろうと、燃料ポンプが吸えなくなる寸前まで抜いてやる。

空状態でセンダーの抵抗値を測ると258Ωぐらい。

この時のメーターの位置がEまでには余裕があり、知らないとガス欠をやらかす???

センダーを外したところ、フロートがパンクしてんじゃんorz
UK製だからな~

穴を2個空けてガソリンを抜き、穴から水を満タンに入れてガソリンを洗い流してから、たぶん同じ素材の樹脂を熱盛り溶接?溶着?
一応水につけてしみ込まないかは確認しましたが、相手はガソリンだしな~ ダメだったら状況を見て対策は考え直す。

センサー部分を見たところ、可動範囲に余り余裕がなくアームの当たるストッパーの位置を調整しても抵抗値は280Ωがいいところで、それ以上は断線状態になる事からガタによるズレとかを考えると元ぐらいの最大値260Ωあたりで使うのがベター?

どのぐらいの抵抗値でメーターがEの目盛りより下がるかと確認したところ300Ωちょっと必要らしい?

電気的に誤魔化すしか無さそうだ。フル側が上がりきらなくなるかも?だけど、ガス欠よりマシなので、直列に47Ωの抵抗を追加してやれば良さげ。抵抗入りハーネスを自作する。

追加ハーネスに車体側の平端子に差し込んだところ緩すぎ!!
自作工具をカプラーに突っ込んで爪を寝かせ平端子を抜いてやる。接続部をちょいカシメてキツクしてやる

グランド側の端子も緩くて確認したところ端子が折れていた。気が付けば交換しているレベルだから相当前から折れていた模様?
端子的にはエーモンで言うところのスピーカー用端子の大きい方だったハズ?に交換

接続完了

ホボ空の位置の針位置がこの辺で

抜いたガソリン(約4L)給油後の針位置がこの辺になる。

約4L入った所で、目盛の左端と針の真ん中が重なった辺り。このぐらいでいいやと。


満タンにしたところ真ん中まですらいかず。
満タン時の針位置がズレる事自体は想定していたものの、さすがにこれは無いな~ と。んで、間に追加した抵抗を外すと今度は針がFを超え振り切れる。この時のセンダーの抵抗値は25Ωでした。(自分用メモにつき他のミニの値は同じでは無いと思われ?)

マイコン入れて変換かけるか~とか考えたものの??? 調べると、交換前の組み合わせでは低目に表示される傾向でだったこともありボルテージスタビライザーの電圧を10V以上に設定していたので満タン時に針が振り切れない電圧にボルテージスタビライザーを調整した上で、エンプティ付近の針位置合わせは物理的に針を曲げて位置をずらせばいいじゃんと!!

空の時と満タンの時のセンサーの抵抗値は分っているので、センサーの代わりの調整用ダミー抵抗を入れて位置を調整するダケの話だったと気がつく。アタマが固くなってんな~

2017年9月29日金曜日

ミニクーパーのスピードメーターの針振れが気になりだす

バイパスを巡航していたらセンターメーターの針振れが気になりだす。40mph表示ぐらいで±5mphぐらいのゆっくりな振れなので、ほとんど週末しか乗っていなかったし定速巡行になるような場所を走る事も少なかった事もあり、針の振れは気になっていなかったのですが、このところほぼ毎日乗っているせいで一度気になり始めたら毎回乗るたびに気になってしまう。ナンタラの法則? でも、
 うちのミニのスピードメーターの針がこんなに振れるはずがない!?
というわけで、いつから???と考えると、ファイナルギアのギア比変更のためエンジンの積み下ろしをした後からこんな感じだったような?

そう言えば、配線類はまとめなおしたものの、スピードメーターケーブルは組み付け時の出来なりホッタラカシのまま固定した記憶がない (^^;

エンジンルームを点検したところ、やっぱりスピードメーターケーブルは固定を忘れているし、しかもタコ足に当たりエンジンの揺れをモロに受けて振れるに決まっている!!

ま、当たり方の割には振れは少なかったけど・・・。熱で皮膜が溶けた orz

配策は、これで大丈夫でしょ

2014年8月3日日曜日

ミニクーパーのファイナルギヤレシオ変更に伴うULTRAスピードモニター・プラスの補正値再設定

ミニクーパーのファイナルギヤを交換したせいで、スピードメーターの補正が必要になる。
でも、センターメーターの設定を変更するのはメンドクサイので後付けしたスピードモニター・プラスの表示速度が正しければいいやと割り切って、GPS計測値と比較する。
オールドミニ GPS 速度計
現状は、GPSロガーの表示が60km/hの時に、センターメーターの表示が75~80km/h辺りな感じ?



永井電子のスピードモニター・プラスはJIS規格をベースにしているのでスピードメーターケーブルの回転数は
 60km/hの時に637rpm
という中途半端な規格がベースになっています。

でも、うちのミニクーパーのセンターメーターは
 60mile/hの時に1280rpm
という仕様。(オドメーター横に書いてある数字で、ミニクーパー用として売られているセンターメーターでも、メーターによって何種類か有ります。)
分かりやすいようにkm/hに換算し直しすと
 60km/hの時に800rpm
になり、JIS規格より高速な事が分かります。今までは、この差分の約25%速度が低く表示されるようにスピードモニター・プラス側を-25%辺りに設定して、ほぼGPS計測値に近い速度だったのですが、ファイナルギヤ交換と10インチタイヤ化のせいで、
 60km/hの時に1000rpmちょい
というさらにJISからかけ離れた値になってしまい、約-60%という設定をしないと辻褄が合わなくなりました。

しか〜し、スピードモニター・プラスの補正機能は±50%までしか対応しておらず、そのままではダメじゃん!!


そこで、ミニクーパーから出ている車速パルスが1回転2パルスのところを、1回転4パルス+20%ぐらいの設定で、スピードモニタープラスを騙くらかす事にする (^●^)


んで、久々の設定変更だったのでどうやるだっけ?と・・・。
 「mode」ボタン辺りを長押ししたら設定モードに入るように作ってるでしょ?
とテキトウに弄ったら設定変更できたので取説の発掘作業をする手間が省けるw

ローバーミニのスピードメーターワイヤー交換

ミニクーパーのインパネを自作インパネに交換したせいで、センターメーターで一般的な長さ66cmのものでは長さが全く足りず届かない〜 orz

3Dプリンターで自作したメーターケーブルアダプターを使ったりして無理矢理、純正の日本精機製2連メーター用のメーターケーブルを繋いだのですが、今度は長すぎて取り回しが悪くスピードメーターの表示が振れるル~ルル (^^;

長さ80cmのセンターメーター用ロングメーターケーブルを、b-wellさんから取り寄せる。英車汎用?
ローバーミニクーパー スピードメーターケーブル

14cm長くなったもののベルグヘッドにある既存の穴では長さが足りなくなるので、メーターケーブル用の穴を追加。
ROVER MINI Cooper スピードメーターケーブル取り回し
ミッション側は、外すものはエアクリーナーぐらいを外せばエンジンルーム上から手を突っ込んで余裕で交換できるので説明するまでもないでしょう?



試走しスピードメーターの振れが無くなったことを確認。
今回のエンジンチューニングと同時にファイナルギヤを3.21から3.76に交換してしまったのでメーター表示が高く出る事になります。
計算では18%ぐらい速度が高目に出るハズ?

改造前はGPSロガーでの計測速度とセンターメーターの表示速度がほぼ同じだったのですが・・・。
GPSロガーを貼り付けメーターのズレを確認してみると
オールドミニ GPS 速度計
GPSロガーの表示が60km/hで、センターメーターの表示が75~80km/hな感じ?
GPSの速度表示より、28%前後高目に出ている!? ギヤ比からの単純計算値と10%近く違うし・・・。

ま、タイヤも12インチの165-60R12から、10インチの165-70R10に交換して外径も変わっているからな~
色々と変わりすぎ (^ ^;


センターメーター自体は車検用のテキトウ距離積算計として放置する事にして、センターメーターからの車速パルスで動かしている永井電子スピードモニタープラスの補正係数を見直せば実用上は問題無いやと。

2013年9月8日日曜日

ミニクーパーのドリブンギヤ(SPEEDO DRIVE)

ミニクーパーのギアボックス側のスピードメーターケーブル取付部、固定が片持ちになっていて、面圧稼ぎで変形ワッシャーを追加なんて設計の無理投げやり加減。

ローバーミニクーパー ギアボックススピードメーターケーブル取付部

この無理矢理対策も効果有るのか?無いのか?この部分はオイル漏れが多く、汚れでデロンデロン・ドロンドロンになっている事が多いんだけど、素直に2点止めに改良出来なかったんですかね~

分解すると・・・。

ROVER MINI Cooper SPEEDO DRIVE COVER クラシックミニクーパードリブンギヤ


んで、ミニクーパーの場合ドリブンギヤ(SPEEDO DRIVE? SPEEDO PINION?)はファイナルギヤではなく、ファイナルギヤのピニオン側のサードモーションシャフトに繋がるので、スピードメーターケーブルの回転数はファイナルのギヤ比の影響を受けます。

オールドミニクーパードリブンギヤはサードモーションシャフトへ接続

そのためファイナルギヤを交換すると、ピニオンの回転数(スピードメーターケーブル回転数)に対するデフギヤ(タイヤ)の回転数の比率も変わるので、スピードメーター誤差は大きくなります。

知っている限り、ドリブンギヤのギヤ比はの選択肢は1種類?(未確認ですが3種類ぐらいある?)ので、ファイナルギヤや、タイヤの外径の調整はメーター側が行うのが通例らしい?
センターメーターの場合、オドメーターの右下の数字で表し、その数値は60mile/hのときのメーターケーブル回転数を表します。ま、古い英国車なのでJISとはかけ離れた値。(JISでは、60km/hの時のメーターケーブル回転数は637rpmと規定)

このメーターは「800」と書いてますが、今ミニクーパーに取り付けてあるメーターは「1280」と書いてありました。
(未確認ですが800と書いてるメーターは外周がキロ表示なので60km/h時のメーターケーブル回転数カモ? 800を1.6倍するとちょうど1280だし)

スミスセンターメーター 60mile/h時のスピードメーターケーブル回転数

ま、素性の分からない中古センターメーターの場合、メーター専門業者で改修して全く違う値になっていたりする事もあるので、付けてみるまで分からない事もよくあること。。。

2013年2月3日日曜日

ミニクーパーのスミス製センターメーター用スピードメーターケーブルアダプタ ー

スミスのセンターメーターと、ローバーミニ純正メーターケーブルに互換性が無いことは、先日の記事でまとめましたが、アダプターを新規作製すれば取付できそうなので、最近だいぶ普及してきた家庭用の3Dプリンターで試しにパーツを作ってみました。

ミニクーパーのセンターメーター用スピードメーターケーブルアダプター


うちの3Dプリンターは分解能が低く細かい造形は得意では無いので、ネジの部分はタップ加工と、外形をヤスリで修正。

3DプリンターThing-O-Maticの造形品のねじ穴タップ修正


こんな感じでスミスのセンターメーター裏に、自作したメーターケーブルアダプターを取付。

ローバーミニクーパーのセンターメーター裏面用ス
ROVER MINIのセンターメーター裏に自作スピードメーターケーブルアダプター取付

CADで、テキトーに3Dモデルを作ったので、計算ミスして3mmぐらい浮かせないとローバーミニ純正のメーターケーブルが固定出来なかった (^^;

使うとなると2,3改良したいところはありますが、今回は実験なので必要になったら熱収縮とかも考慮に入れたモデルを、ちゃんと作り直せばいいやと。

ミニクーパーのセンターメーター用にROVER MINI純正スピードメーターケーブル取付

アダプターを3mm浮かせ、メーターケーブルの合わせ面が3mmほど浮いたせいで、メーターケーブルのガタが大きいのでメーターケーブル側にもアダプターが要りそうな感じだけど、樹脂だと溶けるので真鍮あたり???


センターメーターにROVER MINI純正のスピードメーターケーブルを接続するための類似の市販パーツは無いようなのですが、アルミの削り出しで作ったりしたら専用のメーターケーブルが購入できてしまいそうだし?製品化する利点ないんだろうと


改良点を忘れないうちに、改良型のメーターケーブルアダプターを作ってみました。

センターメーター用の改良型スピードメーターケーブルアダプター

2013年1月27日日曜日

ローバーミニの純正スピードメーターと、スミス製センターメーターのメーター ケーブルを比較

ミニクーパーのスピードメーターケーブル比較。

とりあえず、説明の楽なミッション側から。

ローバーミニクーパーのスピードメーターケーブルミッション側

左がスミスのセンターメーター用。右がローバーミニ純正。
固定はミッション側に雄ねじの受けに締め込みます。固定用ナット部のローレット部の見た目がちょっと違いますが、ネジは一緒です。製造メーカー違いか分かりませんが、ローレット加工の形状は複数あるようです。

エンジン側のメーターケーブル取り出し口は、下の写真の真ん中のちょっと下ぐらいに見える白っぽい突起になります。エンジンルーム上側からだと、見えないし、手が入る人も居れば入らない人も居るぐらい狭い場所。
しかも、ほったらかしのミニクーパーの場合、写真のようにオイル漏れでギタギタに汚れている事が多いので、運良く上から手が入っても腕が真っ黒になる事も多いので他人のクルマだったら触りたくなかったり。

MINI Cooper A型エンジンスピードメーター接続口



気を取り直して、ここから本題。
スピードメーター側のケーブル形状の違いです。

ローバーミニの純正2連、3連メーターのスピードメーターケーブル取付部
左がスミスのセンターメーター用。右がローバーミニ1000純正。

ローバーミニ純正2連メーター裏側

写真のローバーミニ純正は89年式のミニ1000の2連メーターのものですが、ラストミニに至るインジェクションあたりの3連メーターでも同様のようです。
センターメーター用のケーブルは、メーターに差し込まれる四角くなっている部分は、樹脂のものやケーブル本体を削っているもの、抜け止めも樹脂や真鍮なもの色々ある???。

差し込み口の溝に、メーターケーブル側のロックが引っかかり固定される構造です

ROVER MINI純正スピードメーターケーブル固定

(メーター裏の電極に「TAナシ」と書いてあるのが見えますが、2連メーターなので「タコメーター無し」の意味らしい? イギリス車なのにニホンゴが書いてあるのは、純正メーターがNS製(Defiの日本精機)の日本製だから)

メーターケーブル固定状態。
白いプラスチックの部品が抜け止めになっていて、カチッっと言うところまで押し込めば、メーターケーブルが固定されます。

ローバーミニクーパー純正スピードメーターケーブル固定状態


メーターケーブルの取り外し方法は、白いプラスチック部品のギザギザが付いているローレット部を押すと、メーターケーブルを引っかけている突起がずれてケーブルを取り外し出来ます。

オールドミニの純正スピードメーターケーブル外し方




スミス製センターメーター用スピードメーターケーブルの取付部
ローバーミニ純正メーターと違い、ねじ込みの固定になります。
(このセンターメーターは、オリエンタル計器さんでキロ表示に改修したもののようでORIENTALのシールが貼ってありますが、スミスのセンターメーターです。)

オールドミニ用スミスセンターメーターのスピードメーター固定部


スミス製センターメーターにスピードメーターケーブルを固定した状態。

クラシックミニのスミスセンターメーターのスピードメーターケーブル固定状態

メーター単体時にメーターケーブルを差し込む場合はいいのですが、車載状態ではメーターケーブルの取り回しによって、固定ナットが回しにくくなり中途半端な固定状態になることがあるので要注意です。走行中にメーターケーブルが外れたり、スピードメーターケーブルが折れたりというトラブルの元になりやすい?

また、ド素人作業でセンターメーター取付すると
 センターメーターに交換したら針振れが酷い~
なんていうことが、あるようなのですが・・・。

ミニクーパーをセンターメーター化するとメーターケーブルがエンジンルーム側に貫通したところに狙ったようにキャブレターが鎮座しているので、
・メーターケーブルがキャブレターやエンジン本体と干渉し、エンジンの揺れをメーターケーブルが拾ってセンターメーターの針が振れまくるーーーー。
・エンジンルームが狭いので、取り回しがきつくメーターケーブルに無理な曲げをかけるとケーブルの回転抵抗で、センターメーターの針が振れまくるーーーー。
という感じ?

特に、純正のSUシングルキャブレターにラムフロー等のキャブレターの吸い込み口に直接取り付けるタイプのエアクリーナーなんて仕様にしているとスピードメーターケーブルとキャブがモロに干渉するので、メーターケーブルに無理な力がかかりつつ~~~、エンジンの揺れを拾うという最悪な状況になるので、メーターが針振れしないほうがおかしいぐらい。

・エアクリーナーを潰すか、純正エアクリーナーに戻す。
・メーターケーブルとキャブの干渉対策でSUツインキャブ化!! も、いいかも (^○^)

なので、エンジンミッション側のメーターケーブル差し込み口を出たらメーターケーブルが、
 エンジン周りのパーツに一切干渉しないように
  &
 メーターケーブルになるべく無理な曲げがかからないように
取り回しを見直すと、針振れ症状が改善される事が多いです。

また、経験上、長いスピードメーターケーブル(スミス製センターメーター用のスピードメーターケーブルは英車の汎用パーツのようで、色々な長さのものがあります。)や、ラリーコンピューターを取り付けるために分配器やセンサーを間に入れたものも、スピードメーターの針が振れやすいです。

見たこと無いケド、中古のジャンク品メーターなんかだと、メーターの中のダンパーグリスがへたっている事もある??? (スピードメーターの針振れの原因として書いてある事が多いから、一応書いておく。)



駄話:スミス製センターメーター用にローバーミニ純正スピードメーターケーブルを取付してみる
メーターケーブルの先端部分の四角形状、サイズは互換性有りです。
左がローバーミニ純正。右がスミスのセンターメーター用。

スミス製センターメーター用メーターケーブルとローバーミニ用スピードメーターケーブルの比較


スミス製のセンターに、無理矢理ローバーミニ純正ケーブルを差し込んでみると・・・

スミス製センターメーターにROVER MINI Cooper用スピードメーターケーブルを差し込むと

一応、ケーブル自体は差し込み出来て、メーターは動きますが、ケーブルの固定が全く出来ません。。。


対策パーツとして、スピードメーターケーブル変換アダプターをワンオフする方法も?

2011年2月11日金曜日

ミニクーパーのスミス製センターメーター用の電子式ボルテージスタビライザーを自作

ミニクーパーのスミス製センターメーターで、燃料計等の電圧安定化に使われているボルテージスタビライザーですが、中古センターメーターに付いていたボルテージスタビライザーで見るからにボロく、すぐに壊れるだろうと待っていたのですが、何年たってもなかなか壊れてくれないので、電子式に改造してやる~~~と、意味不明!?
 *ボルテージスタビライザーとは、燃料計がイグニッション電源の電圧変動で変動すると困るので、ちょっと低い電圧(9V ?10V?ぐらい?)を安定化?して送る電装部品。

機械式ボルテージスタビライザーの出力電圧波形については一部以前記事とかぶりますが、Picoscope2014というUSBオシロスコープでボルテージスタビライザーの出力電圧波形を確認すると

クラシックミニクーパーのルーカスボルテージスタビライザー波形

こんな感じなので、アナログテスターで電圧を測ろうとすると針がフラフラ、デジタルテスターでは表示電圧が12V、0Vと出たり消えたり等不安定(テスターのサンプリング周波数による)なので、
 ボルテージスタビライザーが壊れている!!
なんて言い出す、壊れているのはミニではなく貴方です!!と、絶対にかかわりたくない頭の逝っている人が居たりしますが、機械式レギレーターの出力なので、この波形が正常なんだけど?

この電子式ボルテージスタビライザー化改造した際に設定電圧がズレると、燃料計の針位置が替わってしまい、給油タイミングが分からなくなるので改造前の燃料計の針の位置を確認しておく。
燃料計の針の動きは、オシロスコープで計測した電圧波形過敏に反応しないように遅いためイグニッション電源を入れて数分ぐらい待ち・・・。針はこの位置で安定した感じ。

ローバーミニ用スミス製センターメーターの燃料計


ボルテージスタビライザーは9Vぐらいにしているというウワサですが、調べてもルーカスのボルテージスタビライザーの出力電圧について考えている人が見当たらず、よく分からないので念のため昔実験用に作成した可変電圧回路を繋いで何ボルトが正しいのか確認しておく。(10Vらしい?)

ミニクーパー用スミス製センターメーター用可変電圧ボルテージスタビライザーPQ20RX11

ちなみに
 SHARP PQ20RX11
という低損失型の可変電圧レギュレーターを使った実験用回路です。回路はデータシートのR2を5kΩの可変抵抗にしたダケというテキトー可変電圧回路。
12Vから9V前後の電圧を作るのならば低損失型レギュレーターを使う必要は無いので、PQ20RX11データシート見ても使い方が分からない場合は、作例の沢山有る超定番LM317あたりのほうが無難です。
(3端子レギレーターが動作するのに2~3V必要で、必要な電圧が10Vだとすると、車側はエンジンがかれば13V前後のIG電圧があるはずで、電流も少ないし一般的な3端子レギレーターでも問題ないかと?)


ミニクーパーのセンターメーターを外して燃料計の指示位置を確認中。

ROVER MINI VOLTAGE Stabilizer実験


とりあえず9.6V出力で、燃料計の針はちょっと低いかな~感じ。10Vぐらいまで上げるか迷ったケド?

MINI Cooperのセンターメーターの燃料計指示値確認


そのまま可変レギュレーターで作っても良かったのですが、振動の大きいミニクーパー車載後の信頼性考えるとシンプルなほうがいいので固定で作りなおすことにして、電子パーツの調達しないとな~。



ミニクーパーのスミス製センターメーター用の電子式ボルテージスタビライザーを自作 前編 の続き

ミニクーパーのスミスセンターメーター用電子式ボルテージスタビライザーが完成しました。
 思ったより時間がかかったのは、ケースをどうするかに悩んだトカ?
 ダッシュボード周りバラしたら別の作業も始めてしまったトカ?

ミニクーパーの自作対策パーツを名乗るからには、取り付けの互換性、小型化へ無駄にこだわる。

ミニクーパー用スミスセンターメーター用自作電子式ボルテージスタビライザー
MINI Cooper用S.Smith&CMSメーター用ボルテージレギュレーターと取り付け互換

ケースは、いつもの材料・素材販売店(百均ともいふ)で入手。6cmで十分なのに1mもあるのが微妙。別記事で使おう!?

自作の電子式ボルテージスタビライザーの中身は、無駄に表面実装 (^◯^)

ローバーミニ用スミスセンターメーター用電子式ボルテージレギュレーターの中身

回路的には、
 AZ1117H-ADJ
という可変電圧型の3端子レギュレーターで、データシートの回路そのまま。抵抗値を
 R1 120Ω
 R2 820Ω
で、抵抗入手の関係で前回想定の9.6Vではなく、9.8Vになりました。実測9.79Vだったので計算通り。

回路図は、データシートそのまんま、だから省略 (^●^)


だだし、スミスのセンターメーター用の機械式ボルテージスタビライザーは、ルーカス製なのでバラツキが大きく、オイラと同じ電圧設定で作ると燃料残量が多めに表示される可能性もあります。 機械式ボルテージスタビライザーの制御電圧は9Vぐらいという噂?(後日、調べたら10Vのようだ。)

工作が出来たのでセンターメーター裏にケースを仮付してみる。計算通りの収まり。

ローバーミニクーパーの自作ボルテージスタビライザー取り付け中


3週間近くミニクーパーを動かさないでいたら、バッテリー上がりしてしまったので充電する間に、別電源でボルテージスタビライザーの動作確認。

クラシックミニクーパー用DIY電子式ボルテージスタビライザー実験中


燃料計の指示値が改造前より、ちょっと低くなったような?

オールドミニの自作電子式ボルテージスタビライザー取付後の燃料指示値

でも、
 このあとリビア情勢etcでガソリン値上がりしそうだし~早めに給油しておこう!!
と???給油に行ったら、この指示位置で22Lぐらいだったのでいいところかな~?


駄話
 ちなみに今回使用した、自作電子式ボルテージスタビライザーのケース!?

ROVER MINI用DIYボルテージスタビライザーのケース