停車中も出続けていて、この量からするとラジエターキャップ横のドレインホースからではなく、どこかしらから冷却水漏れが発生していると思われる
部位的にウォーターポンプが壊れている可能性が高そうなので、冷却水漏れの定番箇所、ウォーターポンプ軸受け部下側のドレインホールにティッシュを押し当ててみると
緑色の液体が付着しクーラントが排出されていた形跡あり 原因はウォーターポンプのドレインホールからのクーラント漏れという事で間違いなさそうだけど、冷却水量さえ確認していれば致命傷になる故障では無さそうだからキッチンペーパーでも巻き付けてダメ確認するかな~
ま、ウォーターポンプのシール劣化だとしても過去記事を確認すると前回のウォーターポンプ交換が2017年10月だから7年半ぐらい経過しているのでしょがない?
現状漏れはひどくなく、シールゴムが熱で柔らかくなるせいか?膨張してクリアランスが詰まるせいか?今のところはエンジンが温まれば収まるようなので暖かくなるまで週1ぐらいでラジエターキャップを空けて点検して補充で様子見かな~
寒波が来ている最中に暖房の効かないガレージで、クーラント抜いて~水路に水流して綺麗にして~こぼしたら簡単に乾かなくて下手すりゃ凍結・・・ 水回りの修理作業なんかしたくないもの
ダメ確のためキッチンペーパーをウォーターポンプの下に置いて見たところ、ウォーターポンプ周辺からの冷却水漏れなのは確かなようだけど、ドレインホールからの冷却水漏れではない感じ?
確かにドレインホールから全く出ていないわけでは無いものの許容範囲内と思われる
次に考えられるのがガスケット抜けなのだけれども、大した圧力がかかるわけじゃないのに、抜ける?
で、なぜかエンジン後ろ側のウォーターポンプ固定ボルトが錆び、ハウジングが微妙に緑色でクーラントが乾いた跡?
確認のためファンベルトを外して、ウォーターポンププーリーをずらして確認してみると タイミングカバーに冷却水の流れた痕が!!ドレイホール直下より後ろが漏れの上流のようだから、ウォーターポンプ自体は問題無さげ
上流を確認するとアッパーホース下のウォーターポンプ固定ボルトが湿り、錆び、雫が溜まる 冷却水漏れの発生個所が、ホース側ならばホース周辺から滴るだろうし、シリンダーヘッドガスケットからの冷却水漏れならばブロックを伝ってタイミングカバーガスケット側の溝の上を・・・かと言って上から流れてきている形跡も無いとなると考えられるのはこの固定ボルトの座面から染み出している感じ?
確かに、このボルト穴は水路に貫通していて、冷却水が入っている状態でボルトを緩めたりすると漏れてくるような場所だったハズだから、ボルトが緩んだりすれば水漏れを起こす事は考えられる
というわけで、ボルトが緩んでいるのか?と念のため締めてみるも、締め忘れでもない限り、こんなところが緩んでいるわけは無く、無理やり手感限界まで増し締めしても1/8回転まで回せたか?どうか?の暫定対処
週末にでもホームセンターか、アストロプロダクツで銅ワッシャーを探して調達してこよう
ついでに、ファンベルトもそろそろ摩耗限界な感じで、どうせならば無理やり取り付けした軽自動車用オルタネーターのベルトテンション調整部が上下逆になっているのも見直したいし、そうなるとファンベルト長も変わりそうだし?
ウォーターポンプ固定ボルトの増し締めは効果が有ったようで受け皿には冷却水漏れの形跡無く、漏れが止まったかと思いつつ念のため疑わしい固定ボルト付近を確認したところ改善はしたもののボルト頭の下側が湿り加減で、タイミングカバー上にも冷却水の流れた跡が見つかり受皿に落ちる前に消える程度の微小なもれのまま
シール用ワッシャーを購入するためにホームセンターに行ったところ銅ワッシャーはあったものの電工用で固さとか厚さとかシールに使うには?で、アストロプロダクツで呼び8mm(ボルト径5/16"で約8mmだから誤差範囲)のシール用の銅ワッシャーを購入してくる
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シール用のモノのハズだからそのまま使っても問題ないとは思いつつ、念のため250℃で焼きなまし (銅の焼きなましについて、念の為に調べ直してみると温度、時間等について諸説あり、とりあえず180~400℃ぐらいで加熱して冷やせばいいらしい? ま、テキトウにバーナー赤く色が変わるまで炙ってから水かけて急冷しても柔らかくはなるから諸説が??? 銅は鋼の焼き入れみたいな事をしても合金銅じゃない限り焼き入れされる事はないからテキトー作業でもそれなりに?)
とりあえず4本有るウォーターポンプの固定ボルトを1本ずつ抜いて、水付き、錆びなんかを確認してワイヤーブラシ等で綺麗にして、銅ワッシャーを追加しつつ仮締めしておく
水が滴っていたラジエターホースに近い下側の固定ボルトは、サーモスタッドの固定ボルトみたいに錆びだらけの状態になっているかと思いきや水に浸かっていたようなが形跡が無くそれなりに綺麗で、不具合原因の推測外れ? 銅ワッシャー入れなくていいか?と思いつつ念のため入れておく
本締め後に、滲みが出てきてないか確認を済ませて周りをもとに戻す これで水漏れが止まらなければ、ウォーターポンプガスケットの交換???
数日様子見してオイル受け皿にクーラントが溜まっていることは無くなり、タイミングカバーへの痕も見られ無いので、冷却水漏れの不具合は完治したようだ
ウォーターポンプの固定ボルトの座面から漏れるなんて知らないとウォーターポンプの故障と思い込んで交換してしまうかも? 7年前に冷却水漏れで交換したウォーターポンプも同じ不具合で本体の交換は不要だった可能性???
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