ラベル オーバークール、オーバーヒート、冷却系 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル オーバークール、オーバーヒート、冷却系 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2020年11月22日日曜日

知り合いのインジェクションミニのラジエターファンブレードが砕け散る

ステアリングラック交換修理が終わったとのことでMINIを引取に行ったところ、水温が下がらないと知り合いのインジェクションミニが来る。

ファンブレードが見事に砕け散ってる (・_・)

インジェクション車なので電動ファンも付いていて、無理しなかったので、大事にはならなったみたいですが・・・。
黄色い樹脂のファンブレードは、徐々に反ってくるので、反ったブレードの先っちょが周りに当たって削れ始める前に諦めて交換しておけばいいようですが、交換が大変なので後回しにしていると、こうなることがあるとかなんとか?
純正の電動ファンは、ラジエターとファンの間に隙間があちこちにありすぎて無いよりマシ程度にしかなっていないという??? ちゃんと、シュラウド作って社外の電動ファンに交換してしまったほうがいいような?黄色いの要らなくなるし。


今度はBMWの745?がやってきたので聞くと冷却水が減るとかなんとかで、リザーバータンク?周りに乾いた冷却水跡が酷くて、注入時にこぼしたのか?漏れたのか?よくわからん。 水を足したら2Lぐらい入る。水で汚れを流してキレイにして、アイドリングで観察・・・。
キャップ周りで微妙にじみ?でも、2時間弱街乗りして2L減るレベルの漏れじゃないし??? と、見ていたら・・・。

タンク下から小便小僧?が出現!?

吹き出しの元を確認すると樹脂タンクにクラックが入ってクーラントが滲んでいる。温度が上がって圧がかかるとピューっと吹き出し、冷えて圧が下がると止まるの繰り返し。

ま、BMWだもの・・・。

2020年9月15日火曜日

ミニクーパーのプチ整備と、ウェーバーキャブレターのベンチュリー交換とエマルジョンチューブ交換

ちょっとは涼しくなったような?と、WEBERキャブレターのベンチュリー交換ついでにプチ点検。
直射日光にさらされた状態は暑かったらしく、動かしていないのに水温40℃超え?


真夏の間乗りっぱなしだったせいか、冷却水不足が発覚。


減った分を足しておく


数ヶ月前から気になっていたETCアンテナの両面テープ剥がれを治す。コラムカバー内蔵にする元気がなかったり。


プラグギャップを広げるのがめんどくさくて減った中古プラグばかり使っていたんですが、気まぐれで購入してあった新品点火プラグに交換。NGKのBPR6EYのプラグギャップを1.5mmに広げておく。


ようやく本題のウェーバーキャブレターのベンチュリー交換に入る。


しばらくΦ30のベンチュリーでいじっていたのだけれども、1500~2500prmあたりの空燃比希薄化によるトルクの落ち込みを誤魔化すのにアイドルジェットと、ポンプジェットを変えたりして色々と試して良くはなったものの、ミニで使わないような番手になり弊害でその上が濃くなりすぎたり。アクセル開度がちょっと増えるとトルクの落ち込みが出て、結局ベンチュリーが大きすぎかも?と。
ベンチュリーをΦ28にする。機会があれば28~30の間を試してみたいなと???


各ジェットも見直して、エマルジョンチューブをF15に変更。F15は40DCOEで標準的なF11からエマルジョンチューブの油面に沈む中間部分の胴に開いてる穴をなくした以外は一緒なので、F11に近い感じで、エマルジョンチューブの作動域の低回転側でF11より薄くなる?
 IV 3.5
 OV 28
 PJ 42 相当
 IJ 55F11
 ET F15
 MJ 135
 AJ 220


ちょっと買い出しがてら近所をひとっ走りした後のプラグの焼け

悪くはないようだけど、フィール的にはアイドルジェットを 55F8 に上げたいかな~。
3000rpm以上のパーシャルは見えれていないので、とりあえず様子見かなと。

2019年5月18日土曜日

全塗装したミニクーパーを組み立てよう!でも、その前にラジエターのフィンを修正する

ミニクーパーの組み立て前に家でできる作業はなるべくやっておこうと
摩耗したフェンベルト交換等々の作業時に、ちょっと横着したせいで潰しまくった、ラジエターのフィンを起こしておく。

ピンセットで起こすのは数が多いと大変だし、潰れの強いものは起こすの難しいし、ピンセットを加工して専用工具を何個か自作してみたもののイマイチで・・・。なんかいいものが無いかと探していたら、検電用のテスターのプローブが、長さといい、太さといい、先っちょのトンガリといい、リード線が若干邪魔な以外はいい感じなのを発見し大幅に作業が捗る。

倒れたフィンをひたすら起こし、波打ったものはピンセットで挟んで修正、切れてブラブラになったフィンをむしったり、チマチマと修正作業に3時間ぐらいかかり、だいたいのところで妥協。

風呂場に移動してフィンに詰まった汚れを洗い流し、塗装。

潰さないように気をつけよう。

2018年4月24日火曜日

ミニクーパーのラジエターキャップに水温計を付ける

今使用しているラジエターキャップも12年ぐらいは使っているので、そろそろ交換してもいいかなと考えつつ・・・。
 ミニで使っているサイズのラジエターキャップって最近見かけないんだよな~
と、探していたら結局大陸系の通販サイトに行き当たり・・・。
温度計の付いたラジエターキャップが送料込み1200円弱だったので、互換性もちゃんと確認しないで個人輸入してしまう (^^;


今使っているラジエターキャップも純正じゃない上に、そもそもミニとは関係ない国産車用だったり


国産車用のラジエターキャップとの互換性は問題なさそうだ。ま、ミニの純正品との互換が有るのかは比べられないのでシランケド(^●^)


温度計の向きは自由に回せるので、見やすいように調整。


電子式の水温計が85℃表記の時、ラジエターキャップが80℃弱。誤差?

実用上問題ないからこれでいいことにする。

2017年10月2日月曜日

ミニクーパーがオーバーヒートしたわけではないのに朝からクーラントを大量に撒き散らす

朝、走り始めて少ししたところからなんかクーンラントみたいな匂いがするような?
と、住処の近くのコンビニの駐車場に滑り込む。

とりあえずコーヒーでも買ってから点検するか~と思いつつ、ミニから降りたところで近くにクルマを止めていた人から
 冷却水みたいなのが下に垂れてるよ
と!?
ミニの下を覗いらラジエターホースを果物ナイフあたりで刺したんじゃないか?ぐらいの漏れっぷりであっという間にミニの下から冷却水がはみ出す (・_・)

コーヒーどころではなく、ボンネットを開けて見てみると、、、 、、ヘッドガスケットが抜けたか、ウォーターポンプあたり?


とりあえず、積んであった補充用のクーラントを1Lほど足してラジエターキャップを閉めたら漏れの勢いがUP
コーヒーどころではなく、住処まで数百メートルしか無いからとりあえず住処までは持つでしょ???
と、バックミラーを気にしつつ走り出したら200mぐらいで漏れが止まる。漏れが止まったというよりも、漏れるものが無くなった!? 80℃ぐらいだった水温が徐々に上がり始め、100℃を超える前に住処に到着。
200m/Lなんて、水を足しながら修理に持っていくなんて無理じゃん。って、ミニが壊れて会社に行けません・・・。って、有給かぁ。。 。。。


ほぼウォーターポンプで確定というわけで、いつもお世話になっているショップさんにウィーターポンプの在庫を確認。パーツが有ったので、今日中に修理できそうだとの皮算用でウィーターポンプを取り外す。


下側の穴から漏れていたっぽい?

運悪く、もう一台のクルマもフェンダー凹み修理なのに20世紀の国産車にありがちな部品入手難で長期入院中。残された移動手段は交通手段が電車+徒歩しか無く、往復2時間弱かけて部品を入手。

ウォーターポンプは、オーバーヒート対策で1300用のバイパス無し。1000だけど・・・。



購入してきたウィーターポンプを仮組みしてみたところシリンダーヘッドと干渉しているし・・・。

ま、専用部品だからと言ってそのまま付かないなんてミニではよくあること (^●^)

干渉部分をヤスリで追加工して合わせる。


こんなもんでしょ?

って、エンジンをいじった時に、998のブロックに1275用のシリンダーヘッドを組み合わせからウィーターポンプからシリンダーヘッドまでの距離が短くなっているせい???だろ!!
たぶん???オイラのせい (^^;

ウィーターポンプにプーリーを取り付けようとしたらネジ穴探しに苦労する。位置的に直視で位置合わせ出来ないし、と、車載の穴広げに使うリーマーのテーパーがネジ穴を探るのにいい感じで助かる。


ラジエター周りを外したついでに、ラジエターファンシュラウドの形状を見直し整備性を向上させる。

冷却水を足す準備を始めたところで雨が降り出し、雨の中動作確認がてら買い出ししながら水温etcを確認しつつ走り回った感じでは、漏れや冷却性の悪化はなさ気?

2015年12月6日日曜日

ミニクーパーのラジエターファン作動不良修理

12月で外気温が10℃ぐらいしか無いのに、コンビニの駐車場に入って止まった瞬間、エンジンルームの左前から大量の蒸気が上がりプシュー
と、蒸気機関車になる (*_*)

どう見ても水温は120℃近くなっているのに電動ラジエターファンが回ってない・・・。

オーバークール対策で純正のラジファンを取っ払って、電動ファンだけにしてあるので電動ファンが動かなくなった状態で走行風もなくなると、オーバーヒートするわけで・・・。

トラブルの原因を確認しようと、ファン周りの配線を引っ張っていたらラジエターファンが回り出したのでどっかで接触不良しているっぽい?
水温も下がったところで水温計に気を遣いながら帰宅。

確認していると電動ファン用に追加したフューズの接触不良の模様で・・・。


このフューズホルダー実は中身は接触不良で悪名高い、被服に傷を付けて電源を分岐したりするワンタッチコネクター?ワンタッチカプラー?と同様の構造なので、接触不良を起こしやすい?

って、10年ぐらい何ともなかったような?気がしなくも?無い?

フューズを取っ払うか?とも考えたのですが、バッテリー直結の配線なので、配線を半田固定。


しばらく水温に気をつけて、様子見することにする。

2015年8月21日金曜日

35℃を超えた真夏の真っ昼間に走行直後のミニクーパーをサーモグラフィーで見てみよう

とある外気温が35℃超えた真夏の真っ昼間に走行直後のミニクーパーを、おもちゃサーモグラフィー撮影してみる。

撮影に使ったサーモグラフィはスマホに取り付けて使うホビー向けのおもちゃなので、温度表示のポインターの位置が、実際に温度の高い部分・低い部分とずれまくっていたり、解像度が低いとか、温度の絶対精度は???だったり。
また、サーモグラフィやサーモパイルで計測される温度は、素材によって違う放射率を考量し、放射率補正をかけないと正確な温度表示にはならないので、放射温度計の温度表示は元々ザックリなモンなのですけとね。

ま、エンジンルームの熱の分布がどうなっているか?等の傾向はみれると思うので熱対策の参考に出来るかも???


車体自体は走行風で冷えていますが、ラジエターある車体左側のエンジンルーム~フェンダーが熱い。左のフェンダーに排熱穴を空けたくなる感じ?




2015年8月2日日曜日

ミニクーパーの冷却水(LLC,クーラント)交換

昨日、ラジエターキャップを外したらクーラントがなぜか変質して鉄臭い茶色い錆び水になっているのを発見してしまったので、LLC交換しなきゃ駄目かなと考える。でも、

ミニクーパーのクーラント交換はドレインが無いので、メンドクサイ、めんどくさい、面倒くさい、メンドクサイ、めんどくさい、面倒くさい、メンドクサイ、めんどくさい、面倒くさい・・・。

と、

いっぱい書いたところで、そういえば去年交換した強化ラジエターにはドレインが付いていた事を思い出す。

全然、楽だし、水遊びで暑さ対策にもなるし?とっとと、作業してしまおう。


洗浄しやすいようにサーモスタッドのハウジングを外したついでにサーモスタッドを確認したら、82℃品だった?

88℃だと思っていたのですが・・・。だったら80℃周辺で水温キープされるのは正常。

大量の風呂の残り水を流して、人もエンジンルームも水でずぶ濡れになる。

朝から30℃近いし問題なし。

オイラは気にせず、ザバザバ水をかけますが、まねしてエンジンの調子が悪くなっても知りません。


作業中に、近所ホームセンターで買い出し。普通の緑のクーラント。



全部エンジンに入れて、水で薄めれば凍結温度-20~-30℃ぐらいですかね?

ただたんに余らせると邪魔くさいというだけ。冷却性能ダケ考えれば薄いほうがいいんだけど???

サーモスタッドのガスケットは、購入するのがメンドクサイのでいつもの自作。



ヒーターも回して、電動ファン2回作動でテキトウな水量のところでLLC交換作業終了

2015年8月1日土曜日

ミニクーパーの冷却水量点検

外気温予報が37℃の真っ昼間に、ミニクーパーで走り回っていたのですが、後付けの水温計の数字が80℃超えるか超えないかでウロウロ。
こんな外気温でオーバーヒート気味になるならまだしも、むしろ冷え気味になるなんて何かがおかしい?

ミニクーパーでありがちな水温計?トラブルで
 冷却水が不足して、水温センサーが水温を正確に検知しなくなる
なんてことがあるので、冷却水が不足してないか点検しておこうと

水温センサーは、純正の水温計を取っ払い、同じ場所に取り付けたので、あり得る?
(シリンダーヘッドに水温センサーが付いているので、冷却水が多目に減るとセンサーに冷却水が触らなくなるから。)

走行後しばらく放置して、冷えるのを待ちラジエターキャップを開けたら・・・。
ローバーミニクーパーの冷却水に赤サビ発生
量は問題ない。ただし、真っ赤かの錆び水 orz

ちゃんとクーラント(LLC)を入れてたし、水足したりもしていないし、春頃点検した時には色は青だった。
なぜ?

サーモスタッド開きっぱなしで固着しているような悪寒 & クーラント交換しないと???

2015年7月28日火曜日

74℃で開弁するローテンプサーモスタッドに交換してもミニクーパーのオーバーヒート対策にはなりません

猛暑のせいかオーバーヒート&冷却対策系の検索が目に付く、今日この頃。

その中に意味不明すぎるワードがあったので www
ローバーミニ1000 サーモスタット交換してもオーバーヒートする
ローバーミニ1000はサーモスタッド交換でオーバーヒートしなくなるの???
んな、アホな!!
(オイラのシビックみたいに「サーモスタッドが固着」なんて、パーツ故障の場合を除く)



そもそも、なぜ夏になるとミニはオーバーヒートするのか?
 それは、夏は外気温が高いから・・・。
そのまんま(^^;

外気温(以下、ラジエターに当たる風の温度の事)が高くなると、
 水温と外気温の温度差が小さくなる
ので、ラジエターの放熱能力が低下することになる。

いろいろ省きまくって単純な話にすると、外気温が20℃上がったら水温も20℃上がらないと、エンジンの発熱と、ラジエターの放熱の関係が釣り合わない。


それは、どいういことかと外気温違いでどれぐらい放熱能力が低下するかをザックリ計算で比較してみようかと。

ラジエターの放熱能力は、概ね外気温と冷却水の温度差に比例するので、例えば
 ①外気温が36℃で、水温が90℃
の時と
 ②外気温が10℃で、水温が90℃
の時とで、ラジエター放熱能力を比較すると
 (90 - 36) / (90 - 10) = 54 / 80 = 67.5%
 (水温 - 外気温) / (水温 - 外気温) = 温度差 / 温度差
となる。

水温が同じ90℃の時でも、外気温が36℃に上がっただけで放熱出来る熱量は67.5%まで低下してしまう事になる。そして、放出しきれなかった熱は冷却水を加熱し水温を上昇させる (^●^)
(ラジエターの性能曲線とか諸々の話もしだすと話がややこしくなり、メンドくさいから、温度差だけの話に絞りました。)


外気温以外の条件は変わっていないとして、ありがちなオーバーヒート対策について長い?堕話。

■ローテンプサーモスタッド


サーモスタッドとは水温管理のためにラジエターに繋がる水路を自動的に開閉する切り替え弁のことで、設定温度を超えたら弁を開きラジエターに水を流したり、冷えてきたらまた弁を塞ぎラジエターに流れる水を減らしたりすることで、水温をコントロールするパーツ。


現在ミニクーパー用のサーモスタッドは、三種類が流通しており開弁温度は、74℃、82℃、88℃ のものがあるのですが、74℃で開弁する設定のサーモスタッドが一般的に言うところのローテンプサーモスタッド相当?

で、どのサーモスタッドも開弁する温度が違う以外違いはなく、水温が上昇してしまえば74℃のサーモスタッドも、88℃のサーモスタッドも全開になってしまい、水温が100℃近くなる領域での放熱能力は変わらないので、オーバーヒート対策にはなりません。
サーモスタッド交換によって向上するミニクーパーの冷却能力は、
 0.000000・・・・%
(ゼロを何個書けば、皆無と理解してもらえるのだろか????)

更に、ローテンプサーモスタッドに交換すると、外気温と水温の差が小さくなるのでラジエターから捨てることが出来る熱は増るどころか、減るんです!!
たとえば、外気温が36℃の時に水温が100℃付近でエンジンの発熱と、ラジエターの放熱量が釣り合い、水温が安定(平衡)する状態だったと仮定。
 ①外気温が36℃で、水温が74℃
 ②外気温が36℃で、水温が100℃
として、ローテンプサーモスタッドの開弁温度の水温での放熱可能な熱量を比較計算すると
 (74 - 36) / (100 - 36) = 38 / 64 = 59.3%
 (水温 - 外気温) / (水温 - 外気温) = 温度差 / 温度差
となり、水温74℃では水温100℃の時の約60%の熱しか捨てることが出来ないと分かる。
サーモスタッドが早く開こうがどうしようが、放出できない残りの約40%の熱は冷却水を温めるのに使われ、水温が上がる www

ただし、このままでも外気温が10℃に下がれば・・・
 (100 - 36) = (74 - 10) = 64℃
どちらも温度差Δtが64℃で同じになり74℃で水温が安定出来る。これで、ようやくローテンプサーモスタッドの能力発揮?
って、オーバーヒートの対策になってないじゃん (^●^)

外気温が低い場合や、エンジンの負荷が小さく発熱が少ない状態では、サーモスタッド交換による水温低下の効果を実感できるかもしれませんが、その状況はむしろオーバークールの弊害が色々と (((((((・・; サササッ

ちなみにオイラのミニ1000は年中88℃(水温あがらねぇと思ったら82℃を入れていました・・・。)のサーモスタッドで固定していますが、真夏に炎天下で渋滞にはまっても水温は3桁に入ることはほとんどありません。
むしろオーバークール対策で純正ラジファン取っ払って電動ファン化したぐらい。

・メリット
 ??????

・デメリットってか害ばかり
 気温が低いときのオーバークール(燃焼効率悪化、燃料の気化悪化のオイル希釈・燃費悪化、ヒーター効かない、・・・)


■電動ファンの追加(停車・低速走行時の風量確保)



オーバーヒート対策代表格?
電動ファンは、走行風の無いまたは、少ない時の風量確保が目的なのですが、万能なように勘違いしている人が結構多いような?

アイドリング停車時や、渋滞時のノロノロ運転時のオーバーヒート対策にはなりますが、走行中は走行風の方が強いので走行中のオーバーヒート対策には効果はありません。
今どきの国産車なんかに乗ると、停車してしばらくしてから電動ファンが動く事から分かるように、走行中はほとんど作動していませんから。

むしろ取り付け方法が悪いと、ラジエターの風抜けの邪魔をしてオーバーヒートが悪化なんて場合も?

さらにファンの選定を間違うと、風量不足でオーバーヒートなんてこともあります。
ミニクーパーの場合、ラジエターの幅から10インチを選択することになると思います。
オイラは、オーバークール対策で純正ラジエターファンを外し10インチの電動ファンのみに改造しましたが真夏の真昼間に渋滞に嵌っても水温が上がりすぎることはないです。
ただし、8インチでは秋口の涼し目の時期でもオーバーヒート気味になりました。

・メリット
 アイドリング、渋滞・低速走行時のオーバーヒート抑制。

・デメリット
 消費電力の増加。作動音がうるさい。


■ローテンプサーモスイッチ/手動電動ファンスイッチ(停車・低速走行時の風量確保)

サーモスタッドが開いていない温度でファンを動かして、エンジンルームの熱気を抜くのかな~?
電動ファンの作動頻度が増えるので、発電・充電系が追い付かないとバッテリー上がりを促進する。

・メリット
 ??????

・デメリット
 消費電力の増加。


■強化ラジエターキャップ(冷却水の吹き出しタフネスUP)


強化ラジエターキャップは水温を下げるパーツではありません。

ここで、そもそもオーバーヒートとは?エンジンが加熱しすぎる事?
オーバーヒートについてクソ長い文章を書いておいて、ここまで来て今更な気がしなくも、なくも無い?
・水温計がHに上がったらオーバーヒート?
・一般に水が沸騰する100℃を超えたらオーバーヒート?
・ラジエター液が吹き出したらオーバーヒート?
・・・。
個人により解釈は、それぞれ?

個人的には
・ラジエター液が吹き出したらオーバーヒート?
と思っていますが???
(オーバーヒート = エンジンがお亡くなりになり載せ替えやオーバーホールが必要になるかもしれない、動かしちゃいけない温度。 100℃を超えたあたりからプラスチックやゴム部品の強度は急激に下り、120℃辺りからは溶け出すものもありかなり危険。)

が、やたらと
 オーバーヒート何度!!
と温度ばかり気にする検索が多いようなので追記。
温度も大事ですが時間や、頻度の事も大事かと?100℃程度でも頻度が多かったり、しばらく続くようならば危険域で、そのまま乗りつづけていると小さなオーバーヒートのダメージが蓄積し、終いにはエンジンが終わってこんなに事になるかも(((((((・・;)サササッ
更に、油温は水温以上に上がっていることが多く、高温下ではオイルの劣化が急速に進むので、オーバーヒートさせたらエンジンオイルは距離や時間に関係なくすぐに交換すべきのですが、交換しない人が多いのは何故?高温で劣化したエンジンオイルを使い続けると、最後は本当にこんな状態に???

また、今まで何も問題の無かった環境で、急にオーバーヒートが頻発し、いろんなオーバーヒート対策を試しているうちに、どんどんオーバーヒートの状態が悪化し、あきらめてショップに見てもらったら、サーモスタッドの固着や、ヘッドガスケットが抜けてシリンダーブロックにクラックが入りエンジン終わり再起不能になったなんて話や、やたらと冷却水が減るからと水ばかり足していて冷却水路が鍾乳洞化して大丈夫だったハズのラジエターやヒーターコアまでゴミにしてしまい修理費用がさらに高額に!?なんてwww



ようやく本題、ラジエターキャップとは、冷却水に与圧をかけることで沸点を上げるもの。

純正のラジエターキャップの与圧設定は、78~98kPaあたり、強化品はこれより10~30kPa高い98~128kPaぐらいの設定のものが多いですかね?
実際にはこれに大気圧分(98kPa)が加わるので、水とした場合にラジエターキャップ違いでの沸点を飽和水蒸気圧から求めると
 98kPa品 約120℃
 128kPa品 約125℃
冷却水が吹き出すまで数度の余裕が持てるというだけ。

もっと圧力を上げてしまえばさらに沸点が上がって、いいじゃん!!
と、キャップのリリーフ圧の設定を倍の196kPaの設定にしたと仮定して、約135℃(水相当)にしかならない。
圧力が上がるとホースやシールへの負担が上がり、冷却水漏れやホースのパンク、抜けや等の危険性が高まったり、樹脂部品の強度が急速に低下し壊れたりーの溶けたリーの、オイルが劣化しスラッジが大量生成してしまいには詰まって潤滑不良で詰まったり、温度の上がりすぎてオイルの潤滑力が低下し焼き付いたり・・・諸々を考慮してか???
98kPa前後の設定が一般的になっているみたい?


堕話のさらに堕話
一般的なクーラントの主成分のエチレングリコールの沸点は200℃近くあり、某石油会社のクーラントの原液の沸点が165℃との事なので、それを水で30~50%に薄めたとしても水の沸点よりは高いはずですが・・・。

オイラの経験的には、120℃を超えたあたりから冷却水が吹き出しはじめ、130℃前後からグツグツ沸騰。
更に130℃を超えて温度が上がり始めると急激に温度上昇がはじまり、その時には冷却水がすっからかん。
という感じ? ま、その時には終わってる (((((((・・; サササッ


堕話のさらに堕話の堕話
ミニの場合、純正相当のラジエターキャップはリザーブタンクの有り無しで2種類あり、リザーブタンクの無い個体に後付けで自作のリザーブタンクを追加した際は、リザーブタンク付用のラジエターキャップに交換しないとクーラントが出るだけで戻りません。

リザーブタンクを追加したつもりが、クーラントキャッチタンク???を追加しただけで本人は
 頑張って自作したリザーブタンクにクーラントがいっぱい入っているから大丈夫!!
なんてご満悦〜。でいたら、ラジエターの水はスッカラカンでオーバーヒートなんて笑い話が作れるカモ???

逆にリザーブタンクの無い車両にリザーブタンク付き用のラジエターキャップをつけても特に害はないので、リザーブタンクをつける気は無いですがラジエターキャップはリザーブタンク付きでも使えるものを使っていたり。


堕話のさらに堕話の堕話の堕話
実は、真夏に渋滞に嵌ったりすると水温が100℃近くまで上がる事は国産車でも珍しくなく、水温計と言えばHとLしか書いてい無いアナログメーターが主流だったのですが 真ん中より上を向いただけで神経質な人は騒ぎ出すので、針がなるべく真ん中から動かないようになり・・・
それでも針が少し上に動いただけで神経質すぎる人は騒ぎ出すので
最近の車は水温計自体が無くなってしまった車が増え、低温時は「L」と書いた青いランプが点くだけ、高温時は「H」と書いた赤いランプが点くだけになってしまったらしい?

でも、「H」の赤ランプが点いた頃にはかなりの高温で、本気でヤバイと思ったほうがいいです。冷やして辛うじて動けてもレッカー呼んでブプロに見てもらったほうがいいかと???


・メリット
 水温が120℃ぐらいまで上がることがなければ、毒にも薬にもならない。

・デメリット
 ラジエターホースや、シーリングの負担が上がるかも?


本日は疲れたので、以下追記予定(夏休みに暇になったら書き足すカモ?)

■強化ウォーターポンプ、増速・小径ウォーターポンププーリー


結局、ラジエターがダメなら何をやっても根本的なオーバーヒートの解決にはならないと。

2014年9月1日月曜日

Mini Circuit Festival2014 でエビスサーキットに行ってきました

ミニサーキットフェスティバルでエビスサーキットに行ってきました。

エビスサーキットは10年以上前に、ミニDAYか何かのイベントを見に来た事が有ったような?気がしなくも無い???



日頃からお世話になっているXKクーパーガレージさんの所にお邪魔しつつ。



オイラは、サーキット走行経験も、2回目と少ないのでスポーツ走行に参加してみました。
街乗りでは当たることがなかった後輪がフェンダーに擦る。

対策要?

エンジン載せ替えに合わせ交換した、真鍮の3層ラジエター冷えますね。
去年の年末、筑波のショートをノーマルラジエターでに走った時はヒーターをONにして辛うじてオーバーヒートを免れていたのですが、それより10℃以上外気温が高く、ミッションもストレートカットで、サーキットのアップダウンがきつくエンジン負荷も高いのに、ヒーターを入れなくとも水温80℃前後でクーラントもほとんど減らなかったので、ちゃんと冷えている感じ(サーモスタッドは82℃)

帰りの高速道路でも、水温70度程度とむしろ冷えすぎ???



イベント最後のパレードランで、メインストレートに整列した時は、未だポツポツだった雨も・・・

表彰式の最中は本降りに近くなり・・・。
パレードランが終った頃には土砂降り、ピットロードが川のように???

イベント常連者曰く、耐久レースの最中に雨になる事が多いんだとか?ちなみに携帯で雨雲レーダーを確認したら、出てない?サーキットが山に囲まれているせい?


大事もなく無事、家に着いたと思ったところでミッショントラブル?発生。
駐車場に止めようとしたところでバックに入らず・・・
ってか、停止の直前まで入っていた3速にも入らない。

確認すると・・・
1・2速はいつもにもなく軽くってしまうような?ニュートラルの遊びが大きい気が?しなくも無い???
でも、3・4速側にはシフトレバーが倒れすらしない。

1・2速でゆっくり走って確認した限りは異音等もないけど、クラッチ踏まなくてもギヤがするっと抜けるような?

故障箇所は
・ミッション外側のリンケージロッドか?
・リバーススイッチが壊れて噛み込んだとか?
・ミッションの中で何かが外れて引っかかった?
辺りですかね~


疲れ&暗いし、ミニはとりあえず押して定位置に移動。自分で組んだエンジンミッションだし、壊れたカモと、ふて寝する事にする~



朝になり明るくなったので、
「ミッション本体が逝くぐらいなら、リバーススイッチでも粉々に砕けて、シフトリンケージボックスの中で引っかかっていてくんないかな~」
と、自分でミニを弄りだし〜道を踏み外し〜DIYをこじらせるきっかけになった、リバーススイッチだけでも見てから仕事に行こうとシフトレバーを外したところ

大事なタマタマが無い~ (*_*)

確かにこれなら昨晩のミッショントラブル?の症状と合致。


このトラブルのトリガーは、時々発生する1速に入りにくい症状が出ると、以前は迷わず2速発進していたのだけれども
最近ハイカム化による1500rpm以下のアクセルワークの難しさと、クロスミッション化による1速ハイギャード化が相乗し、オイラの技術では2速発進ではエンストさせてしまう可能性が高かった事もあり2速で発進する気にはならず。
力づくで1速に放り込んで発進するなんてシフトレバーに負荷をかける無茶な操作を何度もしていたのでタマタマが耐えられず外れたようだ (自分のせい)



シフトレバーを修理してもいいけど、丁度ショートストロークに飽きてきたところ。
シフトレバーを手元に近くなるヤツに交換しようと。

追伸 あのシフトレバーの在庫有りましたっけ???