しばらくの間は今使用しているNGKプラグコードに付属していた数字の書いてあったタグを使っていただけれども、時間とともに1つ欠け、2つ欠けしているうちにすべて無くなる。
しばらくそのまま使っていたものの、ある日タイラップの本数で気筒を識別出来るようにしているのを見て、色違いのタイラップで識別出来るようにすればいいんじゃねと?

色はテキトウニ決めたわけではなく、抵抗のカラーコードと同じなので、どの色が何番だっけ?となることもない。
うちのミニクーパーはフルトラ化してしまっているのでポイント調整なんて何年もやっていないのであまり関係ない?小咄
ミニクーパーのルーカス製デスビの場合、ポイントギャップの推奨値が
0.35~0.4mm
なのですが、昔から言われている
ポイントギャップは名刺の厚さを基準にすると良い
という話に疑問を持ったので、調べてみる。なんか薄い気がしているけど測ったこと無いし。
ここ10年ほどで仕事で集めた、数十枚の名刺をマイクロメーターで測ってみたところ
0.16~0.23mm
ぐらいで、触った感じ薄っぺらいとか厚手だと感じが違ってもこの範囲に入っているので不思議。人間の感覚ってあてにナラン。というわけで、一般的な名刺の厚さは約0.2mmと勝手に決めつける。
これより、名刺の厚さ基準でピタピタに合わせると推奨値よりギャップが少な目になる。
でも、昔の名刺は厚かったんですかね?
蛇足
ポイントギャップが変われば、点火時期もずれ、ドエル角(点火コイルの通電時間)も変化します。
ポイント交換したり、ポイントギャップを推奨値に合わせたら、アイドリング回転数が下がりすぎて止まりそう?アイドリング回転数が高くなりすぎ!!で、かえって調子が悪くなった?
ポイントをいじったら点火時期が変わるので点火時期も再調整しないと意味がありません。
今ままでは、LUMENITIONのシリコンプラグコードを使っていたのですが、ミニクーパーに乗り始めた頃から使ってるので10年近く???
別に雨の日に調子が悪くなるような症状も出て居ないのですが、そろそろ交換しても悪くない時期?と言う事で、
NGK Power Cable
に交換することにしました。
適合車両が
車名 ローバーミニ 1300
年式 ~96.2
エンジン型式 12A
車種型式 XN12A
と箱に書いてありますが、デスビを使っている年式なら一緒なので問題なし。
いつものごとく XK COOPERGARAGEさんで、パーツ購入してその場で交換中
箱の中身。コイルに繋がるコードは赤い方がデスビ?コイル?よく見てもキャップも端子も同じ形に見えるしよくわからない。
高級品だけあって気筒番号のタグが付いていました。LUMENITIONの時は実用重視でマジックで書いてたけど。
ついでなのでデスビキャップを外して点検。
123デスビに交換してあるのでローバーミニ純正のLUCUS製とは違います。
キレイな状態です。
純正デスビで、MSDというCDIを使っていた頃は強力すぎて消耗激しかったので、端子の周りの樹脂が消滅して端子が虫喰ってても驚きませんケド
気筒が分からなくならないように、1本づつ交換するだけなのですぐに終了。
違いは?
加減速の引っかかりが気になっていたので、ボンネット外したついでにキャブ同調と燃調も取りなおしてしまったので不明
ミニクーパーの弱点、デスビ回りの雨対策で、 グリル裏に自作の樹脂プレートを固定している のですが、最近の暑さで水温上昇が怖いので小型の物に作り直す事にします。
まぁ今までオーバーヒートを経験したのは、 冷却系のホースからの水漏れで冷却水が無くなった時しかないのですケド。
今付いている自作のデスビ被水対策プレートを改造してもよかったのですが、せっかくなので100円均一に行って樹脂のバインダーを購入してきて新しく作り直すことにしました。
実車合わせで、ハサミで切ったり曲げたりして形状を決定。この 切れ端は友人のハーレーダビットソンのナビの接触不良対策部品 に・・・。
バインダーと一緒に、100円均一で購入したハトメで二カ所固定してデスビ被水対策カバーの形状保持。
車体側に固定するとメンテナンスのたびに外すのがメンドクサイので、新作のデスビ被水対策カバーに穴を空けてグリルの縦骨にタイラップ固定。
穴から水が入る?事を気にする人も居るかもしれませんが、それぐらいの水でエンジン不調トラブルになるなら、そもそもプラグコード劣化リークとか、そもそもメンテナンス不良。プラグコードは消耗品!!
実車合わせで干渉等を見ながら、追加カットや、形状修正してデスビ被水対策カバーの完成~
水温上昇対策で、デスビ被水対策プレートを小型化すると言いながら余り小さくなってないかも?
まぁ作り直す前カバーでも、 人間の方が先にオーバーヒートする ので扇風機ぐらい付けないとな~と言って早5年以上・・・
エアコン付のミニクーパーは、エアコンのコンプレッサーが追加された関係でオルタネーターの取り付け位置が上ずれており、1番シリンダーのところにスパークプラグレンチが入りません。
プラグ交換の度にオルタネーターを外してベルト調整するのは大変なので、エアコン付きミニクーパーでオルタネーターを外さなくてもプラグ交換するための特殊工具(SST)が市販されています。
何種類か有るようですが一例です。
プラグレンチ拡大
これは21mmのコンビスパナではなく、20.8mm用プラグレンチです。
まぁどう見ても21mmコンビスパナを曲げただけ。(オイラの自作工具でなく市販品です。)
しかも、かなり回しにくい!!というかかなり力が要ります。全気筒をこの工具で回す気にはとてもなれません。ていうかオルタネーターが邪魔な1番プラグだけの最初の緩め、最後の締めだけに使用する工具らしいです。
エアコン付のミニクーパーでも、BMWに買収され電装系がBOSCH化された97年以降の補機ベルトが太くなった型式では点火プラグ周りの隙間が増えているそうで六角部が16mmプラグに交換すればプラグ交換することが出来るようになっているみたいです。以前エアコン付きの93年式インジェクションクーパーを手に入れたときに
SST買ったけど使わないで点火プラグの交換出来たから、必要無かった
と、ネコミニさんが、くれました。
しかし、93年式のインジェクションクーパーの時も、六角部が16mmの点火プラグ変更すれば、プラグレンチは緩めの最初と、締めの最後だけにして、プラグのガイシ径に合ったテキトウなゴムチューブを使う等ちょっとした工夫でなんとかプラグ交換できたので、結局は使ってないかったり・・・。
*プラグレンチを使用するのを最初の締め、緩めだけにする理由*
緩め時はある程度以上のところで工具が抜けなくなり、締め時はプラグが斜めに入るので無理するとヘッドやプラグのダメージを与えるから。
同じエアコン付きミニクーパー用プラグレンチでも、こういうタイプの
![]() プラグレンチ |
スパークプラグレンチソケットです。
最近のクルマに多い六角部分が16mmの物用です。
ミニクーパーの純正点火プラグ”BPR6ES”は、六角面の対角が20.8mmなのですが、早々に六角部が16mmのものに変更してしまい、しばらく使っていないので行方知れず・・・。
また、プラグソケットはプラグの落下防止用にゴムや、マグネットを使っていますが、ゴムのものは差し込みが甘いと中途半端に引っかかってたり、古くなると甘くなり点火プラグを落とす事があるので、多少高価ですがマグネットタイプにしたほうが無難だと思います。
123イグニッションのフルトラデスビに交換 する前までに付いていた、ミニクーパー純正LUCUS59D4デスビを点検します。
デスビキャップを外して、デスビキャップの裏側を見ると、接点の周りの樹脂がむしれています。通常の使い方でこんなトラブル?は起こさないハズです。
MSDという、マルチスパークなCDIと組み合わせて使用していたので、マルチスパークの影響だと思います。
デスビキャップを外した後の、本体側です。
123イグニッションのフルトラデスビに交換したのは、
フルトラ化したかった
というのが主なのですが、
LCUS59D4のバキューム進角が動かないというか、調子が悪いというのがありました。まぁ中古車で購入した時からなので、こんなモンかと思ってたんですが・・・。
バキュームの進角には進角の他に進角作動を利用してポイント接点の当たり位置を変化させるという機能があるので、バキューム進角が作動しないと、ポイント接点の同じ所ばかり当たりポイントのメンテナンス頻度が増えます。バキューム進角が作動すると、このようにポイントの当たり位置が変化して接点の同じ所ばかり当たらないようになります。
手で動かそうとすると引っかかっている感じで、動きがえらく堅い orz
バキューム進角用のアクチュエーターを取り外してチューブを繋いで吸ってみると、引っかかりすらなく負圧が抜けている様子も無いので問題いようです。どこかで固着を起こしているようです。
ポイントを固定しているプレートを外して、遠心ガバナの確認です。遠心ガバナは作動していたので、ガタ、スプリング切れ、動きの確認だけで終了。
ポイント固定プレートを確認すると、ポイントの固定プレート単体はスムーズに動くのですが、ポイントを固定すると動きが悪くなるので確認すると、固定ネジが干渉して引っかかってました orz
固定ネジの間にバネ座金を入れると引っかかりが無くなりました。
部品を組み付けてバキュームガバナの作動確認。
引っかかりも無くなり問題無く作動しているようです。
万が一のトラブルや、点火装置の実験用にストックしておきます。
デスビキャップ接点の周りの樹脂がむしれたデスビキャップも交換したいところですが、本格的に使用する事になった時にしようと思います。