快調なミニクーパーに乗り続けるための基本の1つエンジンアースの小噺
ミニクーパーのバッテリーアース不良対策
の続きです。
ミニクーパーのエンジンアース対策
ミニクーパーのエンジンアースは、ステディロットに共締めしてあります。
しかも、固いワイヤーハーネス材を使っているので断線しやすい上に、ステディロッドの固定と兼用しているため緩みやすく、エンジンアースはこれ1本しか有りません。
ミニクーパーのエンジンアース断線による不具合
- スターターの回りが悪くなってエンジン始動不良
- 電圧降下によるバッテリー充電不良
などなど色々と電源回りの不具合の元になりやすいです。
ある知り合いのミニクーパー乗りは、エンジンアースが切れているのに気がつかず
バッテリーは新品なのにスターターの回りが遅くエンジンが掛からない
と、かなりの期間押し掛けしていたそうです。
エンジンがまわっている状態ならバッテリーからの持ち出しは少ないので気がつかず走ってしまうようです?
ただし運が悪いと、スロットルワイヤーがアースの代わりに導線と化し、スロットルワイヤーは電気抵抗が大きいので
スロットルワイヤーが発熱 → 発火 → 車両火災
という事もあるようなので、おろそかには出来ません。
特に、ステディロッドブッシュの交換を怠っているとエンジンアースケーブルを伸縮させる量が増えるので、なおさらアース断線を起こしやすくなる。
でも、日本車の場合は、通常2~3本エンジン回りにアースケーブルが繋がっていて、柔らかいワイヤーハーネス材を使っていたりするんですがね。
エンジンアースの断線対策
ミニクーパーのエンジンアースに関しては専門店、パーツメーカから色々な対策品が出ているのですが、オイラのお小遣いでは買えないので有り合わせで自作した対策品で、以前使っていたものです。
エンジンアースの自作ポイントは、柔らかい配線材を使うのと、ちょっと長目に作ること。
ちょと長目アースケーブルを作るのは、豚のシッポ状にしたほうが直線的に取り付けるより断線しにくい気がするから。
アーシングをする前に、ステディロッド横のエンジンアースと、バッテリーアースの接触を確実にするのが基本です。
ただしミニクーパー用の対策部品のエンジンアースケーブルもいい値段がするようなので、ちょと足せば安価なアーシングセットが買えそうな気もしなくはないですけど?
まぁ人によっては、
ステディロッド横にエンジンアースを共締めするとステディロッドの固定ボルトが緩みやすくなる
と、アースケーブルを移設してる場合もあるようです?
エンジンへのアーシング追加
とか書きつつ、念のためスターターモーターをエンジンへ取付している所と、シリンダーヘッドの所にアーシングモドキを追加して有ります。
スターターモーター側
シリンダーヘッド側
シリンダーヘッド側は、ワイヤーハーネスが余っていたのでオマケです。
ボディ側のアースケーブルは、市販のアーシング用のターミナルでボディに接地してあります。
追加したアースは、ほとんど自己満足の世界かも?
アーシングシング用のターミナルを買ったぐらいで家に転がっていたので、お金はかかってないでいいんだけど。
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