先日、ミニクーパーの点火コイルを和光の閉磁式に交換したのですが、
「そう言えばスパークプラグっていつ交換したっけ?」
と調べたら、2004年の春頃でした・・・
最近までMSDのCDI使っていたので、ただでさえプラグの消耗が激しかったハズなのにほったらかしすぎ?
確実に3万~5万キロは無交換・・・。
新品の点火プラグと比較すると、中心電極が楕円状に摩耗しているのが分かると思います。
また、煤で電極が真っ黒ですがスパークプラグ温度が上がらない領域で使っていたのでキツネ色になんてなりません。キャブレター車の場合空燃比が多少薄いぐらいでも黒くなる事も多いのでスパークプラグの焼け具合だけで燃焼状態を想像してエンジンセッティングの良否判断出来ないなと最近気がつきました。
更にスパークプラグ温度が上がるような負荷をかけた後でもアフターアイドリングなんてすると焼け具合が変わるので、スパークプラグの焼け具合はほとんど気にしなくなりました。
また、このスパークプラグは見ての通り、ミニクーパー純正形状では有りません。 過去には、ノーマルプラグの電極変造から、プラチナ、イリジウム、果ては360度プラグまで色々と試しましたが、もう7年以上
NGK BKUR6EK-9
で落ち着いてます。前に交換した時は
BKUR6EK
でしたケド。
しかもBKUR6EK-9にするとスパークプラグが、あのミラジーノと同じになります。ある意味、逆流用?
NGKの場合スパークプラグの部品番号は点火プラグの仕様を表す記号なので、
- BK ネジ径14mm
- U セミ沿面
- R 抵抗入り
- 6 熱価6
- E ネジ長19mm
- K 外側電極2極
- -9 プラグギャップ0.9mm
となります。ちなみにミニクーパー標準相当のNGKプラグは
BPR6ES
になるので、同じように
- B ネジ径14mm
- P 絶縁体突出し
- R 抵抗入り
- 6 熱価6
- E ネジ長19mm
- S 標準タイプ
というわけで、電極形状は違いますがネジ径とネジ長が同じなので使えそうと判断できます。ただし面研や、燃焼室改造、ピストン交換等のエンジン改造していたりするとピストンと干渉したり不具合が起こるカモです?
ただし、ミニクーパー標準の点火プラグから
NGK BKUR6EK-9
に交換すると6角のサイズが16mmに変わるので新しいプラグレンチが必要になります。
ま、~96のエアコン付きミニクーパーの弱点?スパークプラグ交換も、6角サイズが16mmのスパークプラグに交換すると、特殊なプラグレンチを使ったり、オルタネーターを外さなくてもプラグ交換出来るようになります。
ただし、一時期所有していた93年式のインジェクションミニクーパーだけでしか試した事が無いので、ミニクーパーは個体差が激しいのでダメな場合も有るかも知れません? ケド。
六角サイズにするとたった数ミリの違いですが、オルタネーターに隠れる所の点火プラグはプラグレンチは緩めの最初と、締めの最後だけにして、プラグのガイシ径に合ったテキトウなゴムチューブを使う等、それなりに工夫が必要ですがね。
NGK BKUR6EK-9 は、一本700円前後とノーマルの1.5倍ぐらいの値段なのでちょっと高価ですが、プラチナや、イリジウムに比べれば全然安価。
こんな変わった2極点火プラグを選択したのはミニクーパーの燃焼室形状と、コストのバランスから。 4極点火プラグというのも有るのですがイリジウムプラグより値段が高いので無理 ~
燃焼室側から、どんな感じにプラグの電極が見えるかを、手持ちのミニ1000用A型エンジン99Xの予備シリンダーヘッドで見ると以下のような感じ。ただし面研は99Xの限界値に近い2mm品なので若干燃焼室が浅いです。
DENSOイリジウムプラグと、ミニクーパーのA型エンジン99Xの燃焼室
ノーマルプラグはかなり昔に捨てたので、昔使っていたデンソーのイリジウムプラグを取り付けて燃焼室側から見ると
火花ギャップが、プラグホールから余り飛び出してない感じ?
ま、イリジウムプラグはアホみたいに旬・寿命が短くいいのはホンノ最初だけなので、ものすんごく激しくお勧めしません。カブリには驚異的に弱い、弱すぎるってか、終わるので、特にキャブ車には (((((((・・;サササッ
実用するなら常に予備持ち歩いて、使ってもせいぜい1000キロですかね?
NGK BKUR6EK-9と、ミニクーパーのA型エンジン99Xの燃焼室
同じようにBKUR6EK-9です。
確実に燃焼室内で点火してくれそうな感じで突き出してます。どちらが良いかは考え方次第ですケド。
ミニクーパーの点火プラグ交換終了
ちなみに、EK9CIVICには純正の熱価に合わせた
BKUR7EK
を使ってます。
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