先日イギリスのミニスペアーズから海外通販で購入した格安ワイパーモーターオーバーホールキットを使用し、拭き取り動作が弱く動きの怪しいワイパーモーターをオーバーホールしました。
ちょうど今週ぐらいから雨の日が増え梅雨らしくなるようなので、ちょうど良いタイミング?
新品パーツだからと言って、そのままボルトオン交換出来ないのがミニクーパーの良いところ!? (^●^)
要改良なワイパーモーター裏側にあるワイパーパークスイッチという、ワイパーを定位置で自動的に停止させる機能を持ったスイッチ。(ワイパーモーター裏側にある白い樹脂の部品)
何度も似たような事を書いている気がしなくはないですが?ワイパーアーム付け根から伝わってきた雨水がワイーパーパークスイッチに入ってしまうと水が抜けず、接点に赤錆が発生し色々なワイパー動作トラブルの元凶になるんです。例えば・・・
・ワイパーが定位置で止まらないので、ワイパースイッチを切るタイミングに慣れが必要になる
・ワイパースイッチを動かしていないのに、雨が降るとワイパーが誤動作し勝手に動き出しワイパースイッチを動かしても止まらない~
・折れた接点や錆が悪さをして、雨が降っていなくても誤動作して勝手にワイパーが動き出し、ワイパースイッチを動かしても止まらない~
なんていうのが、ワイパーパークスイッチの定番トラブル。
スイッチ内部の錆が酷いものになると、錆びた接点が膨張してワイパーパークスイッチのケースが膨れているなんて言うことも?そこまで行き着くと接点の原型残んないですけど、ワイパーが定位置で自動停止しないだけのようです?
接点なんだから銅系の材料を使っていて赤錆になって膨れることなんてありえない~
ツテ言い出すヤカラが居そうですが、鉄系の素材の表面に銅メッキしてあるだけだから・・・
ま、ミニクーパーのワイパーが定位置で止まる仕掛けがあるなんて事は知らず、ワイパーパークスイッチの接点が原形がなくなった状態で、何年も乗ってましたがね~ (^^;
対策は、隅っこに水抜き穴を空ける。
ま、錆びていなくても中で接点が疲労で折れて悪さをする場合もあるようなので、ちょっとスイッチの寿命が伸びるだけ???
古いワイパーモーターは、ちょうど良い感じのヤレサビぐらいで、見た目的には交換したくないのですが、ちょっと強い雨が降ると作動が怪しいのでしょうがない。
ワイパーモーター単品を外すには、こんな感じに分解しないとリンクが外せません。でも、車体からリンケージごと外すのが正しいやり方の気がしなくもない?
ミニクーパーに付いていたワイパーモーターASSYと、今回個人輸入したワイパーモーターOHキットを並べてみる。
パッと見で既に、モーターの形状が違う~。
微妙にはネジの頭がインチからミリに変わっていたり。旧の分解に使った工具を同じサイズで、弄ろうとしたら・・・駄目じゃん。メンドクサ。
オーバーホールキットなので、古いのを使いまわせる部品は付いていません。
必要な部品を、古いワイパーモーターから取り外し、使えるかを確認。
グリスを塗りながら移植するパーツを組み付け
位置ずれしやすいワイパーモーターの防振ゴム
綺麗に洗って、ワイパーモーター裏に両面テープで貼り付けてやりました。これでズレて邪魔臭い事にはならんでしょう?
部品の移植も終わったのでミニクーパーにワイパーモーターを組み付け
組み付け終了。
明らかに格好悪くなった orz
あとで気が向いたらつや消し黒あたりで塗って目立たなくするだな?
ワイパーの動作を確認
ナゼか始点の位置がズレ、ワイパーの可動範囲が増えてたので一度メッキワイパーのアームを外して位置調整。
企みどおりワイパーの動作速度が改善。しかも、今まで違いが分からなかったワイパー速度が2段階可変するようになった (^◯^)
今まではワイパーモーターが弱すぎて切り替えても違いが分からなかったダケですが・・・。
注 古いミニクーパーは、シングルスピードタイプのワイパーモーターが付いているものもあるようですが、ブラシが3つ付いているタイプなので切り替わっていなかったわけではありません。
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