ミニクーパーのクランクシャフトセンターのメインベアリング補強鋼材、俗に言う
センターメインストラップ
を取付けしようと
ミニクーパーのクランクシャフトは、3点でしか支えていないので振れが大きくなりやすく、負担の大きなセンターベアリングの所に鋼材を共締めする事で、センターベアリングを補強・剛性UPしてエンジンの耐久性を向上させようとするパーツ。
KENT CAM MD276へのカム交換と、ミッションのストレートカットクロス化、ファイナルのローギア化で高回転を多用するクルマになるはずなので補強しておいた方がいいでしょう?
堕話・・・今時の直列4気筒エンジンなら5点支持が普通です。
更に、センターベアリングが一体でラダー状で一体のモノも多いです。
センターメインストラップを、そのままエンジンブロックに仮組の図。
センターメインベアリングへ、センターメインストラップを組み込むには簡単な機械加工が必要になります。
写真右後ろのモノがノーマルの無加工品。
英車的にはボルトオンパーツの範疇?
センターメインストラップの取付け加工も、1275のラージブロックの場合はフラットに削ればいいので簡単なのですが、それ以外の99X,99H等の小排気量スモールブロック用のセンターメインストラップではスラストベアリングの回り止めを残す必要があるので若干メンドクサイ。
また、出力が大きく負担が大きいラージブロックの場合は、鋼材を共締めするタイプ以外に、センターベアリングを2本止めから4本止めに改造するパーツもあります。
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