週末は3月頭の車検に向けて、フロントブレーキを4ポットアロイキャリパーで10インチ化したり諸々の作業をしようとしていたのですが・・・・・・。
ぜんぶ雪のせいだ。
というわけで、室内で大人しくバルタイとることにします。
バルブタイミングの調整というと、一般にバーニアタイプとかスライドとか呼ばれる調整式のカムギヤを使うことが多いのですか、ミニの場合DUPLEX TIMING GEARと呼ばれる二列になっているものが主流で、でもデュプレックスタイプのタイミングギヤにするとテンショナーが付かないので却下。
数千キロでメンテナンスして定期交換するレーシングカー用のようなので、街乗りには向かないかと。
都市伝説的には、DUPLEXにすると負担が半分になるから伸びにくいらしいですが、たいてい伸びてガーガーいってるようだ。ま、新品は絶対に初期伸びしますからw
伸びたところでバルタイ取り直すのなら未だいいんですが、たいてい一度組んだら壊れるまで、そのまんまのような?
また、シングルタイプの調整式カムギヤは、純正加工のものを作っているショップさんもあるようなのだけれどもカムスプロケット単品入手は出来ない?
というわけで、純正中古(初期伸び対策)のシングルタイプ(SIMPLEX)のカムギヤで、オフセットキー(OFF SET WOODRUFF KEY) というものを使ってバルタイを取ります。入手がとても簡単でバーニアタイプのカムギヤを、購入するのに比べ1個7ポンドぐらいと格安だし。
オフセットのために強引な段付き加工をした半月キーに交換するわけです。
クランクシャフトを手で回そうとしたら重くて回せないので、回しやすいようなノブの自作し、ノブを取り付け。当然の如く、ノブを使わなくても上下死点付近では軽く回るんですかね~。
ついでなので、暫くクランクシャフトを回してラッピング。テキトウナなところで、メタルを外してメタルの状態を確認。
変な当たりも無いので、再度規定トルクで締めなおす。
メモ書き
ビックエンドの締め付けトルクは、ミニ1000の場合ボルトタイプなので「33 lb・ft」
クランクキャップの締め付けトルクは、「63 lb・ft」
で、いいようだ? ま、クランクキャップは手感で余裕があったので全部センターに合わせて「65 lb・ft」にしたけど
センターメインストラップ化したセンターのクランクキャップの所は、 ちょっと指定締め付けトルクが高くて「65 lb・ft」、取説曰く・・・。
なぜかDRYで締める指定。しかも「should be」が付いた上にDRYの下にアンダーバーまで付いてかなりの強調表現で!!
ま、軸力のバラツキがデカくなるのを嫌いWETで締めたけど。トラブったらその時考えよう~。
ちなみにセンターメインストラップに付いていたトリセツは、上のようなタイプライターで打ったみたいな10行程度の簡単な英語のみ。ま、英国車用のアフターパーツなのでトリセツが付いているだけマシな方ですね~。って、書いて有ること守らなかったけど・・・。
磨り減ったテンショナーは、当然の如く新品にしておきます。
摩耗しきって割れたらしゃれにナランし。
全周分度器は、アストロプロダクツで購入したものの穴を拡大して取り付けようと。
一番使う110°周辺に所に分かりやすいように印が追加してあります。
0 件のコメント:
コメントを投稿