2015年2月14日土曜日

ミニクーパーのギヤレバーアイロッドエクステンションヨークを交換しシフトフィールを改善

1速へのギヤが入りにくい事象への対策を発端として、チェンジレバーボックスのガタ減らしブッシュを自作し、チェンジレバーボックスのマウントブッシュを強化品に交換し、ミッションのOHをして、シフトレバーを交換し・・・。

等々の対策?レストア?を、行ったものの、まだ残っているシフトレバーのガタ感を
 EYE ROD EXTENSION YOKE FOR GEAR LEVER
という長ったらしい名前のパーツが手に入ったので交換する。

このパーツは交換する人が少なく、あまり流通していないみたいなのですが、いつものショップさんのところにオイル交換するために顔を出したらたまたまパーツが入荷した直後で、その場でオイル交換ついでに交換作業を始めるオイラ (^^:

無名に近い地味な部品ですが、シフトレバー下に付いているボールの動きを受け止め、シフトレバーの動きをチェンジロッドの回転・前後移動に変換し、ミッションにシフトポジションの指示を送る重要な部品。

ここまでレストアすれば、シフト周りは殆ど手を入れた状態なので、シフトフィールは新車並み???


シフトレバーを外して


リバースの位置でミッション側の結合ピンを抜く


マニフローのタコ足がミッション側のボルトと干渉して、チェンジレバーボックス上側の結合ロッドが抜けないので、ちょっと面倒くさい工程を経てチェンジレバーボックスを外す


半年前に綺麗にして新しいグリスを使って組み直した割には汚い?


ヨークを外すために固定ピンを外し中


分解終了。


上が新品、下が26年近く酷使したヨーク


26年?モノのお古ヨークに新品のシフトレバー下部のボールを入れると隙間が見える。
ここでは1mm以下の隙間でも、シフトレバーのところではテコのレバー比の関係で数mmものシフトレバーのガタに増幅される。


新品のヨークにボールを入れると、持ち上げてもボールが落ちないぐらいの隙間設定。


パーツ類を綺麗にしつつ、新しいグリスで組み直す


ガタ感が減ったので、ダイレクト感がUPした気がしてみる。多少は1速のギヤ入りも良くなるかな?

2 件のコメント:

  1. その後、1速のギア入り良くなりましたか?


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  2. まだ一給油ぐらいしか走っていませんが、一度だけ2or3速に入れてギヤを動かしてから1速に入れる必要が有りました。以前より良くなった気がします。

    ミニの場合、停車時に1速ギアに入りにく事象の原因は大まかに二種類あるようで
    ■一つめがギヤの山同士がぶつかる
    これによって15年前のシビックでも時々入りにくいことはあるので、MT車は構造上ゼロにはなりません。
    (ギヤが止まった位置が悪く山同士がぶつかる位置で停車すると、止まってたいる状態で一速に入れようとしてもギヤ山の側面同士がぶつかり、スライド出来ない事象は変速機の構造上有る一定の確率で起きてしまします。)


    ■二つめがシフト周りのガタ、マウントブッシュの劣化によるチェンジロッドの回転角不足
    ミッション内にあるセレクターという溝の切ってある三段重ねの部品が有るのですが、ガタ等で中途半端な位置までしかセレクターを動かすピンが動かないとシフトチェンジ出来ない。

    参考図
    http://4.bp.blogspot.com/-AYCHD51ht0I/VQPq2V_gzTI/AAAAAAAANh4/8XYHNbHgS_o/s320/gear_serecter.jpg

    ただし、ガタ対策は、この部品を交換するだけではダメで、
    ・チェンジレバーボックスの軸受けが摩耗してチェンジロッドがガタガタになっている事が多いのでシフトロッドのガタ対策ブッシュを自作するか、チェンジレバーボックスを新品交換する「
    ・マウントブッシュがグネグネになっている個体が大半なのでブッシュの交換
    ・シフトレバー交換(ボールが摩耗している事が多いようです)
    諸々の対策もやった上です。



    ただし、ミニの場合、ものすごく個体差があるので同じ事をやっても同じ結果になるかは知りません。

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