2010年5月23日日曜日

ミニクーパーのSUツインキャブレター用インマニ接合面を御影石定盤で擦り合わせ修正

ようやく空燃比セッティングの目処がたったミニクーパーのSUツインキャブですが、セッティング用のニードル、キャブスプリングetcも円高ポンド安に乗じて、イギリスの海外通販業者に注文を出したので部品待ちの間に、キャブレターも綺麗しておきたいし~等々ありキャブを取り外しました。

ローバーミニクーパーのSUツインキャブレター取り外し


交換時にインマニ隙間からのエア吸込が有り、液体ガスケットで誤魔化したのですが、インマニ接合面に見える黒い部分が液体ガスケットで、この部分の当たりが弱いっぽい?

旧型ミニクーパーのSUツインキャブ用インマニ
クラシックミニ用SUツインキャブレター

SUツインキャブ、インマニ接合面摺り合せ

以前オールドタイマーで読んだ記事を参考に、テキトウにアレンジして摺り合わせを試してみます。

入手性の関係で御影石の石板を使いました。平面度はそれなりに出ている感じですが、御影石は硬さが均一では無さそうなのであまり向かない?
石板は、ホームセンターのガーデニングコーナーで1000円弱で購入。倍ぐらいの厚さのモノも売っていて歪を考えると本当はそちらが欲しかったのですが、腰を壊す予感がしたので妥協。

MINI用インテークマニホールドと、石定盤


最初荒目の60番の研磨砂に中性洗剤と水をテキトウに混ぜ使用しましたが、相手がアルミで大量に削るわけでもないので600番で擦り合わせ。

MINI Cooper用SUツインのインテークマニホールドすり合わせ中


傷が荒い部分は60番での研磨跡で、当たりの強い部分は600番で削られて適度な感じ?で、ここから当たりを推定するとガスケットの残り部と同一で、インマニ下部の内側の当たりが悪いようです。

ROVER MINI用SUツインキャブのインマニ当たり状態
ミニのエンジン側インマニ接合面当たり状態

インマニは高熱と、締め付け・熱膨張による変形荷重が常にかかっているので、微妙に歪んでしまうのはしょうがない事で、オイルストーン等で擦り合わせ面修正たほうが良い。

とは、言われていたものの実際やってみるとよく分かります。


600番の研磨砂に、中性洗剤混ぜてひたすらすり合わせること30分ぐらい?

クーパー用SUツイン用intake manihold擦り合わせ中
ローバーミニクーパー用SUツイン用intake manihold擦り合わせ終了

エンジン側は、このへんでOKかなと。

ついでなので、キャブレター側の当たりも確認。

ROVER MINIキャブレター側インマニの当たり状態

締め付け点周辺が黒っぽくなっている(削られている)ので、引張られて変形したと推測されます。

比較的面が出ていたので10分ほどの擦り合わせで終了。

旧型ミニのキャブレター側インマニ擦り合わせ終了

と思ったものの洗浄してみたら左下の部分が削り足りないようです。
ポート周辺は面が出ているし、雨が降ってきたのでとりあえずこんなところで。

再取り付けまでに気が向いたら再すり合わせしようと思います。

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