ヒトデみたいですが、これはコネクターの端子を抜く、ピン抜き工具です。コネクターの端子を差し替えるときに使用する
ターミナルツール
という物です。
250カプラーの端子の抜き方
平端子抜きの作業例で使うのは、こんなコネクターです。
先ほど紹介したピン抜き工具を差し込んで、端子を引っ張ると抜けてきます。ただし、うまく刺さっていないとピンは取れません。無理すると線だけ抜けてくる事も良くあります。
理屈は、工具を差し込む事で、端子から出ている爪を倒し、引っかかりを外します。
丸端子の抜き方
丸端子抜きの作業例で使うのは、こんなコネクターです。
丸端子の場合は、パイプ状になっている金具を使います。
これも工具を差し込む事で、端子から出ている爪を倒し、引っかかりを外します。
こんな感じに爪が倒れて引っかかりを無くして端子を抜きます。
今回は代表的な物だけですが、ものによってはコネクター側に爪が有りそれを起こすようになっているもの、2重にロックがかかっている物(国産車用の純正コネクターに多い)なんていうのも有るので、端子の外し方はコネクターによりけりです。
ワイパーブレードの骨を加工したり自分で使いやすいようなコネクターのピン抜き工具を作っている人も居るようです。
どうやって抜くのかわからなかったのですが、大変参考になりました!ありがとうございました。
返信削除役に立てたようでよかったです。
削除2種類の爪でロックしている場合もあります(四輪用に多い)が、たいていは爪さえ動かせればなんとかなるので、専用工具は持っているものの、その場にある精密ドライバーとか、縫い針とか、タイラップの加工品とか、ワイパーゴムの補強板の加工品とかテキトウなもので外すことも多いです。