2012年9月16日日曜日

ミニクーパーのシフトレバーをKADタイプのショートストロークシフトレバーに交換

今までミニクーパーで使っていたショートストロークシフトレバーのガタ感が気に入らないので、先日購入したKADタイプのショートストロークシフトレバーに交換しました。

ローバーミニクーパー用KAD TYPEショートストロークシフトレバー


シフトレバー交換作業を開始


シフトレバーブーツを取り外して点検。ボディとデルタ製のショートストロークシフトレバー根本のアダプター部分が干渉してボディ削ってるし~

ローバーミニ用デルタ製ショートストロークシフトレバーが干渉


シフトレバーにちょっと力を入れただけでギアレバーハウジングがグネグネ動く (^^;
ギアレバーハウジングのマウントブッシュが終わってるようなのでブッシュも要交換です。

旧ミニクーパーシフトレバーブッシュヘタリ
クラシックミニクーパーシフトレバーブッシュヘタリ


KADタイプのショートストロークシフトレバーへの交換はギアレバーハウジングを外したほうが作業しやすいので、ミニクーパーをウマにかけて

ROVER MINIにウマをかける


ピンポンチを使用して、コネクトピンを抜きギヤチェンジロッドを分離

MINI Cooperのシフトリンケージ分離
Classic MINI Cooperのシフトリンケージ分離



ミッション側からギアレバーハウジングステディロッドを分離しようとしたら、固定ボルトがマニフロー製のエキマニと干渉して抜けないし orz

OLD MINI Cooperのシフトリンケージ固定ボルト抜けない



結局は、ギアレバーハウジング側のボルトを外して分離しました (;´Д`)

ローバーミニクーパーギアレバーハウジング分離
ローバーミニシフトリンケージボックス分離



ギアレバーハウジング マウントブッシュ。柔らかすぎ&ヒビが・・・。ま、23年モノですからブッチギレていなかっただけマシ。

ローバーミニギアレバーハウジングブッシュ経たり
オールドミニクーパーギアレバーハウジング分離


終わりかけのギアレバーハウジングマウントブッシュは、強化品にしたほうがシフトフィールがカッチリするのでおすすめとの事だったので強化ブッシュを購入。

ビンテージミニクーパーギアレバーハウジング強化ブッシュ


この頃のミニ1000は後から(本国から輸入後?)無理やり触媒を付けているおかげで触媒とマフラーが近く、その上、社外品のエキマニなんざ付けるから更に隙間が狭くなり、ギアハウジングとマフラーが干渉して削ってた。
エキマニを交換した時に、この部分のクリアランスが少ないのは分かっていたんですがこうなるとは (^_^;

Rover miniギアレバーハウジングと排気管の干渉
 MINI Cooperシフトリンケージボックスと排気管の干渉

元々の設計に無い触媒なんて言ういろんな意味でも邪魔なもん、汎用部品を使って無理やり付けるからこうなる。
ギアレバーハウジングを避けるようにちゃんと入り口がオフセットした触媒に交換かなー。ついでに継ぎ接ぎだらけで効率の悪そうなマフラーをキレイにして~
そこまでやるなら~、始めっから触媒が不要な年式に箱替え???


KADタイプショートストロークシフトレバーのアダプター(紫のアルマイト加工されたアルミ部品)を、ギアレバーハウジングに取り付けるわけですがリテーナーを固定するためのピンが邪魔になるので抜く

オールドMINIへKAD TYPEショートシフトストロークレバー取付
クラシックミニへKAD TYPEショートシフトストロークレバー取付


パープルアルマイト処理されたアダプター上面のシフトレバーが回らないようにするピンの位置と、固定穴(ピンを抜いた後の穴)に注意して、アダプターを押し込む。プレス使うか、プラハン+木片でチマチマ入れるか?
ま、プレスなんざ持っていないので、チマチマ入れました。穴位置合わせが難しく3回ほどやり直したけど・・・。

MINIにKAD TYPEショートシフトストロークレバー取付

結局、どっちの精度が悪いのか穴位置はキレイに一致しないのでテキトウなところで妥協してアダプター付属のボルトでハウジングに固定。


ギアレバーハウジングの中をキレイにしておいて、可動部に新しいグリスを塗布。ギアレバーハウジングのチェンジロッドの穴が摩耗で横に大きく広がっていて凄いガタなんだけど???
とりあえずそのまま戻す

クラシックミニのギアレバーハウジング下


部品を戻していって、シフトレバーブーツを入れる段になり、リバース時に引っ張るノブが付く部分カラーが付いているせいで一部が太く入らず、でもカラーを固定しているピンを外せるような細いピンポンチ持ってねぇし~
結局、気合で入れました (^●^)

ローバーミニのKAD TYPEショートシフトストロークレバーへシフトレバーブルーツ取付

35℃近い酷暑のさなかアパートの青空駐車場で汗だくになりながらの作業なのでゴムも柔らかくなっていたので平気でしたが、冬だったらブーツをぶっちぎって泣いてそうな感じ。
なんせ相手は23年モノのゴムだモン。


リバースノブとシフトノブのネジの部分にグリスを少量塗って組み付け。
調整やらなんやらですぐにシフトレバーを外しそうなので、シフトポジションのシールは作業が落ち着いてから貼ることにする。

ローバーミニのKAD TYPEショートシフトストロークレバーへシフトノブ取付

ショートストロークシフトレバーの作業が終わり、試走
カッチリしてギア入る時はフィールが良くなったんですが、遊びが無くなったせいか?3速入れにくくなる時が有ったり、停車時の1速入りにくい病が悪化したような???


んで、先ほど気にはなっていたギアレバーハウジングのガタにより、シフトレバーを左右に動かした時のギヤチェンジロッドの回転角度がキマグレ変化しているせい???と、推測。

簡単にDIY工作できるような形の対策パーツを自作して走行中のギヤ入りは気持よく入るようになりました。
(記事の順番オカシイだろ?なんですが、ショートストロークシフトレバーの交換作業自体はガタ対策の前に終わっていたのですが、の文章が長くなるから面倒くさくて放置してたのんネン。)

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