2013年10月12日土曜日

最近ミニクーパーの電装系マイナートラブルが立て続けにポロポロと・・・。

ライトや、後付けのキーレスが動かなくなり、ヒューズ切れかと管フューズを外して点検し、元に戻したら直ったので、ヒューズの端子を磨いて様子見・・・。と、最近立て続けにマイナートラブルがポロポロと・・・。


昨日は、近所での買い物の帰り、ウィンカーが点かない状態になっているに気がつく。近くに有ったスーパーの駐車場に入り、点検。
・ハザードは点滅するのでランプ系のショートでは無さそう?
・ウィンカーレバーを操作すると、時々ちょっと遅れてウィンカー用のフラッシャーリレーが一度だけカチンと言うけどランプが点かない状態なので、ウィンカーレバー周りは問題無さげ?
・ハザード用のフラッシャーリレーと交換したら、ウィンカーは点滅する。

とりあえずウィンカーが点かないと危ないので、ウィンカーを優先する。近所だし、家に帰れば何かしら予備パーツがあるのですぐに交換できるし。

ただしインジェクション車は、フラッシャーリレーが兼用になるので、この技は使えません。


故障したフラッシャーリレーはMITSUBAのFR-9H。ま、10年近く使っている気がするので寿命でしょう?

MITSUBA FR-9H


捨てる前に、分解してみる。中を見る限り綺麗に見える。接点磨いたら使えたりして???

MITSUBA FR-9H分解 ミツバFR-9H内部



フラッシャーリレーの構造は、ニクロムヒーターと、バイメタルスイッチが一体になっているメカニカルリレーが組み合わせてあるだけの簡単な構造。

フラッシャーリレー回路図

ウィンカーレバーを動かすとX端子側に電気が来て、ニクロムヒーターがバイメタル接点を加熱し変形、バイメタルスイッチがONし、L端子側に電気が流れる。
バイメタルスイッチがONになると、ニクロムヒーターに電気が流れなくなるので、バイメタルが冷えてスイッチOFF。
以下繰り返し

なので、球切れやLED化でランプ側の負荷の大きさが変わったり、電源電圧が変わると、ニクロムヒーターに流れる電流が変化するので点滅速度が変化します。また、気温でもバイメタル接点の暖まり方が変わるので点滅速度が変化する。と言うことが、フラッシャーリレーの種類によっては極端に出る場合があったり?

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