ま、わざわざフルトラデスビからポイント点火に退化させたのは自分なのだけれど・・・。
冬だからしょうがない、といえばしょうがない。
でもDI化はコイルの通電時間の問題があるのでしばらくかかりそう、MDIはDI遊びの後にしようと思ってるし、どっかにセミトラ用イグナイター落ちてなかったっけ???
と、発掘作業をはじめたろころ、10年ぐらい前にCIVICに付けようとして購入していたポイント点火用の赤くてデッカイイグナイターが出てくる。
こいつは10年は仕舞ってあったもので、現行のカタログのものと筐体のデザインが違うから旧式??? しかも今売っているMSD 6Aよりデカいかも?
新しく購入するならば同じMSDでも
MSD Digital Programmable 6AL-2 Part No. 6530
にします。それはパソコンを繋げば点火時期や、リミッターを自由に設定することができるから・・・。
更にブラスターSSというMSD純正イグニッションコイルも出てくる。
この際、永井電子のppkと組み合わせてフルトラCDI化という手もあるのですが、ポイントのままでも接点電流が大幅に減ることでポイント接点表面に出来た酸化被膜クリーニングされず接触が悪くなり火が飛ばなくなるのでメンテナンスが必要になるだけで、その頃にはDI化して遊んでいるはずだからポイントのままでいいやと。ポイントのままMSDを動かすのは昔やっていたし。配線接続先の説明に、
FROM POINTS OR・・・
と書いてあるのでポイントのままでいいやと。
配線自体は本体の裏に書いてあるまんまテキトウニ7本繋ぐだけ。
ただし、タコメーターを接続する場合は純正と違い点火コイルではなく本体から出ているタコメーター用の端子に繋ぐように配線を改造する必要がある。たぶん低回転時のマルチスパークや、一次電源の高電圧化のせい?
デルタ製クロノタコメーター風の電子式タコメーターは動きました。昔は、大森の電子式タコメーターも動いていました。ポイント点火専用のタコメーターだと動かないかもしれません。
下の方に書いてあるWARNINGのように配線の接続手順を守らないと配線中に感電する??? ま、電気系をイジルときはバッテリーを外すのは基本中の基本だし。
MSD 6AはMSDの製品の中では小さいほう(購入時)でしたが、それでもアメリカンサイズで?、本体が大きいので設置場所が限られる。
以前は室内へ設置していたのですが、今回は暫定のつもりなので配線を引き込むのがメンドクサイからエンジンルームに取り付よう。
エンジンルームに取り付けるとして・・・、ド真夏の日中に撮った走行直後のサーモグラフィーより
ミニクーパーはエンジンルームの右側と左側で10度以上違うから、インジェクション車のECUが配置されている辺りが実は特等席ということが分かる。グリルより上で、ポンネットに隠れるあたりならほとんど被水もしなくて温度的にも大丈夫でしょと。
となると、ウォッシャータンクを移動させるか、グリル周りに固定するしかないか~と、ウォッシャーが使えなくなると整備不良になって車検に通らなくなるのでグリル周りに固定することにする。でも、この先MDI化するときにはMDIは部品が多いのでウォッシャータンクの移設を考えないとな~と
グリル周りでタッピングビスといえば・・・。
グリルとかHIDとかライトリレーとか・・・いろいろなモノをグリル周りに固定する際によく使われている便利なタッピングビスの堕話。
ミニクーパーのグリルフレームの裏にはライトやら、ウィンカーやら、IG等々配線が通っているのですが・・・。
グリル固定のビスが無くなったり、穴がすり減ってスカスカになってビスを交換した際にテキトウな長いものなんかに交換して配線を突き刺してショートとか、ビスを何度か付け外ししているうちに配線被覆を破ったとか、ビスと配線が干渉したまま乗っているうちに振動等で配線を痛めつけ続け・・・ある日突然ショート
・イグニッション電源が落ちた
・点火が切れた
・ライトを点けたけど点かない
・ハーネスが燃えた
・ハーネスの被覆がとろけた
・ステアリングコラムカバーの中から煙が出たかと思ったら、中の配線が燃えて、エンジンルームからも・・・。
・・・・。
なんて話がチラホラなので、グリル周りにタッピングビスで固定する際は純正グリルであっても要注意。
ハーネスが燃えたり、とろけたりすると、最悪はグリルから室内に通っているハーネスもダメになりエンジンルームからコラムの間の配線全部引き直しなんて大変な事になる場合も。
また、タッピングビスを交換した際にミニが錆びないようにステンレスのビス交換してサビを悪化させるという意味不明な行動をする人が時々いるのですが、確かにビスだけは錆びにくくなるのだけど、ステンレスは鉄と相性が悪いので鉄の錆を加速させるという特殊能力の持ち主で、ボディのサビは加速度的に悪化します。酷いときは、ビスの周りだけゴッソリ抜け落て大穴が空いたなんて、逆にトラブルの元を・・・。
堕話は隅に追いやり・・・。
とりあえず暫くの繋ぎだし?と、普段なら一体で作るところを転がっていたアルミの切れ端を使うことにし、板の大きさの関係から二分割のブラケットを作成。
グラン、グラン
支える?吊る?ブラケットを追加して、MSD 6A本体の固定終了
コイルブラケットの作成が終わったところで、プラグコードの接続形状が違うことを思い出す。
この状態になるまで、すっかり忘れていた。
昔々、自作したものがどっかにあるはずなんだケド?
取り付けは95%終了。暫定だからいいやと、やっつけ仕事で誤魔化しまくったので格好悪い orz
プラグコードをなんとかして、ハーネスの通線を整理して、点火時期を調整して終了の予定。
⇒ 点火コイルMSDブラスターSS用にミニクーパーのプラグコードを改造する
ミニクーパーをMSD化する場合の注意点は
・ポイント点火のままセミトラ状態で使うと、接点の火花によるセルフクリーニング効果が無くなる為に使用しているうちにポイント接点に酸化被膜ができて点火不良になるので定期的にポイント研磨が必要になる。(ポイント点火時よりメンテ頻度は増加)
・デスビキャップが強力な火花でムシレタようになるので、ローター以上の消耗品。
・本体を室内に取り付けると点火に合わせチッ、チッ、チッ・・・なるので煩いカモ? 慣れると音でポイントの状態が分かるので失火する前に対応できるようになるカモ?
・ポイント点火用のタコメーターは動かないカモ?
・本体の四隅にある固定穴?は3/16インチらしい? M5のボルトだと太くて入らない事が多い。
© ミニ乗りの堕話
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