先日、海外通販でイギリスからの個人輸入で購入した
123ignitionデスビ
を取り付けます。ただしデスビ付属の取り付け説明書が英語なので不安も!?
123ignitionのデスビキャップの中
123ignitionは、ハウジングから何から機械部品は高精度のNC削り出しな作りで、オイラ的には、それだけでも200ポンドなら払うって感じです。
でも消耗品であるキャップと、ローターは、BOSCH製のものを流用しているので特殊なものではなさそうです。
とりあえず、123ignitionのデスビキャップを外して中を見てみます。
123デスビのローターを外すと・・・
外周に90度間隔で並んでいる4つ磁石と、内周の1つの磁石で回転を検出して内部のマイコン?で点火時期、ドエル角を演算している模様?
コイルに流れる電流も演算に使用しているらしく? 別のイグナイターや、CDIと組み合わせるとうまく作動しないトカ?なので、今まで使っていたMSDはそのうちCIVICにでも!?
1番シリンダーのエンジンの圧縮上死点、TDC出し
デスビの交換を行うにあたり、ミニクーパーのA型エンジンの圧縮上死点を出します。
ピストンの上下の確認や、エンジンを手動で回しやすいようにプラグを外してTDCに合わせました。
123 ignitionの取り説にどおり、ほぼデスビのローターの向きは2時の方向でした。ただし
almost
という表現なので例外も有ると思います!?
純正ルーカス45Dデスビを外すと・・・
このときエンジン側は、勘合部がほぼ水平でした。
123ignitionの進角セッティング
123ignitionは点火時期の進角設定を16種類選べるのですが、とりあえず初めて使うので取扱説明書の推奨値に合わせる事にします。
デスビ裏側の6角イモネジを回すと、進角設定変更用のデジタルスイッチにアクセスする事が出来ます。
エンジン型式は
99H
なので、4番のignition curveに設定しました。
呼び5の長い6角レンチが有ると、作業が楽です。六角レンチが短いとイモネジが曲がって入ってしまったり難しいです。
イモネジを締めるときつくなっていくのですが、それはイモネジがテーパー形状になっているからで、緩まない程度にほどほどの締め加減にしたほうが無難です。
123ignitionで使用する、点火コイル選び
123iginitionの取り説によると
点火コイルの1次側の抵抗は決して1Ωを下回らない事。
ミニはそんな点火コイルを必要としていない
と、そんな感じ意味?
TOEIC200点台のオイラによるテキトウ訳による。
と書いてあるっぽいので、それに従う事にします。
手持ち点火コイルの中で適合しそうな、DUCELLIER製イグニッションコイルしかないので、それを使います。
チューニング用の強力なコイルは1Ω以下の事が多いので気をつけないと、デスビを壊す事になる???スタンダードな点火コイルでも、十分と言うならそっちのほうが安いし・・・。
+A型99Hエンジンに123ignitionを取り付け
エンジン側のデスビ勘合溝はセンターオフセットしているので、それに合わせて123ignitionを差し込みました。
なんかローターの先端が向いている方向が4時半ぐらい? 純正デスビは2時ぐらいの向きだったハズ?
一度123ignitionをエンジンから外して、ミニクーパーの純正デスビルーカス45Dと後ろのキー位置を、ほぼ合わせた状態で並べてみたら・・・
なんか60度ぐらい違うっぽい・・・。
でも取り説の模式図と一緒なのでたぶん合ってる?
この状態から、プラスだけをコイルのプラス側へ繋いで、IGオンの状態で、デスビ本体を時計回りに回して緑のLEDが光る位置を探します。この時はまだ
マイナスは繋ぐな
と説明書に書いて有りますが、マイナスも繋いだ状態でデスビを動かすと点火コイルが作動して、感電する危険性があったり、壊れたりするから???
説明書の図では、ガバナ進角用のバキュームホース接続口が3番プラグの方向を向くようなのですが・・・
電源の接続位置、バキュームホースの接続口がデスビ固定ブラケットボルトの工具ラインと重なって作業性悪そう?
まぁ一度合わせたら動かさないで済むはずなのであまり問題にならない?
プラグコードは、1番の位置が90度時計回りにずれたので、こんな感じになりました。プラグコードに直接数字を書いてしまってます。かっこ悪いですが実用重視。
エンジンをかけてみると、アイドリングは安定しているけど点火時期遅いような?
それにタペット打音出てるし・・・
点火時期の確認
念の為タイミングライトで点火時期を確認しました。
500~100rpmでは、10度ぐらいのハズなんですが4度ぐらい。ちゃんと進角はしていて問題は無いようなので、10度ぐらいになるように調整しました。
その晩考えたら、別にデスビ自体は何処を向いていてもあまり関係無い事に気がつき、デスビ本体を反時計回りに90度回した位置で点火時期を再調整しました。デスビ本体を、90度反時計回りにずらしたのでプラグコードを、昨日とは90度時計回りに、ずれた場所に付けなおして終了です。
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