2009年7月12日日曜日

ミニクーパーのセルモーターが時々回らない不具合を修理する

先日、約1/2ぐらいの確率でしかセルモーターが回らない不具合が起こり、このままミニクーパーで出かける気にならないので修理します。

週末になって、ミニクーパーのセルモーターの点検をしたら完全に回らなくなってるし(T_T)
あのまま外出しなくて正解だったなと。嫌な予感というのは意外と正確?ですから。

リレーの音がしないので、スターターリレーあたりが怪しい!?

ミニクーパーのスターター作動不良の点検

修理は思い込みだけで部品交換しても治るとは限らないので、スターターリレーにランプを接続して作動を確認する事にします。

スターターリレーのところへ+B常時電源が来ている事を確認した上で、スターターリレーのところに割り込ませるLEDランプを3分DIYで、でっちあげセルモーター側の出力へ黄色を繋ぎ、キーシリンダー側へは緑を接続。

mini Cooperのスターターリレー故障確認用LEDランプ


スターターONの状態で、緑は点灯、黄色はONの瞬間に一瞬だけLEDが点灯するもののすぐ消える。正常ならば両方とも点灯状態にならないといけないので、予想どおりスターターリレーの故障で確定!!

これを見ると
 ミニクーパーは壊れやすい。すぐ壊れる!?
と思うかもしれませんが、うちのミニクーパーは1988年製、つまり20年モノですからミニクーパーじゃなくても壊れます。

ミニクーパーのスターターリレー作動確認LED点灯

どちらのLEDも点灯しているのに回らなければスターターモーター側の不具合
どちらのLEDも消灯ならばキーシリンダー側の不具合
と判断できます。

ミニクーパーのスターターリレーの交換

近所のカー用品店で、エーモン製5極リレーNo.1246を購入してきました。
端子側が樹脂密封構造で防水になっているようなのでエンジンルームで使用しても純正リレーみたいに錆びる事は無さそうです。

エーモン5極リレーNo.1246をローバーミニクーパーのスターターリレーにする


早速ミニクーパーに取り付けしてみると・・・

旧ミニのスターターリレーにエーモン5極リレーを取り付けしたらコネクターと干渉

エーモンの5極リレーと、ミニクーパー純正のスターターリレーのコネクターが干渉して奥まで刺さらないという不具合が・・・ (T_T)
汎用パーツなのにボルトオンじゃないって・・・。こうなると

  1. エーモンのリレー側を削る
  2. コネクター側を削る
  3. 新しくミニクーパー純正スターターリレーを購入してくる
  4. エーモンのリレーに付いてきたのコネクターと交換する


オイラ的に一番安く、簡単、安心、キレイに修理出来るのは、端子を刺し替えてコネクターを交換する。
というわけで端子を刺し替えます。こんな感じの自作カプラー端子抜き工具を使用すると作業が楽です。

自作カプラー端子抜き工具


ショートによる火災でミニクーパーを燃やさない為にバッテリー端子を外してカプラーの交換作業をします。特にこのカプラーには太い線でバッテリーのプラスに繋がっているラインが有るので危険です。
カプラーのピン配置は同じで、端子も同じ250なので、取り外す際に端子の爪が曲がって引っ込んでいないか確認・修正しながら、同じ位置に挿しなおし

オールドミニクーパーの5極リレーの端子入れ替え


無事スターターリレーの交換終了。心なしかセルモーターの回転が良くなったというフラシーボ効果を体感?

旧ミニクーパーのスターターリレー交換終了

でも、どうせリレーの端子を打ち替えるならば、4極リレーに交換しても労力は一緒だった気が?してみる。
NC端子87a使ってないので容量大きい30Aクラスの4極ならば問題ないような?

4極の方が安いし、予備持ってるし・・・と

故障したミニクーパーのスターターリレー内部を確認

故障したスターターリレーを分解したところ、サビがポロポロと落ちてきました(・_・)

クラシックミニクーパーのスターターリレー内部錆び
クラシックミニのスターターリレー内部の錆びポロポロ

接点自体は酷い状態にはなっていなかったので、
スターターリレー接点の隙間に、サビの破片が挟まっていたとかそんな感じ?で、スターターリレーが動作するたびに破片が動くので破片の居場所によって作動したりしなかったり?

そんなにサビが酷い状態でも無かったので、サビを落としたりして治せた気もしなくはないですが、すでに20年モノなので後々のトラブルの元になって出先でエンコするぐらいなら新品に交換しておけ、という事だと思っておく。

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