2010年12月5日日曜日

オデッセイ ドライセルバッテリーPC680のサルフェーション除去をAPオートマチックバッテリーチャージャーで試してみる

知り合いのミニ乗りが
 充電直後は電圧有るんだけど、すぐに電圧落ちて使えない
 ドライバッテリーなんだけどなんとかならない?
との事だったので、

ダメもとで良いならと、堕話ブログのネタ用に預かってきました。


問題のドライバッテリーは、ODESSAY PC680という容量15Ahのもの

オデッセイ ドライバッテリーPC680

ドライバッテリーなので中身を覗くことが出来ないのだけど
 本体が膨れている様子がないのでセルは大丈夫そう???
 充電直後は電圧有るらしいからセルのショートは無いだろう?
 あがったまま放置してたらしいのでサルフェーションの可能性が高そう?
 でもドライセルバッテリーのサルフェーション除去って出来るの?
と、ダメもとでいいと言われているし、ダメもとで実験。

以前購入した
アストロプロダクツ APオートマチックバッテリーチャージャー
にサルフェーション除去の
 メンテナンスモード
があるので試してみます。

この充電器はオデッセイドライバッテリーのようなAGM(吸着ガラスマット式)構造のバッテリーへの対応も謳っているので大丈夫でしょう?タブン?

メンテナンスモード中。

ASTRO PRODUCTS AUTOMATIC BATTERY CHARGER

でも、サルフェーション除去機能ってよくわからない。
APオートマチックバッテリーチャージャーの説明書にも簡単にしか書いていないし?

 なんでパルス充電すると硫酸鉛PbSO4が分解されるのか?
 分解じゃなくて電極から硫酸鉛PbSO4剥がれるから復活するのか?
 どのぐらいやれば効果が有る?

ってイマイチ分かんない (^^;)

時間に関しては、サルフェーション除去には1週間~1月かかる!?という説もあるようで、そんなに時間掛けてまで再生するなんてオイラには無理。

駄話は置いておいて、APオートマチックバッテリーチャージャーをメンテナンスモードにしたまま放置



Zzz・・・



12時間経過
ドライバッテリー本体が温くなっている感じ
この時点で電圧 12.01V しかない (^^;)

12時間ほどしかやってませんが、長期間かけないと効果が出ていないからと一ヶ月実験やる忍耐力は無い
この状態で1週間とか放置したら発熱で電解液が干からびてホンモノのドライバッテリーになりそうだ
と、充電に入ることにします (^^;)


調べたところ低電流のパルスチャージが良いらしいので、APオートマチックバッテリーチャージャーの最低電流充電の2Aで充電
この時点で残量表示が10%、やっぱりダメ?

APオートマチックバッテリーチャージャーの残量表示

2Aで2時間ほど充電しましたが、電圧も12V前後、残量表示も10%のまま。
単純計算でも4Ahぐらいの充電をしたので、15Ahの容量だから20%ぐらいは増えて欲しいところ?

ドライバッテリーも、さっきより発熱しているような感じで、充電電流がそのまま熱に変換されているきがかなりするのですが、このままじゃ埒がアカン!!

というわけで、充電電流を6AにUP
30分ぐらい充電したところ、残量表示も10%のままで、ドライバッテリー本体の発熱が半端無く非接触温度計で温度を測ってみたら・・・

充電後のオデッセイドライセルバッテリーの温度を非接触温度計で計測

60.9℃
しかもテスターで電圧を測ったら12.04Vと、ほとんど誤差。

 充電電流=熱

orz

ダメ判定。

劣化の原因はサルフェーションじゃなかったのかもしれない?



計測温度範囲が-33.0~180.0℃なので、ブレーキ温度を測るのには使えませんが、非接触でだいたいの温度が分かるので、ちょっとした温度計測には便利です。

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