インジェクションミニクーパーでのエンストの想い出
一時期93年式のインジェクション ミニクーパーがウチに居たときに、調子よく走っていながら、急にエンジン不調になり走行中にエンジンがすーっと止まってしまうという事がしばしあり、最初の頃はすぐに再始動出来ていたものの徐々に悪化し、最終的にJAFに牽引してもらったことがあります。アパートまで牽引してもらう途中にJAFの隊員の方と世間話をした中では、
「どこも故障しているわけではなくて、リセットスイッチを押せば、何事も無く走れるようになる場合がある」
と、いう話もしていたのですが、インジェクション ミニクーパーは事故等の衝撃を検知するとエンジンを止める装置が付いているので、こいつが段差等を乗り越えた際の衝撃で誤作動するという安全装置の過剰反応の事だろうと
この時の不調は安全装置の誤作動ではなかったので、エンジンルームに有るリセットスイッチを押してもダメでしたけど
ちなみに衝撃検知のリセットは、エンジンルーム奥にあるリセットスイッチの上側のゴムキャップのところを押すだけです。
うちのインジェクションミニクーパー エンジン不調の原因調査
その後、エンジン不調の原因を探るため半月ぐらいあれこれ試していたところ、ブレーキのブラケットの上の黒いプラスチックの箱のメインリレーを揺すると、エンジンの調子が良くなったり、エンジンの調子が悪い状態におちいってエンジンが止まったりする事が判明最初はリレーボックスの故障かと思ったのですが、原因究明の結果リレーボックスのコネクター部の接触不良が、今回のトラブルの原因でした。
んで、メインリレーボックス周りの配線の断線トラブル?と、よくよく調べるとコネクターのピンの勘合が甘くなって接触不良を起こしていたただけで、精密ドライバーで全部のピンを曲げ接触をきつくしてグリス吹き付けて完治
インジェクションミニクーパーのリレーボックス関連のトラブルは、中のハンダが溶けて作動不良になる故障もよくあるとか?
ありがちなインジェクションミニクーパーのエンジン不調の原因
聞いた話ですが、インジェクション ミニクーパーのエンジン不調でありがちな、黒煙状の排気が出て調子が悪い場合は、
- 圧力センサーに繋がるバキューム配管劣化による亀裂、穴あき
ゴムホースの劣化で負圧漏れ起こると、エンジン制御用の圧力センサーが作動出来ず燃料噴射量を計算出来なくなるので、インジェクションECUがフェールモードに入るため、燃料が異常に濃くなり黒煙を吐くトラブルに繋がる事が多いとか? - 水温センサーの故障
インジェクションの水温センサーはインマニ裏の整備性の悪い所に有ります。水温計と、エンジン制御用の水温センサーは一体になっているらしく、電気的には別なので水温計が生きていても、水温センサーが壊れていたり、断線で燃料が濃くなって黒煙を吐くとか?
ミニクーパーの場合、水温計の表示に使われる水温センサーと、インジェクションのエンジン制御に使われる水温センサーは1つのセンサーに2回路入って別系統になっているそうで水温計が動いているから水温センサーは故障していないと単純に判断は出来ないトカ?
なんてことが、よくあるインジェクション ミニクーパーのエンジントラブルのようです?
ステッパーモーターの故障とかもあるそうで、他が原因の故障場合もあるかも知れません?
走行中にエンジンが止まって焦りましたが段差で止まったんですね 色々参考になりました ありがとうございます!
返信削除shigeさんへ
返信削除衝撃でエンジンが止まる仕組みになっているなんて知らないと焦りますね。
ま、似たような症状でも全く違う原因の場合もあるのであくまでも参考程度にお願いします。
了解いたしました! 再び記事を読ませていただいて
返信削除経験って大事だなと思いました
毎朝の通勤中に前兆など無く、突然のストールが頻繫に発生しました。
返信削除色々探りましたが、同じくリレーボックスのコネクタ接触不良でした。
それを機に各コネクターの点検メンテナンス行いました。
さすがに20年以上経つと・・・
mini241999さんへ
返信削除記事が役に立てたようでなによりです。
リレーボックスのコネクターの接触不良は、調子は悪くないのに突然スーッとエンストして動けなくなって、ボンネットを開けて点検してエンジンをかけると何事もなかったようにエンジンがかかり走り出してしばらくすると突然スーッとエンスト、という状態を繰り返す日もあれば、なんともない日もあったり、原因が分かってしまえばなんてことはないのですが、外見では分からないので厄介ですね。