2010年10月2日土曜日

ミニクーパーのタペットクリアランスをハイリフトロッカーアーム用に見直す

うちのミニクーパーにはminispares製ハイリフトロッカーアームを組み込んでありますが、

今までは、
 せっかくハイリフト入れてバルブリフト量UPしたのに、タペットクリアランス広くしたらリフト量を損するじゃん!!

という貧乏性な理由から、ノーマルと同じ
 0.3mmでシグネスゲージがスルスルなぐらい
で合わせていました


でも、SUツインキャブのセッティングに悩んでいる事もあり、タペットクリアランスを推奨値セッティングにしてみようと思ってみた。
ハイリフトロッカーアームに付いていた説明書に、

 Valve clearances should be opened up by .003" over recommended settings, although up to .005" can prove beneficial with certain combinations.


と書いてあり、ざっくり
 バルブクリアランスは、推奨値より0.03インチ多く開くべきだ
ですかね?

0.003インチは、0.0762mmなので、エンジン型式99H指定値の0.30mm~0.35mmに足した0.3762mm~0.4262mm の 最大でも0.477mm になるようにすればいい?

参考:バルブクリアランスの標準値はヘインズ調べ。
   指定値はエンジン型式によって違いがあります。


また別の考え方で
リフト量が増えている分タペットクリアランスを広げないとバルブのオーバーラップ角が広くなってしまうので、バルブのリフトUP分タペットクリアランスを広げてオーバーラップ角を同じなるように計算してみる。

ロッカーアームのレバー比が純正の1.3に対し、ハイリフトロッカーアームは1.5だから
標準値の0.30mm~0.35mmに、1.5/1.3 をかけた
 0.346mm~0.404mm
という考えもできるかと?


というわけで、今回は0.4mmを基準にタペットクリアランスを合わせる事にします。

ローバーミニクーパーのバルブクリアランス調整

シグネスゲージが若干スルスル気味にタペットクリアランスを調整。


エンジンをかけてみると
エンジン音がガジャガジャ、タペット音が明らかに五月蝿くなった orz

バルブのオーバーラップが減ったせいか、空燃比計を見ると微妙に空燃比が薄くなったのでキャブを再調整。

ミニクーパーの加速が良くなった気がしましたが、エンジン音がウルサクなったので騙されている気がしなくもない?

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