ミニクーパーのキャブレターからの燃料漏れ、オーバーフロー

完成間近のミニクーパーの自作追加メーターパネルの計器の作動確認をしていたら・・・。

エンジンルームの方からガソリン臭が

キャブレターは、何度か自分でオーバーホールや、ガスケット交換等をしてもガソリンが滲む持病が有るのでそれを疑ったのですが、キャブレター周辺を確認しても特に変わったところは無く・・・。
フロート室周辺が茶色に変色しているのは、滲んだガソリンの非揮発成分がこびり付いたモノです。

臭いから見ても、それなりにガソリンが漏れていると考えられるので、点検を進めると・・・
オーバーフローで、ドレインホースからガソリンが流れ出てました orz

軽自動車用の電磁式燃料ポンプを流用している事もあり、
　前から燃圧高すぎるんじゃない？
と言われていた事もあり燃圧を確認する事にする。

火災対策をした上で作業を進めます。更にこの時期は、静電気で簡単に火ついたり非常に危険。

• 下にこぼれたガソリンの中和
• エンジンが完全に冷えるのを待つ。特に燃料配管を外した際に残圧で燃料が飛散するので、それが熱い排気管、エキマニにかかると簡単に火災になります。特にミニクーパーは、キャブレターとエキマニが、ものすごく近いので危険です。
• ガソリンの飛散対策でウエスで囲む
• 消火器

と、燃料の飛散に注意してウエスで囲みながら、燃料配管を外しました。

圧力計を繋いでイグニッション電源を入れてみると、0.15kg/cm2弱と、燃圧が高いどころか、低いぐらい？

ある程度圧力がかかると自動的に停止するタイプの電磁ポンプなので、あまり燃圧は高くない設定なのかも？

となると、フロートバルブのゴミ噛み、フロートパンクあたりで済めばいいけど。
何にしろ、一度キャブレターを外してみる必要がありそうです。