2009年6月21日日曜日

ミニクーパーに取り付けてあるTECH EDGE 2A0 空燃比計のインジケーターを新しいタイプへ変更

ミニクーパーに取り付けてあるTECH EDGE製A/Fメーターですが、PC接続で表示されるA/Fの値と、外付けメーター(LD-01)へ表示されるA/Fの値が違いが気になったため、現行のLD-02に変更する事にしました。
LD-01は、本体からの電圧出力を受け取り表示
LD-02は、本体からのシリアル出力を受け取り表示
という違いがありLD-01はアンプの誤差等でズレが生じてしまうのかなと?

そのほかにも外付けメーターをLD-02へ変更する事で
メーター表示内容の詳細化
メーターに、ロガー機能用トリガースイッチが追加
バーグラフ表示の解像度が10段階から20段階へ増加

等の利点もあるためLD-02を、直接オーストラリアから海外通販で購入しました。

まぁLD-01の表示ずれもWB Configソフトの”AFR Tables”で、本体内の
A/F - 出力電圧
マップを書き換える事で補正をかける事も出来るようですが、表示を合わせるための手間がメンドクサさそうだし・・・。

早速、キットを組み立てたので新・旧の比較してみたいと思います。
LD-02の組み立ての参考ページ

LD-01と、LD-02の空燃比表示の違いを比較

スプリッターを使用する事で、同時表示させて比較します。
エンジンOFFで、IGがONの状態。LD-01は16.4の表示。LD-02は見ての通りでセンサー内蔵のヒーターの作動中でセンサーが計測可能温度になっていないと言う事のようです。

ミニクーパーに取り付けたA/F計のIG電源ON時の表示比較


このまま放置すると、エンジンがかかっていないので当然ながらLD-01は45Lの表示、LD-02はLEANの表示。

ローバーミニに取り付けたA/F計のIG電源ON時のヒーター加熱終了時表示比較


エンジンをかけると、LD-01が13.6、LD-02が14.15の空燃比を表示しました。以前PC接続時は空燃比表示が0.7ぐらい違っていたので、ほぼ同様の傾向

オールドミニのエンジンON状態のA/F計表示比較


ついでなのでPC上のTEWBLOGと、LD-02の表示比較です。表示の更新速度・タイミングが違うせいで、表示タイミングずれが起こる事も有りましたがそんなもんかと。

クラシックミニのエンジンON時のA/F表示のPCとの比較


TEWBLOGと、LD02同時使用時の不具合と対策

最初、PCとLD-02を同時接続すると、LD-02には”CAL”と表示され同時表示出来ない?という不具合が有りました。

ROVER MINIに取り付けたA/Fメーターのエラー表示


2005年以前に出荷されたものはスプリッターを改造する必要があるそうで、購入は2004年のため確実に該当するためスプリッターを公式ページを参考に改造しておいたのですが、説明どおりに改造してあるのに通信不具合が起きている?
この改造でPCと、外付けメーターから本体に送信されるシリアルデータが干渉しないようにしているっぽい?

テックエッジ空燃比計のスプリッター改造

公式ページの接続と違うように見えるかもしれませんが、電気的にはいっしょです。ダイオードの加工がめんどくさかったので・・・。使用したダイオードはDS1588あたりで平気だと思います。

配線のショート、断線は無く、各単体での接続ではちゃんと空燃比が表示され、同時接続時のみ問題が発生するのでソフトのせい?と、TEWBLOGの設定でを確認すると”Wideband Version”がデフォルトでは1.5になっており、それを2.0に変更したら両方とも同時に空燃比が表示されるようになりました。

オールドミニクーパーに取り付けたAFメーター表示エラー回避ためのTEWBLOG設定変更

TEWBLOGと、LD-01の同時表示でA/Fだけ見る分には設定が1.5のままでも問題無かったのと、最近ようやく真面目に使い始めたばかりなので不明な点だらけ (^_^;)
公式ページも追加、変更箇所が入り組んでいる上に、英語なので一通り理解出来るようになるまでは時間がかかりそうな?

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