先日、ミニクーパーのエンジンオイル漏れの部位確認で、ミニクーパーの下に潜った際に見つけてしまった、助手席側インボードブーツの貫通クラックの修理をしました。
インボードブーツにヒビが入って貫通しているものの中のグリスが出てくる状態までは行っていないので、もう少し後でもいいかも?とは思っていたものの、どうせ時間の問題だし、気候のいい時に修理しておきます。
格安だったので他のパーツを購入するついでに個人輸入してあったMG-ROVER純正インボードブーツがあるし~
Made in EUというのがちょい引っかかる。EUの括弧は???
付属のブーツバンドは汎用品なのでえらく長いので、ブーツ径に合わせて形状を修正しておきます。
今回付属のブーツバンドはこんな感じの工具でカシメるタイプでした。他には、巻き取って折り曲げるタイプもあり専用SSTは違います。どちらのタイプのブーツバンドが付属しているかはブーツを購入してからじゃないと分からない場合が多いです。
ドライブシャフトブーツ交換作業の準備として、ミニクーパーをウマにかけて、サイドブレーキ、後輪に輪留めをして、タイヤは車体の下へ。いつも書いてますが安全のためなので
タイヤを外してみたら、リバウンドストッパー終わってる希ガス。あちこち錆びてて汚い・・・。でも後回し。
ブレーキキャリパーを外して~。ブレーキホースに傷が付いたりすると大変な事になるのでブレーキホースに無理が掛からないように邪魔にならない部分に吊します。
ここまで下準備が出来たら、ボールジョイントリムーバーでナックル分離
貫通クラックの入った古いブーツはカッターで切り込みを入れて引き抜きました。インボードの根本で分離出来るのですが、この方が楽だから。
CVジョイントと、シャフトを分離をしようとしたのですが何故か堅くて抜けてこない・・・。
錆びて固着していました。おかげで、PBの貫通ドライバーが欠けた orz
洗浄しながら、摩耗、錆等の確認。内側のスプラインが錆びている以外は特に問題無さそうなのでそのまま再使用します。
内側のブーツバンドは、構造上隠れてしまうので先にカシメます
ここで、下側左右に追加してあるエンジンの揺れ止めのロアステディロットが邪魔でブーツバンドのカシメが出来ない事に気がつく・・・。外そうとしたらブラケット錆びてるし・・・。錆落として再塗装。簡易焼き付けしたから前より耐久性は向上してる?
付属のグリスを充填して、インナージョイントを入れて、ブーツの溝とアウターの溝を合わせて嵌めて、ブーツバンドを付けてカシメました。
CVジョイントのスプラインに、シャフトのスプラインが入ってくれず30分ぐらい格闘。疲れた~
Cリング無くても入りが悪かったので、スプラインの先端に小細工して入るようにしたけど、入らずCリングの形状小細工したり・・・
いつもながら入る時は、あっけなく入るんですが、ハマルと泣きます。
おかげで腰痛に来たので、右側ドライブシャフトブーツの作業の時は別の方法でやろう。
ここまで終われば戻すだけ。で終了したのですが、なんか汚ねぇ~。
ついでなので洗浄、錆落とし、錆び止め塗装とかしておく
こんな感じでブレーキキャリパーを外す作業をした時は、発進前にブレーキ数回踏んでから、ゆっくり発進して極低速でブレーキが効くか確認しましょう。
たいていピストンが引っ込んでいるので、ブレーキペダルが底付きしているのに制動かからず事故なんて有りますから・・・。
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