2010年1月25日月曜日

ミニクーパーのデフサイドシールからのオイル漏れ修理 前編

夏頃から少量ずつオイル漏れしていた、デフサイドシールの交換をします。

ついでなのでオイル漏れのせいで破れたと思われるドライブシャフトのインボードブーツと、ギアボックスリンケージシャフトの所も微妙なオイル漏れ形跡があるので定番のminispares製オイル漏れ対策キットの取り付けもやってしまおうと。

minispares製ギアボックスリンケージオイル漏れ対策キット


引き延ばしになったのは、オイル漏れを見つけたのがオイル交換してすぐ後だった&点滴みたいに少しずつ漏れてるだけだったので急がなくて良さそうだったし~。オイルを抜かないとオイルシールの交換が出来ないので踏ん切りが付かなかったわけで・・・。

いい加減オイルレベルゲージの下限値あたりまでオイルが減ってきたので、あきらめてオイルを抜いて、オイル漏れ修理をする事にしました。

ローバーミニクーパーのオイルドレンボルトを緩める


まだ、オイル交換してから1000kmぐらいしか走っていないのでオイルも大して劣化しているようには見えないし、鉄粉も距離相応かな~と。エンジンオイルドレンボルトは工具が外れにくい社外品に交換してあるので純正パーツと六角部の大きさは24mmで同じですが、高さが違います。

ROVER MINIオイルドレンボルトの鉄粉


漏れたオイルが付着したせいで劣化が進み切れたと思われるドライブシャフトのインナーブーツ。綺麗な切れ方?なので全くグリスは飛び散っていませんが、水進入で錆が出たり焼き付いたりするので要交換。

ミニクーパーインナードライブシャフトブーツ切れ


予定外だったのがステアリングラックブーツの穴あきでグリス漏れしています。合わせ目が劣化して穴が空いたっぽい?
2月に車検なので、その時交換してもらおうかな~と。

クラシックミニクーパーのステアリングラックブーツの穴あき


ナックルと、ブレーキキャリパーを分離して~。等速ジョイントを抜きました。錆や水付着は見られないので大丈夫そうです。

オールドミニのインナー等速ジョイント


新しいインナーブーツを取り付けるため、メインシャフトから等速ジョイントを分離します。

ヒストリックミニのドライブシャフトインナー等速ジョイント


外したいインボード側が分離出来ず、外す予定のないアウトボード側が脱臼。メンドクサッ

ローバーミニのドライブシャフトアウトボード脱臼

スプラインの勘合位置を探って、手で押し込んで問題無し。

MINI COOPERの脱臼したスプラインをはめ込み


保持器がアウトボードとの接触で磨かれたような跡がありますが問題無し。

ROVER MINIのインナー側等速ジョイントの洗浄点検


新品のROVER純正インナーブーツを取り付け、内側のブーツバンドを加締めます。

オールドミニクーパーのブーツバンドのカシメ


工具が悪いのか、バンドが悪いのか、真ん中からずれた位置に加締まる。別に機能には関係無いんですけど。

オールミニクーパーのブーツバンド加締め終了


前回、助手席側のインナー等速ジョイントのスプラインを車載状態で入れようとして苦労したので車載前に入れておく事にします。手のひらで数回叩いたら簡単に入ってしまいました。

ローバーミニクーパーのインナー等速ジョイント押し込み


とりあえずブーツを正規の位置に。

ミニクーパーのインナーブーツ正規位置


ミニクーパーのオイル漏れ修理の中編 に続く

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