2013年2月9日土曜日

マイクロメーターを校正

ミニクーパーのエンジンチューニングを進めるにあたり、色々と計測する必要があるので、マイクロメーターを引っ張してきました。

ミニ1000の99H型エンジンのシリンダー径は、64.58mmなのでピストン径を計測しようとすると
 ~75mm
のマイクロメーターが必要になります。

マイクロメーター各種

上から
 50~75mm
 25~50mm
  0~25mm
のマイクロメーターです。

25~50mm以上の大径用マイクロメーターになると、アンビルとスピンドルを合わせて0点合わせをする事が出来ないので、校正用の基準ゲージがあります。

大径用マイクロメーター用の基準ゲージ

校正用の基準ゲージと言いつつ、こいつの長さにも公差があるので基準ゲージの計測が必要になることもあります。特に安物はあてにナラン。

0点校正済みの0~25mmのマイクロメーターで25mmの基準ゲージを測ると、案の定0.01mm長かった。

0-25mmのマイクロメーターで基準ゲージを計測


25~50mmのマイクロメーターで25mmの基準ゲージを挟んだときに、25.01mmになるように校正。

25-50mmのマイクロメーターで校正


校正した25~50mmのマイクロメーターで50mmの基準ゲージを測ると、案の定0.02mm長かった。

25-50mmのマイクロメーターで基準ゲージを計測


50~75mmのマイクロメーターで50mmの基準ゲージを挟んだときに、50.02mmになるように校正。校正終了。

50-75mmのマイクロメーターで校正

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