2016年6月18日土曜日

ミニクーパーの点火タイミングを早くしすぎると・・・。

ピストンが溶けて、棚落ちし、ブローバイを機関車のようにポッポと吹く。


エンジンを開けてみたら、熱的に厳しい4番ピストンの排気側が溶けて、派手に棚落ちしてアウト。


サーキットを数周走っただけで、まだエンジンの調子は悪くなかった状態で動かすのを止めたおかげか? シリンダー側は縦方向に黒っぽい痕は付いているものの軽く修正ホーニングすれば使えるかな~。

他の気筒はピストン表面が黒いことから分かるように濃い目のキャブセッティングに救われた???


ピストンが溶けて棚落ちに至った原因は、オーナーがアイドリングで20度狙いというかなり攻めた(危ない)設定を狙っていた上に、タイミングライトの調子が悪くマーカーの位置が振れる状態で騙し騙し点火時期を調整したせいで、実際はアイドリングで20度以上というかなり危険な点火時期になっていた???

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