知り合いのキャブクーパーがオーバーフローでアイドリングが安定しなくて被ってエンジンが止まっちゃうトカ?でも、ある程度以上エンジン回転を上げれば止まることは無いので、騙し騙し乗っていたそうで・・・。
で、見てみると・・・。確かにアイドリングが不安定で、アイドリングしているとプラグが被ってエンジン停止・・・。しかし、オーバーフローと言う割には、エンジンルームもガソリン臭くないし、オーバーフローホースからは全くガソリン出ているような様子は全く無い。
ミクスチャーを調整し一番薄い状態すると、多少はマシになるものの???プラグが濡れ濡れに被ってエンジン停止・・・。
確かに、本やコピペページ辺りに載っているような良くあるトラシュー的にはオーバーフローの症状に見えなく?無くも?無い?ケド、なんか違う?
曰く、
「オーバーフローが原因かと、フロートやらニードルバルブやらを交換したりしてOHしてもらったり、油面も確認してもらったりオーバーフローの修理をしてもらったけど、ほとんど変わらなかった」
そうで???
(オイラ的には、オーバーフローと故障原因を断定するぐらいクルマの事を良く知ってんだったら、自分で修理しろよ!!なんだけど・・・。)
オイラが見た感じでは、オーバーフローというよりはチョーク引きっぱなし的な?スロー系がどっかおかしくね?
でも、チョークは動かしていない。なのに、アイドリングでガソリンがダダ流れなのは確か・・・。
と
キャブレターをとっ外し、フロート室の側からチョーク系の穴と思わしき所にキャブクリを流しこんで見てみると、チョークを開いても閉じても、ちょっと流量が変わる気がする程度でチョーク周りから出て来る状態で、事実上チョークが常時作動しっぱなし的な?
「スターター系(チョーク周り)が怪しくね???」
と、オイラはSUでもキャブクーパー用のHIF44なんて触るのも初めてで、ミニ1000純正のHS2とは見た目からしてまるっきり違うから同じSUと言われても構造知らんし、ましてや今回問題のチョーク周りは見た目からして構造も違いすぎなので、SUキャブのヘインズ見ながら分解。
キャブレターのOHに出したとかいう割にチョーク周りは一度もバラシタ形跡が無く???オーバーフローの修理?以上の事はされていない雰囲気。
クルマの理解を深めたいなんて考えは微塵もなく、修理代をケチりたいという貧乏根性でコピペページあたりで似たような症状を調べたような聞きかじりの知識でオーバーフローと決めつけ、的外れの修理依頼を出し治らず、次々と似たような症状をスマホでインターネット検索しまくりで的はずれな修理依頼を繰り返し、時間と部品と工賃を無駄に浪費して結局治らず。最後は、魔法コトバ
ミニだから・・・。
このような行動が積もり積もって・・・。で、本当の故障の原因はたった数十円のOリング1個だった的な?最近ちょくちょく噂に聞くダメなオーナーの典型例?
部品が外れた瞬間に、原因判明。
Oリングが縮んだ上にプラスチックかと思えるぐらい固く弾力が無く、シール性ゼロ。チョーク機構をシールをしているOリングの外をガソリンがバイパスしてたら・・・。
チョーク機構の流路部分の一番狭いところは直径0.5mmぐらいの穴で絞って調整しているぐらいなのに、O-RINGの外をガソリンがすり抜けしていたらチョーク引きっぱなしどころではないわけで・・・。
チョーク機構の出口側から見るとOリングの膨らみが全く見られないの図。
というわけでOリング交換で治る気がする。というところまでで部品ねぇし、あとは知らね~と退散。
セットのガスケットキットやOHキットを購入すると5千~1万円ぐらいするし、ホームセンターにあるO-RINGは耐ガソリン性が無いものの場合もあるので入手は???
ま、自分のじゃないから動かなくなっても困らんケド (^●^)
数日後・・・。
知り合い曰く、O-RINGを交換したら今までになかったぐらい完調になったトカ・・・。燃費も超改善!?
でも、この系の不具合は徐々に調子が悪くなるからたちが悪い。
© ミニ乗りの堕話
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