ミニクーパーのエキマニ、インマニの組み付けに入る前に、マニホールドガスケットの話です。
ミニクーパーのマニホールドガスケットの種類
オイラの知ってる限りミニクーパー純正マニホールドガスケットには、2種類あります。上が旧の純正で、下が1300インジェクションの純正
どちらマニホールドガスケットもミニクーパー純正部品なので穴径・穴位置や値段はほぼ同じで互換性が有ります。
ミニクーパーのマニホールドガスケットの違い
2つの純正マニホールドガスケット何処が違うかというと、
- 旧タイプのマニホールド ガスケットは、鉄板の両面を耐熱の繊維と樹脂?で固めたもの
- インジェクション用純正のマニホールド ガスケットは、マニホールド側が鉄板で、ヘッド側が繊維と樹脂?で固めたもの+排気側のみ鉄板を回しこんである。
と言う違いがあります。上が1300インジェクション用純正マニホールドガスケットのマニホールド側の鉄板面、下が排気部分の鉄板の回しこみ部
インジェクションミニクーパー用マニホールドガスケットを使う利点
マニホールド ガスケットの排気ポート部分に鉄板を回しこんで有ることで、エキマニ側のシール面圧が高くなる&排気が鉄板としか接しない為、マニホールドガスケット抜け が起こりにくくなります。
吸気側は回しこんでないですが、温度も圧力も低いので滅多に抜けないので問題ないと思います。
社外品のインマニ、エキマニにして、セパレートにしているのならインジェクション用のマニホールドガスケットを使った方が安心だと思います。
ただし旧タイプ純正のマニホールドのように、インテークとエキゾーストのマニホールドが一体成型されている場合はお奨めしません。
排気側の鉄板回し込みにより吸気側が浮いてしまい面圧下がり空気を吸う原因になる可能性があるので旧タイプのマニホールドガスケットを使ったほうがいいと思います。
というわけで今回は、旧タイプの純正マニホールドガスケットの手持も有ったのですが、今回はインジェクション用のマニホールドガスケットを使用する事にしました。
蛇足ですが、親切?なことに鉄板側には”MANIFOLD SIDE”と刻印までしてあるのでミニクーパーのパーツにしては珍しく?親切です。
0 件のコメント:
コメントを投稿