ミニクーパーのヒューズは、エンジンルームにあります。
*この形式は1975~1995年式あたりまで? 年式によってインラインヒューズが5つぐらい付いているものもあるようです。
*室内側は、カーステレオ用のアクセサリー電源がコラムのあたりにインラインヒューズがある場合もあるようです。
クルマ用ヒューズの種類
左から、ガラス管ヒューズ、ブレードヒューズ、ミニブレードヒューズ、低背ミニブレードヒューズです。
この他に、他にドイツ車に使われている事の多い樹脂筐体のスティックヒューズというのもあります。
記憶では、10年ぐらい前あたりからミニブレードヒューズを見るようになったと思うのですが、最近のクルマは更に小型の低背タイプのブレードヒューズに切り替わりつつあるようです。
また、後付の用品には小型のガラス管ヒューズ(ミゼットヒューズ)が使われている場合も有ります。
クルマ用ヒューズの定格電流の見方
ガラス管ヒューズの定格電流の確認方法
基本的に両端の金属部分に刻印してあります。
モノによってはガラス管の所にペイントしてある場合もあります。
ブレードヒューズの定格電流の確認方法
ヒューズ上に印字してあり、樹脂の色でも判別可能です。
ちなみに色による定格電流の識別は、
- 2A → 灰
- 3A → 紫
- 4A → 桃
- 5A → 黄褐色
- 7.5A → 茶
- 10A → 赤
- 15A → 青
- 20A → 黄
- 25A → 透明
- 30A → 緑
です。
ミニクーパーのガラス管ヒューズに、ありがちなトラブル
ガラス管ヒューズの在庫が無い。
国産車はかなり前からブレードヒューズに切り替わって居る事もあり、ヒューズ切れでガソリンスタンド等で入手しようとしても在庫していない事が多いようです。ホームセンターの自動車電気用品コーナーには置いている事が多いようなので、10A,20Aあたりの規格のモノはいざというときの場合に車載しておいたほうがいいと思います。
ガラス管の金具隠れたところで切れている。
ヒューズホルダーの接触不良が有る状態の場合に起こりやすいようです。ヒューズと接触部分の酸化や汚れによるもの、ヒューズホルダーの端子のカシメの接触不良とかが有ります。
まぁミニクーパーの場合、メインヒューズはエンジンルームの熱害を受けやすい場所に付いているので、エンジンルームの熱の影響も大きいと思いますケド
接触部分の金具が発熱して金具のすぐ横で切れてしまったり、ハンダが溶けてヒューズの金属線が宙ぶらりんとか、ヒューズホルダーから外したらヒューズエンドの金具がグラグラで取れたとか・・・。
ヒューズ切れは、目視だけで判断すると、はまる場合があります。
インラインヒューズホルダーの接触不良によるヒューズホルダー変形。
こんな感じのヒューズホルダーです。
このタイプのヒューズホルダーは、そもそも防水すらされてないので、それをエンジンルームで使っているミニクーパーの設定に問題が有ると・・・。
ヒューズ切れ例
過電流
ヒューズホルダーの端子腐食による接触不良による発熱
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