ある日ミニクーパーの室内から、ブレーキフルード の臭いがするので、ブレーキペダルのあたりを点検すると・・・
クラッチのペダルの軸の辺りが湿ってる orz
注 ブレーキフルードと、クラッチフルードは同じ種類のフルード、油?オイル?が使われています.
すぐに クラッチ が切れなくなることは無いのだけれども早めに交換しないと
- そのうちフルード不足でミニクーパーのクラッチが切れない状態になり出先で不動なんて事に!?
- 室内がブレーキフルード臭い
- フロアカーペットにシミが付く
- 錆の元になる。ブレーキフルードは酸性なので塗装をとても痛めやすく、錆させやすいです。塗装剥離剤に使う人も要るぐらい!?
- 徐々にクラッチの切れが悪くなっていくので、最終的にはミッションのシンクロを痛める
- クラッチマスターシリンダーのオーバーホールするにもペダルを踏んだ時の音からシリンダーがいってる可能性が高い
フルード漏れの修理はゴムカップ等インナーを交換してオーバーホールするのが安上がりなのだけど、昔々EP71スターレットに乗っていた時、やはりクラッチマスターシリンダーのフルード漏れ修理でOHしようとしたら、シリンダーが傷だらけでASSY交換するしか無く、作業前に購入したOH用インナーキットを無駄にしたorz なんて経験があるので、補修パーツを購入する前にクラッチマスターを取り外して分解。
案の定、シリンダーの状態が悪く、表面が傷だらけというよりも、虫食い状態 orz
新品パーツにASSY交換するしか無いなと。
ミニクーパー用クラッチマスターシリンダー
というわけで、ミニクーパー専門店にクラッチのマスターシリンダーを購入しに行ったら、
- 樹脂ボディの新タイプのクラッチマスターシリンダー
- 金属ボディの旧タイプのクラッチマスターシリンダー
2種類のクラッチマスターシリンダーがあって互換製有りだそうです。
オリジナルにこだわる見た目重視なら旧タイプなんでしょうが、樹脂ボディのクラッチマスターならクラッチフルードの点検を蓋を取らなくても出来るので、そっちのほうがいいなと
ま、対策パーツとして、クラッチフルードを点検しやすくするために蓋をエクステンションする樹脂部品が出ているようですケド
しかも新型の樹脂タイプの方が若干安価でした。
クラッチマスターシリンダー交換時の注意点
クラッチのマスターシリンダーの交換作業は、全くの互換なのでそのまま交換するだけなんですが、
- 室内側のクラッチペダルとシリンダーを接合してあるピンを留めてるコッターの付け外し作業が凄く大変
狭い・暗い・見れない。腰の悪い人に作業は、お勧めしません。 - クラッチフルードのエア抜きにコツがいる
クラッチマスターシリンダーのフルードエア抜きのコツ
クラッチマスターシリンダー交換作業までは簡単に終わったモノの、クラッチフルードのエア抜きは、コツが分からず、かなーーーーり試行錯誤しました。
はじめはクラッチペダルをフルストロークでかなりの回数踏んでも、さっぱりフルードが流れず・・・
それじゃぁーと、レリーズシリンダー側から負圧で引いたけどクラッチフルードは流れてこず・・・
色々試したあげく
フルードがある程度順調に流れるまで小刻みにストロークして程度順調に流れるまでは流してやる
という一番地味なやり方でした(^_^;)
このエア抜きのコツはブレーキでも応用出来そうです?
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