ミニクーパーの純正ヒーターユニットは、口の悪い人には
ホコリ循環式
といわれるように、足元の吸い込み口から吸い込んで空気を循環させる方式な上に、フィルターも入っていないので、ヒーターコ表面にホコリがへばり付きます。
効きが悪いと言われるミニクーパーのヒーター性能を出し切るために、寒くなる前にヒーターユニットの点検・掃除をしておこうと思います。
まぁヒーターが効かない主原因は、回りっぱなしの機械式冷却ファンのせいで上がらない水温と、アイドリング流量の少ないウォーターポンプなのですけど。対策には、どちも大改造が必要だったり?
ヒーターユニット自体は、噴出し口切り替えのパネル後ろのタッピングネジ2本と、後ろ側のナット2個、ヒーターホースと、スイッチハーネスで外れますが、今回はとりえず点検と思っているのでヒーターホースはつけたままで横着。
ヒーターユニットを取り外す前に、ヒーターユニット側のヒーターホース付け根は樹脂部品なのでちょっと引っ張っただけで割れたりして冷却水漏れの原因になる可能性があります。ミニクーパーは最終年式でも10年以上経過した旧車な上に、熱のかかる樹脂部品なので劣化しやすいので要注意。
最悪、作業中に室内にクーラントをぶちまける可能性も?
個体や年式により使用しているヒーターコアが違うので、樹脂じゃないものも有るようです?樹脂じゃない物もシールのゴムが劣化して水漏れしたりする事があるようです?
オーバーヒートの経歴があると変形して水漏れしたりする可能性が高いです。
オイラのミニクーパーは、シール材塗ったぐって誤魔化してあったり・・・。
オーバーヒート後しばらくしてヒーターコア付け根からのクーラント漏れが起こり修理したときに、ヒーターユニットを取り外しついでに掃除してあるのですが相当ホコリが溜まっていて汚い。
とりあえずヒーターユニット内部の点検だけならば、ヒーターホースが接続されていない助手席側の蓋を外せば点検できます。
完全分解すると組み立ては大変だし、クーラントを抜いたりかなりメンドクサイので、点検してからどうするか決めようと言う算段
前側のタッピングネジだけ先端が短くなっています。先端が長いネジを付けると噴出し口切り替えのフラップと干渉するので不具合の原因になりかねません。
とりあえず片側のカバーが取れました。
ヒーターコアにホコリは、ほとんど見当たらないので無駄作業?
以前、ヒーターユニットの水漏れ修理をしたときは、ホコリがコアの1/3ぐらい塞ぐぐらいへばりついていたんですけどね。
ヒーターコアの隙間塞ぎのスポンジは以前のヒーターコアの付け根からの冷却水漏れ修理の際にポロポロと崩れて劣化しまくっていたので、家用の隙間テープで代用しましたが問題無さげ。
カバーを際固定する際にフラップ上の支点に嵌っていることを確認しないとフラップの作動不良につながるので要注意。
フラップ先端にも隙間テープを追加して、シール性UPのつもり。
車体側のヒーターコア固定金具は紛らわしい形状ですが、オイラのミニクーパーは上側に引っ掛ける方式でした。
とりあえず、ヒーターコアのホコリ詰まりは問題なし。
水温もオーバークール対策が効いて水温は80度以上あるので走り出してエンジン回転が上がればヒーターが効くのですがね。
となると、これ以上のヒーター効き対策は、ベンツみたいに電動ヒーターポンプ入れるしかないかな~と、思った今日この頃。
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