黄色い箱のMISUBA。ドライバースタンドという。ミツバ系のバイク用品店で購入したので半年ほどミツバ製だと信じ切っていました・・・。
ミツバの新型? フラッシャーリレー、ウィンカーリレー、ハザードリレーを購入しました。
ミニクーパー等の英国旧車で、ウィンカー点滅周期が電圧・温度変化に過敏なルーカス製フラッシャーリレーの代替パーツの定番だったミツバの
FR-9H 12V
が、だいぶ前に廃盤になったと聞いていたのですが、少し違う感じのモノが販売されているのを、たまたま見つけ購入しました。
しかも、この黄箱フラッシャーリレーは、新品で安売りというわけでもないのに価格が499円と激安で、型番表記もなく、絶版の旧型に比べ作りがちょっと雑っぽいので、
コピー品じゃねぇ?
疑いたくなるカモなんですが・・・?
でも、ドライバースタンドというミツバ系列のカー・バイク用品店の店頭で直に購入したので、間違いなくミツバ製のハズ。
*追記*
と、半年ほど、ずーっと思い込んでいたのですがMISUBAって・・・。コピー品?のようです orz
オイラの虎の子ストックの
FR-9H 12V
と比較してみます。
フラッシャーリレー外観比較
左の赤箱が”FR-9H 12V”、右の黄箱が現在入手可能なフラッシャーリレーです。
すぐに分かるのが、プレスの刻印が全く違うのと、取り付け金具がゴムに変更されているところ。
と、刻印がMITSUBAではなく、MISUBAなところ。
フラッシャーリレー電気的仕様の比較
電気的な定格は、どちらも85c/m(1分間当たり85回点滅)で、
FR-9H 12V → 23W
MISUBA黄箱 → 10W×2 + 3.4W
との表記なので、ほぼ同じかと。
フラッシャーリレーの裏側比較
フラッシャーリレーの裏側を見てみると・・・
旧型のベークライト板に端子を固定していた方式から、黄箱のものは樹脂モールドの一体成形による端子固定に変更されており、缶のカシメ方法から、端子の形状まで全く違う作りをしているのが分かると思います。
一番驚いたのが、X端子と、L端子の配置逆ですかい!!
なので、接続端子を気をつけないと、配線の接続が逆になって作動不良になってしまいます。
こういう汎用パーツの端子配列は、規格で決まっているものだと思い込んでいました。
フラッシャーリレーの製造国など
見ての通り
FR-9H 12V
は、インドネシア製なのに対し
日本製のハズの黄箱のほうが、ケースのプレス成形が微妙に樽型になっていたり、端子の固定が傾いて付いていたり作りが雑な印象。唯一勝っているのが端子が金メッキになっているところぐらい?
まだ、黄箱ミスバが使えるか、どうかは1年ぐらい使ってみないとなんとも言えませんケド
ミツバ以外でもミニクーパーで使用可能なフラッシャーリレーはあります。 以前紹介したNTB製のフラッシャーリレーをなんかもあります。700~950円ぐらい?
黄箱ミスバをミニクーパーに取り付け
とりあえず黄箱ミスバを使ってみるために
ウィンカーリレー(右下) → MISUBA黄箱
ハザードリレー(左) → NTB
という構成でミニクーパーで、使用してみてしばらく様子見
というわけで、黄箱の作動確認してみると、あくまでも感覚値ですが電圧での変動が、FR-9H 12V より大きいかもしれない?という気がするというのが第一印象。
注 このメーター裏配線は自作メーターパネル取り付けでハーネスを大幅改造後のものです。ミニクーパー本来のハザードリレー搭載位置はエンジンルームのワイパーモーター横です。
MISUBAをしばらく使ってルーカスよりはマシ。おすすめはNTBです。
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