2010年8月21日土曜日

ミニクーパーのSUツンキャブに吸気負圧増大プレートを付けてみる その1

負圧キャブの1種のSUキャブなのに、エンジン998ccに対し、SU ツイン1-1/2じゃキャブレターの口径が大きすぎるようで、キャブスプリングを付けるとアクセルを開けた途端に空燃比が極端に薄くなり走れなくなるという状態でした。
ま、キャブスプリングの無い状態に合わせてニードルセッティングをしたのでそれなりに走れますが気持ち良い状態ではないので、吸気負圧を増やす実験をしてみます。

ファネル側のポートを絞ってやれば吸気に合わせ負圧が増えダンパーピストンの動きがよくなるハズ?
という考えからリストリクターのようなパーツを作成。ワザワザ吸気を制限するパーツなんて売ってるとは思えないし~。

SUキャブレターの吸気負圧増大プレートの材料

材料は、空き缶の蓋。平らじゃないですが、どうせ平板買ってきても加工で歪し~。プチ実験のためにワザワザ材料を買いに出るのがメンドくさい。

1-1/2 SUキャブ用のK&Nエアフィルター用プチファンファンネルに合わせアルミ板を切り出し。とりあえず1/3ぐらい絞ると1-1/4ツイン相当ぐらいかな~とザックリ、テキトウ。

ローバーミニクーパーの吸気負圧増加プレート完成


自作の吸気負圧増大プレートを仮組みしたところで塞いた位置が想定と逆だったーーーーorz
なのでダンパーピストンのバランスホール用の穴をあけ直し。

MINIのSUキャブレター用負圧増大プレートのバランスホール穴をあけ直し


SUキャブ用負圧増大プレートをミニクーパーに取り付け終了~

MINI Cooper用SUツインキャブ吸気負圧増大実験

上側を塞ぐ形にしたのは
どうせダンパーピストンが上側に居るので、この形なら変な渦とか出ても悪影響少ないかなと?


とりあえずいつもの食料調達時の実走空燃比。プレート取り付け前に対し、アイドルアジャストすら触らずそのまま。

吸気負圧増大対策後のミニクーパー実走空燃比

14前後だったアイドルの空燃比が15~16の間ぐらいで薄くなってます。
低アクセル開度ではアイドルとあまり空燃比変わらず。
ある程度以上踏み込むとピークで空燃比が12ぐらいまで濃くなったりするのですが以前より加速中の空燃比の安定が悪いみたい?
負圧が増えてダンパーピストンの動きが激しくなった?

ま、低回転域の空燃比が薄いので低速時のトルク感はさっぱりですが、普通に街乗りはできる感じ。
 普通にと書きつつ、インジェクションしか乗ったことがない人には乗れないと思うけど・・・。

仮に15~16のアイドル空燃比を14前後に持ってくるとアクセルを空けた所では濃くなりすぎる感じ?
キャブスプリングを取付けると逆にアクセルを開けたところで極端に薄くなるので、この方向で合ってる?

というわけで、もう少し吸気を絞ったプレートを作成してからキャブスプリングを取り付けて実験を続けてみようかなと。
エアクリーナー付ければ濃くなるという話も有るのですが、今の実験が終わってから?

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