シリンダーはピストンリングによる段着きを修正するため、簡易ホーニングツールでDIYホーニングしたのでSTDサイズのピストンにしては広目になってしまいましたが、オーバーサイズピストンにはしなくていいやと (^^;
ピストンリングは先日ピストンリングのギャップを確認した新品をピストンに組み込みました。
先にクランクシャフトを組み込み、当然ビックエンドメタルと、クランクのメタルも新品、クランクのスラストメタルはクランクプーリー側の殆ど傷すら入っていない中古を2台分からパーツを選別して組み込み。
クランクシャフトを押さえる部分のボルトが2種類あって、首元が太くなっているのが2本と、太くなっていないのが10本の2台分。でも、なぜ2本だけ首元画太いのか?不明。
センターはセンターメインストラップ用のロングボルトに交換したので、とりあえず首元は太いボルトは次に負担の大きそうなクラッチ側に入れてみる。
シリンダーにピストンを挿入する場合は、ピストンリングをシリンダー径以下に縮める必要があるのですが、スーパーカブのエンジンのようにシリンダーの下側がテーパーになっていてSSTなしでもピストンが挿入できてしまうなんて事は無いので、ピストンリングを縮める工具をホースバンドと空き缶で自作しようかとも思いつつ、汎用の市販品の価格が1000円弱ぐらいだったので特殊工具を購入してしまう。
ピストンリングの切れ目の位置合わせは、HONDA B18Cのエンジン整備編という唯一持ってるのエンジン整備解説書を参考にして角度合わせ。
以前読んだ某ミニ雑誌のエンジンオーバーホールの特集記事かなんかで、ブローバイでまくりの圧縮ヌケヌケの中古エンジンをバラしたら、
ピストンリングの合口が直線上に並んでいて(笑)
なんて、笑い話の記事を見た事があった気がしますが・・・。別の意味で(藁)
サイドポートにリングの合口がかかってポート周辺のシリンダーや、リングを傷つけないようにピストリング回り止めピンを入れてある2ストのピストンじゃないんだから、張力ヘロヘロピストンリングなんて混合気が抜やすい直線上に並ぶように回っていくでしょ?
と ((((((・・;サササッ
というわけで?
4ストの場合、合口はピストンピン方向とその直角方向に来なきゃ良いんでしょ~
と、どうせピストンリングは合口が直線で揃う方向に回ろうとするのでだいたいで合わせる。
ピストン挿入の作業中、組み付け用に使っている粘度の高い液体のせいで手がベトベトして濡れ濡れだったので、作業中の写真を撮る気にはならず作業終了の図。
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