カムフォロアーは、穴あきタイプという側面に穴を追加加工されたものを使います。
カムフォロアーとは、直接カムに接触し、
プッシュロッド→ロッカーアーム→吸排バルブ
にカムの動きを伝達するための仲介パーツです。
タペットチェストカバーを空けた下側の穴に入ります。
プッシュロッドが差し込まれている部品。
ミニクーパーの場合、ハイリフトローラーロッカーアームなんて、すごく値段の高いパーツを使い殆ど動かないバルブとの接触面ばかりやたらとローラー化したがりますが、一番摩擦して抵抗の大きいカムとの接触面をローラー化したという話は何故か聞かない~
熾烈な燃費競争をしている国産車のエンジンを見ていても、カムとの接触面はローラーやベアリングを入れて回るようにしているのですが、タペットクリアランスの調整機構との兼ね合いがあるにしてもバルブとの接触面をローラー化している例は見ないし (^●^)
同じOHV形式というエンジン形式をとるハーレーダビットソンのエンジンは、純正ですらローラータイプのカムフォロアーが付いているようです。でも、ミニクーパーの場合チューニングパーツですら横穴空けただけ (*_*)
堕文
・カムフォロアーのローラーが回らず偏摩耗して平らな部分が出来て、ローラーがD型になっているなんてトラブルがあるらしいけど・・・。
・ついでに、ミニクーパーのハイリフトローラーロッカーアームも、ローラーが回らず平らに偏摩耗してD型なっていたなんて事が時々あるらしい?ってか、見たことある。
ハイリフトローラーロッカーアーム化しているミニクーパーで、暖気が終わっているのにタペット音が五月蠅くなったり、静かになったりを繰り返えすトラブルがある場合は点検した方がいいです。
新品のハイリフトローラーロッカーは高価だからとオークション辺りでJUNK扱いの激安中古パーツなんか購入してきたら摩耗したローラーロッカーだったなんて可能性も?
穴あきのカムフォロアーを使用する事にしたのは、ケントカムのMD276ハイカムキットに付属していたから使わなきゃもったいないという理由だけど。
どうして穴あきタイプがチューニングパーツなのかと言うと、ミニクーパーの定番トラブル?の1つでカムフォロアーの虫食いというのがあって
その対策が目的らしい?
ま、はじめてミニクーパーの使い古したカムフォロアー接触面を見たときは、カムとの接触で面圧が高くなるので
潤滑対策でオイル溜め加工している
のかと思ったんだけど (^^;
側面に追加した穴からカムフォロアーの中に溜まったオイル循環させ
・カムフォロアーの潤滑/焼き付き防止
・オイルをオイルパン(ギアボックス)に落とす
・カムとの接触面の潤滑性向上
なんていうが目的が有るらしい?
でも、今回使うMD276はカム側にオイル穴を追加加工してあるのでカムフォロアー側からオイルを回さなくても潤滑されると思いますが???
距離を経ればどのみちカムフォロアーの虫食いは起こるらしい? そもそもカムフォロアーの材質に問題??? ってか、完全に対策&低フリクション化を狙うならばカムフォロアーをローラー化した方が・・・。
0 件のコメント:
コメントを投稿