2016年1月23日土曜日

ミニ1000のヘッドガスケットが抜けると・・・。(ノッキング、かかりが悪い、オーバーヒート、冷却水減る・・・)

写真整理していたら記事にし忘れた昔の取材?写真が出てくる。

吹き抜け切ったミニ1000のヘッドガスケットの図。
ローバーミニ1000シリンダーヘッドガスケット抜け
完全に1-2番、3-4番が抜けきって重症です(^●^)
これはミニ1000(998)の例ですが、1300(1275)の場合は真ん中の2-3番がつながる事が多いらしい?

これでも、このミニのオーナーはそれまでエンジンのかかり悪い気がするカモ?ぐらいで乗ってたらしく、徐々に状態が悪くなっていくので気が付きにくいんですかね~ (^^;)
でも、このレベルだと、パワーがなく、エンジンのかかりは悪く、ノッキングが出たり、冷却水が減りまくったり、暑くもない日に普通に走っているだけでオーバーヒート・・・。で、ここまで酷くなる前に気がつくと思うんですが???

んで、ガスケットが抜けたままにしていると、高温高圧の燃焼ガスがガスケットの抜けた部分を通過しシリンダーブロックが部分的に超高温になり、最後はクラックが入る。
ローバーミニクーパー ガスケット抜けによるシリンダーブロック割れ ROVER MINI Cooper ガスケット抜けによるシリンダーブロック クラック
シリンダーにクラックが入るとガスケット交換だけでは済まず、ブロック交換が必要になりガスケット交換の何倍もの修理代が必要になる。

25年も前に製造が終わったシリンダーブロックが運良く手に入ったとしても交換というか殆どリビルド、どうせ他もダメだろうからエンジン周りも要修理多数? シリンダーヘッドのオーバーホールに、エンジン降ろしたついでにヤレたシンクロも交換してミッションもオーバーホールetc ・・・。と、気が付いたら、部品代と工賃合わせた修理費で軽自動車の新車が余裕で購入できるぐらいにはなるだろうな〜

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