当初は、カムのせいでパワーバンドが狭くなり乗りにくくなるかとローギア気味にしてみたわけですがエンジンと合わない中途半端な設定になってしまい、エンジン側は3000rpm以下でも街乗りには問題ないトルクがあり4000rpmも回せばパワーバンドに入るので、ファイナルレシオをもう少し大人しくして3.4あたりのほうが良さげ? そうすれば2速で吹けきるところを2速でもう少し引っ張れるようになって???
ま、街乗り捨てるならファイナルレシオ3.9とか4.2なんかにして、カムをもう一段高回転寄りで・・・2速だったところを3速で・・・なんでしょうが???
構想のまま放置していたのには理由があり、デフだけの交換と違いファイナルギヤの交換作業をするにはピニオンギヤを取り外す必要があるので、エンジンを降ろさないと作業が出来ず、作業の割には重作業になり工賃が高くなりがち。できれば他の作業でエンジンを降ろすついでにやるのがベター?
エンジンを降ろすならついでにミッションをオーバーホールして、最低限シンクロとベアリング類、パッキン類を交換となると・・・。でも、オイラの場合クロスミッション化した際に中身はほぼ全交換してあり、それから1万キロちょっとしか走っておらず不具合も無いので、今回はミッションOH不要だからなおさらファイナルギヤ交換だけでエンジン降ろすのはな~
というわけで、外装の塗装がダメなので再塗装のついでにエンジン降ろせば、エンジンルームも塗装できるし、とか・・・。
= 数年このまま
車検の時にでもついでにでも交換をお願いしようかと思っていたところ、3.4のファイナルの在庫が出てきたから来週交換するか?と、天の声?店の声?
どうせこのままじゃ、数年ほったかしにするのは目に見えているし、こういうものは、勢い。ちょうどエンジンオイルとクーラントの交換したかったのでいいやと。
朝から作業する予定だったのだけれども午前中に用事が入ってしまい12時過ぎから作業を始め本日中に終わらないよな~と。でも明日は雨の予報だからできるだけ今日のうちに終わらせておきたいなと、作業を始める。
エンジン降ろしの邪魔になる、点火系やら吸気・排気周りなんやらかんやら補器類を外しての準備。
降りたエンジンを見ると、チェストカバーからのオイル漏れが汚く、ブローバイを吹きまくった形跡が (^^;
汚れを落とす。
パッキンを交換する気が無いのでなるべくちぎらないようにドリブンギアの付くカバーを取り外し、ピニオンギアが取り外せるようになる。パッキンはゴミ取って液体ガスケットを塗って再使用。
デフサイドのカバーを外したところで、シフトロッドのプランジャーボールがなくならないように磁石で捕獲。
クロスミッション化した際に、ベアリング穴が楕円になるのを嫌い、パッキンを入れなかったデフカバーは、特にオイル漏れも無かったのできれいにして液体ガスケットでいいやと。
ミッションのなかで一番力がかかる場所で、ベアリングの横方向はシム調整して与圧設定まで設定しているくせに、前後方向はホボ真円に加工されている穴の間に、わざわざパッキンを追加することで楕円にしてガタ設定・・・。意味不明。
ピニオンが外せるところまでくる。
レシオ3.4と、3.7のファイナル。クワイフのLSDなのでノーマルデフ用のクラウンギヤ。
デフギヤの組み換え終了
ついでに中古の3.4用?のドリブンギヤに組み換え。ノーマルのレシオ3.2用とはピニオンギヤ側の歯数が違う感じ?
ついでなのでOHした記憶のないレリーズシリンダーのOHもしておく。対策品というか?国産車用?のOHキット
知っている限りOHしたことがなく、下手すると新車から28年もののピストンは傷っぽく、パッキンも固く縮んでいる感じで、トラブルになる前にOHしておいたほうが無難。
組み換え終了
ま、問題の出ていないミニのレリーズより、去年の9月頃から要OHのまま誤魔化している通勤車のレリーズをOHしろという感じだったり・・・。
まだ日が残っているうちにエンジン再搭載まで漕ぎるける。
暗くなりはじめ、あと少しで・・・。結局、いつもの如く暗がりで仕上げ、つなげただけで整理していない配線を束ねるとか、細かいところは明るい時にやるとして、20時頃にはなんとか走れる状態になる。
これでエアコンが付いていたり、インジェクションで外すものが多かったら終わってない。、
次の日、炎天下作業の疲労と、普段使わない筋肉を使ったせいで体が痛く・・・。
© ミニ乗りの堕話
0 件のコメント:
コメントを投稿