2021年2月21日日曜日

ミニクーパーのヘッドガスケットを純正相当品からメタルヘッドガスケットに交換

シリンダーの圧縮圧を確認したら15kg/cm2前後あり、圧縮比を計算してみたら11.2と思いの他高く、そんな高圧縮になっているとは考えが及ばず1300純正相当のヘッドガスケットで組んでしまったからガスケット抜けの危険性が高そうだと、今更? メタルガスケットに変更し耐久性を上げるのと同時に、厚手のガスケットに変えて圧縮比を落とそうと考える。


ミニクーパー メタルガスケット 表 UP



MINI Cooper メタルヘッドガスケット 裏

これ、白字のUPが消えていたら表裏分からんよ

4層な感じ?
これで11.2有った圧縮比が、厚さ1.25mmのメタルヘッドガスケットに変えて圧縮比は10.5ぐらい



注文時点では部品があればいつでも出来るしと、今のガスケットが抜けるまでほったらかして早?年でもいいやのつもりでしたが、昼に部品を引き取って、暇だし、今から交換すれば日が落ちるまでに交換終わりそうだし・・・・・・。
勢いでシリンダーヘッドを降ろしを始める。
ローバーミニ エンジンルーム


冷却水を抜いておかないと、シリンダーヘッドを外した瞬間にシリンダーにぶちまけるので、抜いておく。そのままラジエターのドレンを開けるとサブフレームが汚れるので、キッチンペーパーの芯で即席漏斗を作って、受け皿へ導水。
ローバーミニラジエタードレインボルト
ローバーミニ冷却水交換
ミニクーパー冷却水交換


分解〜。一気にシリンダーヘッドを降ろす。
ローバーミニシリンダヘッド降ろし
ミニクーパーシリンダヘッド降ろし

ノーマルエンジンでも焼けて抜けが発生しやすい場所で、即トラブル発生のレベルではなく想定内の範囲内で、ガスケットの2番と3番の間に熱がかかり変色しているなと。
ローバーミニ シリンダヘッドガスケット 焼け

外し30分、掃除そこそこで2時間、組み付け調整・・・。


カッパーコーティングを塗ってシリンダーヘッドガスケットを組み付け


分解時に裂けたマニホールドガスケットも新品に交換。


ついでなのでオイル交換もしておく

暖気して、冷却水のエア抜きをしながら、キャブ調整。ジェットは変えなくて大丈夫かな~

クラッチを繋いで動かそうとした時点で回転が軽く、低中回転の吹け上がりが軽やかになり、エンブレの効きがギア1.5段分ぐらい弱くなったような? 高圧縮のポンピングロスで低速トルクがかなり食われていたようだ。


キャブセッテングはいじらなくても平気か?と思っていたもののアイドルジェットぐらいは見直した方が良さそう?で、シフトダウンで時折バックファイヤーが出る時がちらほら、2000-3000rpm辺りで空燃比が若干薄めに触れて息つき気味で、プラグも白いしアイドルジェットの番手を上げる
変更前
 IV 3.5
 OV 28
 PJ 50 相当
 IJ 55F11
 ET F15
 MJ 110
 AJ 220

変更前
 IV 3.5
 OV 28
 PJ 50 相当
 IJ 55F8
 ET F15
 MJ 110
 AJ 220

プラグの焼けが黒目な以外はフィール的にも悪くない感じ。55F11と55F8の間が欲しい感じ?
やるならダメ元で55F4を試すか?55F11加工ですかね? F4は、F11より薄いとか?濃いとか?諸説あって試したほうが早い??? ま、日本語で調べると机上だけの薄い説ばかり???

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