ミニのトラブル傾向からリバースランプスイッチの不具合の可能性が高そうだと、点検することにする
ミニのリバースランプスイッチの動作を確認する為に一番手間のかからないシフトレバーの前から室内に入っている配線の導通を確認する事にする
雑に車載しっぱなしで壊れても惜しくないメーカー不明なDT-830Bという秋葉原あたりで最安クラスのデジタルテスターで抵抗値を見て導通状況を確認
20年以上使っててちゃちすぎるプローブ(テストリード)と、電流レンジを間違えてヒューズが切れた以外壊れたことが無く、壊れたプローブの代わりを買おうとしたらプローブ単体が本体の2倍近い価格だったので結局またDT-830B一式を購入してプローブを入手したとか、組み立てキットになると1000〜3000円と何倍もの価格で高かったり、意味不明な激安テスター
20年前なら300円台、今も600円ぐらいから購入できる割にちゃんとしているけど、ブザーが欲しい人は600円台からあるDT-830Dのほうがいいかと、下手に改造するよりDT-830Dに買い替えた方が全然安い、ま、オイラの場合テスターのブザーを信用してなくて抵抗値でしかみていないからブザー付きのテスターはむしろ音がウザくてブザー取っ払っちゃうんだけど
シフトレバーをリバースポジションに入れた状態で、リバースランプの導通を確認すると抵抗値無限大=導通なし で、これじゃランプが点くわけないよなと
そのままシフトレバーを運転席側に押し付けていくと、導通なし~1.5Ωぐらい 故障診断の結果、リバースランプスイッチの先端が摩耗して導通位置が変わったんだろうと
シフトレバーブーツを取り外すとリバースランプスイッチが見えるので、回り止めの薄ナットを緩める
抵抗値を見ながらリバースランプスイッチを締めこんでやり位置を調整 だいたい調整出来たところで、リバースポジションで抵抗値を確認しながら、シフトレバーを左右に振ったり、リバースに入れたり抜いたりして導通があることを確認する
で、念のため4速でシフトレバーを左右に動かし、4速で導通が無いことを確認しておく
ミニは、リバースランプスイッチの調整が悪いと4速でもリバースランプが点くことがあるのですよ
四半世紀近く前にこのミニを購入した自分で組み付けミスした部品から出ている異音を別の不具合と言い張る人がチーフメカニックな某店で車検かなんかの点検時にリバースランプスイッチを交換された数日後、バイパス走行中の信号待ち停車時に隣に並んだ高級セダンに乗った強面な方からリバースランプが点いたり消えたりしてんぞ!!と、教えていただいたなんて冷や汗な経験があったり
どうせ某店に行っても新品に交換したんだからうちのせいじゃないって言われるし、と、帰宅後に自分で原因を探し、そもそもロックナット締まってなくてセンサーがグラグラで、ねじ込みすぎで4速でも点いちゃっていた事が分かり、調整やりなおし自分で修理したという経験が!!組み換えで外したネジは締まってない事が多く、緩んで落ちたか忘れたかネジが無いとか、オイルシールを交換すれば奥まで真っ直ぐに入ってなくて干渉して異音、新品に入れ替えただけで調整という言葉はないの、あそこは、と、それまでの諸々が確信に替わり、遠ざかるに至り二十数年
というわけで、4速で走行中にリバースランプが点いたりしないように調整は念入りに行いました
リバースランプが点灯することを確認して調整終了
作業の途中でリバースランプスイッチの配線に傷を発見する 傷からしてワンタッチカプラーの取り付け痕のようなのだけれども、こんなところにワンタッチカプラーを取り付けする理由が不明
前のオーナー時代の痕跡で、25年近く問題無かったのだからこのままでもいいかという考えがよぎったものの紫外線硬化樹脂で固めて誤魔化しておく
© ミニ乗りの堕話
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