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2023年1月29日日曜日

電池式タイミングライトPROLITEに電源スイッチを追加する

出先でミニの点火系の調子が悪くなっても対応できるように、電池式のタイミングライトをトランクの中に入れっぱなしにしているのだけれども赤いスイッチの部分が荷物に当たることで電池が消費されるようでいざという時に電池切れなんて言うことがしばしで、電池を外しておいたり、蓋の位置をずらしたりしてはいるものの、電池を外せば電池を紛失し、蓋をずらせばいつの間にか蓋が外れて部品が散乱・・・。
TimingLight PROLITE

20年近く使ってきていて今更ながらスイッチを追加すればいいじゃん!!と思いつく。マイナス側の電極が2分割になっている事を利用して間に絶縁用樹脂を挟んで間をスイッチで繋ぐ事で、スイッチ付きに改造してやる。
タイミングライト プロライト スイッチ改造
タイミングライト PROLITE スイッチ追加

2022年3月13日日曜日

250カプラー用端子抜き工具を自作する

材料:幅2.5mm、厚さ0.8mm の ステンレス帯板

使い古しで不要になったバ◯ティブラのリサイクル。
両端が加工されていたりするものも多いですが、概ねこのサイズだと思います。材料としてステンレスの帯板だけ購入するのは難しいと思う。

これが250カプラーに入っている端子のロック用の爪を動かして、端子を取り外すのに丁度いい感じなんですよね。

使いやすい長さにカットして、両端を加工。14cm前後の長さで切り出すと1本から2個から3個ぐらいは作れるかなと。14cmとしたのはオイラの手の大きさで使いやすい長さというだけです。
かなり硬い材料なので下手なニッパーやペンチでカットしようとしたら歯が負けて欠けたりすることがあるので、オイラはヤスリで半分ちょっとぐらいの厚さまで切り込みを入れて折りました。

両端の形状は、ヤスリで整えてこんな感じ? 形状は好みで使いやすい形状を試行錯誤してください。
250カプラー以外でも使える事があるので重宝したり。別の用途にも使ったりするのでどっかに紛れて無くなることしばし。


ワイパーゴムを交換するとゴミとして出ることが多いバーティブラ(vertebra → ワイパーゴムの背骨)も捨てずに取っておくと、端子抜き工具以外にも工作で板バネに使ったりも出来る。
ま、ミニのワイパーゴムでは、違うタイプのバーテブラを使用している事が多いので入手は???

2022年3月12日土曜日

SK11 LEDワークライト( SLL-108V-13Li )が期待していたより暗かったのでCOBタイプのLEDに入れ替え改造する

SK11やDCMの電動インパクトやらなにやらの電動工具のとバッテリーが共有出来るので、かなり前にSK11 LEDワークライト(SLL-108V-13Li)を購入したのですが、18500型のリチウム電池3本直列のバッテリーで、使用時間が4時間ぐらいと言う仕様の割に、期待値より暗くてしばらく死蔵。
SK11 LED作業灯 SLL-108V-13Li

そこに明るくて照射範囲もそれなりだけど単4電池で電池の持ちが微妙で単3なら文句ないのに~なLEDワークライトの足が壊れ使い勝手が悪くなる。
LED作業灯
ランプ部分が気に入らないものと、電池・筐体に問題の有るこの2つニコイチしていいとこ取りすれば良いものになるのでは?と、、、


とりあえず、SK11 LEDワークライト(SLL-108V-13Li)のランプ部分を分解してみる
SK11 LEDワークライト SLL-108V-13Li 分解
SK11 LEDワークライト SLL-108V-13Li 基板裏面
本体の側面にLED24個で240mAと書いてあるだけで取扱説明書にも電力は見つけられなかったのだけれども、バッテリーが10.8Vで消費電流が240mAとすると2.6W。この明るさで2.6Wとか書いてあったら文句出そうな? だからワット数が見当たらないのか?これ

基板の回路を見たところ定電圧?定電流?の回路があって、その下にLED2個直列に電流制限抵抗のセットが12組並列という構成。240mAを12組で割ると1組当たりの消費電流が20mAと算出される。そこからLED1個あたりの電力は一般的な白色LEDの駆動電圧3.6Vに電流20mAだから
 3.6V X 0.02A X 24個 = 約1.7W
がランプだけの電力と推測。差分の0.9Wは抵抗やらなんやらのランプ以外の回路で消費しているんじゃないかと?ま、計測していないのであくまで計算上の話。

単純にランプの電力だけで計算上1.7W程度あるハズなんだけど?そんなに明るくない。


移植作業に取り掛かる前に、電源も単4電池3本の4.5Vから、リチウムイオン電池パックの10.8Vに変わるからLEDだけ単純移植というわけには行かず、ジャンクなLEDワークライトに付いているCOBタイプLEDの仕様を確かめる必要がある。
点灯に必要な電圧も電流も分からない状態なので、元々電池3本だから4.5V位のハズなので5Vかけても平気だろうと、USB電源を繋ぎ、各部の電流、電圧を確認するとLEDは3.3Vぐらいで1.1Aぐらい流れ、発熱もすごく放熱板に触れなくなる。
これ、電池代がもったいないからと単純にUSB電源に改造すると熱で筐体が溶けたり、燃えたり、LEDが急速劣化して暗くなったり問題が起きそうだ。

これだけ発熱があると熱でLEDがあっという間に劣化して暗くなり最後は断線に至る可能性が高いし、単4電池で1Aなんて設計はしないだろうから200〜300mAぐらいでしょう?となるとLED自体は1Wぐらいで電圧は4~4.5Vぐらいの電源を使う想定で電流制限抵抗が設定してあったのかな?と、、、

10.8Vから3.3Vに降圧して0.3Aぐらい流すとして、抵抗で電流制限をしようとすると2Wぐらいの発熱になってしまうから5Wぐらいのセメント抵抗???それではスペース・放熱が成り立つ気がしないし、電気を6割以上熱に捨てるのも無いわ、と。

数日?週間単位?で悩み、電圧電流から考え抵抗ではなくパワーLED用のLED1個1W仕様の定電流DC-DCコンバータを入れればなんとかなりそうだと言う結論に至る。
ま、COBタイプのLEDで工作をする事自体が初めてで、このタイプのDC-DCコンバーターでCOBタイプのLEDを駆動できるのかもシランけど電流・電圧は仕様から外れていないっぽいから大丈夫でしょう???タブン・・・・・・。

ジャンクLEDライトを分解加工しようとしたところ、だいぶ前に電池の液漏れで電池ボックスがだめになり、LED周りだけストックしてあった同等品が出てきたのでとりあえずそちらを使って移植の難易度を確認するかと
樹脂の反射板をカットしてヤスリで細かい形状を調整する。
明るい系のLEDの寿命は熱処理が肝で冷してなんぼだから、LED後ろに入れる押さえ兼、放熱板になるアルミ板を自作新しく追加してやる。JUNKなCOB型LEDに定電流DC-DCコンバータもハンダ付けし、基本的な加工は終了。

仮組みしつつ調整、想定より違和感なくニコイチが出来上がる。 SLL-108V-13Li側は、一切削ったり、穴をあけたりの加工をしなくていけそうだ
結局、また同じ加工をするのも無意味なので、確認用に加工した同等品をそのまま使うことにする。

定電流DC-DCコンバータは固定を考えた作りになっていなくて固定で悩み、絶縁用の熱収縮チューブを被せただけで収縮させずに隙間押し込み。勝手に収縮するようなら熱の問題があるので穴をあけるとか、アルミ板を接着するとか考えよう。
元々のSK11 LEDワークライト(SLL-108V-13Li)に付いていた部品は、LED基板と、反射板?のステンレス板を外しただけで、全く何も加工せず、配線のカットすらしていないので、配線をハンダ付けしなおすだけで元の状態に復元可能。ま、やらんけど。

改造終了

壁から20cmぐらいでも結構な範囲を明るく照らせるようになる。ランプ部の定格が1.7Wから1Wに落ちているのに明るくなったような?キレイに拡散するので、よくある一部分だけ極端に明るく、明るいんだけど〜見づらくて使いにくいLEDランプのようにならないのも好感触

どのぐらいの時間使用可能か調べるために点灯中の電池からの電流を計測すると実測127mAでした。元の約半分に省エネ出来たようだ。
これでDC-DCコンバーターが定格通り出力していれば85~90%ぐらいの変換効率ですかね?面倒くさくて測ってないケド

電池の定格が1.3Ahなので電池が8~10時間程度使える皮算用。改造前より明るく、照射範囲も広く使用時間も約倍になる。

2018年12月23日日曜日

100均一で購入したワイヤーツイスターを改良してみる

ミニのプラモを作っていたら、サブフレームとサスペンション以外は何を残してあったっけ?と、思い出せないぐらいホボ全部外してバランバランになっている実車の方を組み立てろよ!!
というツッコミが入った今日このごろ (^^;


暇つぶしに基本的に100円ぐらいでいろんな工作用素材を扱ってる材料屋を漂っていたところ、ワイヤーツイスターを発見。今や100円少々でワイヤーツイスターが購入できるなんて・・・。

ただし、このワイヤーツイスターには致命的な欠点があってバネの組み込み方向が逆という・・・。108円だから許すけど・・・。

当初、コジれば簡単に蓋が外れるだろうという皮算用で蓋を抉って外そうとしたのですが、意外と頑固で難儀して力技で外す事になったので持ち手の軸は変形してしまいました。もし作り直すならば、どのみち蓋は邪魔になるのでキレイに外すことなんて考えずに小さめのドリルで穴を開けて、バネが自由に動くぐらいの径までリーマーで穴を広げるるとか?端っこギリギリを金鋸でカット?なんてほうが良さげ???



バネを本来の位置に組み換え、白い樹脂キャップを押し込めば完成。外筒と中の黒い樹脂が、ズレるので動作確認が終わったら接着するかなと。

ただしバネが弱目だったので、テキトウーに伸ばして組み込んで数回使えばいい感じに収まるような?

普及しているワイヤーツイスターの場合はロック出来るペンチのようになっている先端にワイヤーを挟むようになっていることが多いのですが、挟み込んで固定する代りに先端部分に巻き付ける。

ワイヤーを引っ掛けるだけならば2箇所あれば十分なのにコストをかけて10箇所もワイヤーの引掛けを用意してあったり?
持ち手を引っ張った後にワイヤー側を回らないように先端部をホールドする際、手で支えやすいように思いやり?

注意点!! は、中心部分で捻ったワイヤーの先端をこの写真のように出すと針金の端で怪我をするので、手に当たらない位置でまとめるか、手に当たって大丈夫なように先端を処理しておかないと怪我します。試しに何個かネジネジして遊んでいたところ・・・気がついたら!? 血がーーー (((((((・・; サササッ

超大雑把な使い方の説明をすると、ワイヤーを先端部に引っ掛けて固定したら、持ち手の軸を引っ張りーの


引っ張りきったところで、針金の端部に触らないように先端部分が回らないように支えたら、持ち手の軸を離す。そうするとバネの力で持ちての軸がバイーンと戻る。


あとは、この動作をひたすら繰り替えして、引っ張りーの、離しーのしてこんな感じに、ねじねじ される。

でも、ネジネジの心臓部の回転を生み出す部分が樹脂なので耐久性が課題かも?

そもそも構造上の問題で1ストロークあたりのネジネジされる回数が少ないのでストローク数が多くなる作りなのはどうしようもない。ま、使用頻度を考えたらこれでも事足りるからいいやと!?