一月以上かかりパーツを整備したり、購入したり準備が整ったので、ようやくミニクーパーのSUツインキャブレターセッティングに入れるかな~と。
主要な作業だけでも
- ミニクーパーのSUツインキャブレターのセッティング用パーツを選定する
- 英国minisparsに注文していたミニクーパーの部品が届く
- ミニクーパーのSUキャブレター用キャブスプリングを比べてみる
- ミニクーパーのSUツインキャブレター用インマニ接合面を擦り合わせ修正
- ミニクーパーのSUツインキャブレター同調調整をとってみる
- ミニクーパーに搭載済みの TECHEDGE製空燃比計のデータロガーを使ってみる
- ・・・
SUツインキャブレターセッティング確認 その1
基準になるセッティングの確認。ただしキャブスプリングは標準のREDより柔らかいBlue。ニードル :AAU ミニクーパー用1-1/2SUツインの標準的なもの?
キャブスプリング :ブルー
キャブスプリングが無い状態からキャブスプリングを取付したため、アイドリングが大幅に濃くなり、空燃比で13半ばだったのが、11を切るぐらい。
13半ばぐらいになるように再調整した上で動かしてみる。
TECHEDGE製空燃比ロガーのデータをTEWBLOGにてグラフ表示。
緑:空燃比、水色:エンジン回転数、赤:アクセル開度、橙:排気温度。
タイラップで縛っただけでちゃんと固定していないアクセル開度センサーがズレたのでアクセル開度が多目にでていますが開けてるか、パーシャルか、閉じているかしか見ないので再調整せず放置
駐車場所から5m動いたところでNG。
発進加速でアクセル開度が臨界点を超えた瞬間に、空燃比が一気にGDIも真っ青?の空燃比55超えの超リーンバーン?
当然そんな空燃比じゃトルクなんて出ないので加速どころではなくスミスのセンターメーターの速度計ピクリともしない10km/hにすら到達していない領域でアクセルを開けるほど減速 orz
トルクが全く無く吹け上がらないだけで、アクセルオフすれば空燃比は元に戻りアイドル付近の回転は安定しているのでエンストする気配はないケド。
シングルの時は空燃比が12~16の間あたりにないと回転が不安定になってすぐにエンストでしたが、ツインキャブは広い空燃比域で案外粘る?
軽自動車用の電磁式燃料ポンプのせいで燃料が足りていない?と言う気がしなくもないですが、なぜかうちの子はキャブスプリングが無い方が調子がよくなる傾向があるので、やっぱりバネ外す事にする。
SUツインキャブレターセッティング確認 その2
ちゅうわけでキャブスプリングを外してしまう。ニードル :AAU
キャブスプリング :無し
キャブスプリングを外すついでにジェット高さを確認したら1mm近く上に飛び出してました!?
ありえねぇーーー
その状態では、静止時にダンパーピストンとジェットがくっついた状態になるので燃料が吸われません。でも温間ではわりとあっさりエンジンはかかりますが、冷間では始動にかなーーーり手間取ります。
先ほどとは逆でアイドリングに空燃比が薄くなるのでアジャストスクリューを回してとりあえず甘目の13.5ぐらいに。
その1の時とは空燃比のみ縦のスケールが違います。
今度は、駐車場で10mぐらい走った時のログ。
クラッチミート領域で空燃比が18ぐらいなので、トルク感は無いが走れないことは無い感じ。アクセルを開けたところでもう少し濃くしたいのでニードル交換。
SUツインキャブレターセッティング確認 その3
ニードルで低アクセル開度領域から AAU より濃くなる ABY に交換。
ニードル :ABY
キャブスプリング :無し
ついでにジェット深さを測ると、左が0.7mm、右が0.75mmと、0.5mm程差があったので0.75mmに合わせる。それ以外はそのまま何もいじらず。
ちょっと動かして、調子が良さそうだったので食材の買い出しついでにログ。
街乗りでは、それなりの空燃比にあるようなのでアクセルを開けると突然薄くなるのは燃料ポンプの容量不足のせいではなさそうです。
SUキャブは加速ポンプが無いので、アクセルONの瞬間は薄くなるのはしょうが無いとして空燃比14~15ぐらいの間で、アイドリングも信号停止して数秒で落ちついて安定するので、普通の街乗りなら問題無い感じ。
でも、加速時に2000~3000rpmのあたりで軽いノッキングが聞こえるので点火時期遅くしたほうがいいかも?
点火時期を確認してから、ニードルを交換するか決めようと思います。
でも、タイミングライト何処やったっけ???
123のフルトラデスビに交換してから車載工具から外れたので行き先不明
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