2015年2月1日日曜日

ROVER車のMEMS1.6 , 1.9用 OBD診断機アプリ「MEMS Diag」を発見

2023年某日 時代修正
最近は、携帯キャリアによる数々の嫌がらせが仕組まれているキャリア専用端末が絶滅しかけているため改稿。


MEMS Diag
という、ローバーのMEMSと呼ばれる特殊なOBD(診断機通信)に対応したAndroidアプリを見つける。

公式ページは、こちらのようで接続ケーブル等の情報がありました。
 MEMS 1.6 / 1.9 ECU diagnostics
記事の日付を見ると数週間前にリリースされたばかり???


でも、MEMS1.6 , 1.9対応とはあるものの、公式ページの動作確認済みリストにROVER MINIがない(2015年2月1日現在)のでトライアル版のLiteで要実験?
(Liteは起動回数等に制限があるらしい?)
後日、知り合いのインジェクションミニで試したところデフォルト設定のままでは駄目でしたが、設定をMEMS1.6に変更する事で使用出来ました。

ケーブルは、その辺に転がってるもんでいいし、接続用のコネクターは動作確認出来てからでも遅くはない!?

この手の情報は日本語の情報全く見つからなかったり (2015年2月1日現在)
ただし、オイラは諸事情により実験できなかったので、アプリの使い方を聞かれても分かりません。


Android端末の他に必要なのは、
■USB-HOSTケーブル、OTGアダプタ、ケーブル
USB-HOSTケーブル、OTGアダプタ、ケーブル
USB-HOSTケーブルは、キーボードやUSBメモリーをつなぐ時に使うケーブル。激安品が110円ぐらいで販売されています。

■USBシリアル、USB-FTDI、USB-UARTのコンバーター、ケーブル(5V)
 5V USB-FTDIケーブル
USBシリアルとか、USB-FTDIとか、USB-UARTとかのコンバーター、ケーブル的な名前で売られているものの5V版が必要。
1000〜3000円ぐらいだったような?

MEMS側に信号はTTLレベルの5Vシリアルデータ信号なので、省電力マイコン用の3.3V出力のものとか、RS232C出力のものはたぶん使えない。
テキトウニ購入して3.3V版だったり、RS232C版だったりすると、データ信号のHIとLOWが区別できなくなって通信が出来なかったり、接続が安定しなかったりするかと?

■エンジンルームにあるMEMSの3ピン診断コネクターに繋ぐコネクターとピン

これに接続する相手側の
コネクタ
 AMP 172201-1
ピン
 AMP 170280-1
が必要になる。

調べたところ、楽天に出店されているIK21さんで扱っていたので入手に困ることはなさそうです。
タイコーエレクトロニクスアンプ 〓 カプラ+ゴム栓 〓 172201-1


タイコーエレクトロニクスアンプ 〓 端子 10個 〓 170280-1


送料を入れても一台分で1000円ちょっと?


とりあえずコネクターを購入するとお金がかかるので、試用版のMEMS DIAG Liteに用意した有り物ケーブルだけを繋いで、Connectボタンを押して接続実験。
Nexsus5  Android アプリ MEMS DISG接続
シリアル通信ケーブルまでは認識していて通信できていそうだケド
 ECUの反応ネェぞ!!
と英語で怒られた〜。


 何??? ECUだと!?


そんなもん付いているわけねぇダロ!!
ローバーミニでも、89年式のミニ1000のキャブだから ( ̄Д ̄;) ガーン


そもそも実験以前の 問題 Orz

後日知り合いのインジェクションミニに接続して確認してみました。
 ROVER車のMEMS1.6 , 1.9用 OBD診断機アプリ「MEMS Diag lite」をミニクーパーに接続してみる
 https://rover-minicooper.blogspot.com/2016/02/rovermems16-19-obdmems-diag-lite.html






7 件のコメント:

  1. 私は人柱になるべく、USB-FTDIケーブルをおもちゃ箱から探している。
    またコメントします
    mini SPI '97 / nexus7(rooted)

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  2. 動作確認出来ました
    Rover mini 1997
    MNE101170 ver1.6
    Nexus7(2013)
    USB-FTDI

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  3. 動作確認ありがとうございます。

    元の情報をUPしてからかれこれ2か月以上経つのですが、その後まったく日本語の情報が出てこないのでミニでは使えないのかもしれない?と思いかけていたところでした。

    少なくともrootの取れているNexus7なら大丈夫そうですね。
    うちのNexus5もFTDIのアダプタまでは認識しているようなので大丈夫な気がします???

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  4. イギリスのMiniフォーラムサイトにてTTL-232R-5V(FTDI)と同じく旧AMP(現タイコー・・・)の3Pコネクタ使ってPCにて診断するソフトがフリーで以前から紹介されてます。

    ROVER1.6は非同期シリアル通信なのでリバースエンジニアが容易に可能です。
    当方は98'M/TのSPIで診断&フォルトリセット可能なことを確認しました。
    MPI車輌は身近に居ないので可能かは不明です。

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  5. 情報ありがとうございます。こちらに有るものの事ですかね?
    http://alum.wpi.edu/~colinb/mems_interface.html
    ケーブルはスマホ用のものと同じものが使えそうですね。

    Linux版とwindows版のソフトがあるようですが、当方もインジェクション車が身近にいないため確認取る事は出来ません。

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  6. 6月23日にコメント投下した者です。
    JPDさんが見つけられたMEMS GaugeでもPCでO.SはVista32bit作動確認済みです。
    MEMS_Diagについても同じ通信ケーブルでPCを仮想スマホにしてAndroidoアプリ起動すればスキャナーとして十分、使用出来ます。
    因みに当方の98'M/T SPIの色はHAMです( ´艸`)

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  7. レスポンスが遅くなりすみません。
    貴重な情報ありがとうございました。PC上で仮想スマホなんて使い方もあるのですね。勉強になります。

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