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2014年4月5日土曜日

ミニクーパーのエンジンチューニング 46(キャブボックスの取付)

ミニクーパーのウェーバーキャブレターとバルグヘッドのクリアランスを稼ぐために、キャブボックスを取り付けました。

キャブボックスの取付は、インテーク周りを仮付けした際に大方の見当つけて有るので取付するだけ


キャブボックスの取付に邪魔になるセンターメーター諸々の内装を外し


配線も外すので、エンジンルーム内ヒューズの接続メモ


バルグヘッドをカット

フルサイズのキャブボックスにすると、配線処理が大変だから・・・。


エンジンも降りていることだしバルグヘッド周りを加工しているついでに、このミニクーパーを中古車購入に後はじめてステディロッドブッシュを交換した時に発見して以来、ずーっと気になっていた、イモ溶接で補修されていたステディロッドのロアブラケットが目に留まる。

でも、今回エンジンと、ブレーキサーボ&クラッチマスターブラケット外すまで、こんなに酷いと思ってなかった (*_*)

気持ち悪いぐらいのイモコロが山盛り盛りまくりになっていると、ステディロッド本体と干渉し続けているので・・・。
ロアブラケットの付け根にクラックが入ってもげちゃうのは、ミニクーパーの定番トラブルなんだけど、こんな治し方は・・・。



と、いうわけで切り取り完了〜。

修理方法はL字鋼ボルト止めでいいかと
インジェクションミニのブラケット補修したときより全然楽。


事前に購入しておいたキャブボックスを取り付ける。そこそこ固く、加工のしやすい、0.7mm厚のアルミ製のキャブボックスを選択。



テキトウに落書き設計?

でも、罫書き中に既に形状も寸法も変わってたり!?


切った張った曲げた・・・。キャブボックスの取付終了。

これで、まともなファンネルを取付してもバルグヘッドとのクリアランスで悩む事も無さそうです。
35mmなら余裕でしょう~

バルグヘッドを貫通するハーネスもうまく上方を通してクリアできたし
でも、メーターの取付は、どうしようか??????

2014年3月30日日曜日

ミニクーパーのエンジンチューニング 45(99xへ1300cc用シリンダーヘッド流用時のウォーターポンププーリーの干渉対策)

ミニクーパーの古いエンジンから使い回すパーツを取り外し移植


あらかたの部品を取り外し。

パーツを綺麗にして新しいエンジンへ仮組していたところ・・・


ウォーターポンププーリーがシリンダーヘッドと干渉~ (^●^)

1000のブロックに1300用のシリンダーヘッドを流用チューンというメニューを選択しているので、こんな事もあるでしょう。
ま、998と1275のエンジンは、サーモスタッド周りの形状まるっきり違うし。

排気バルブとの干渉対策のシリンダーヘッドへのリセス加工以外にも、ウォーターポンププーリーの干渉対策も必要なんですね (^^;
ファンベルト交換時にウォーターポンププーリーをずらす作業が必要になるので、メンテ性が悪化 (^^;


手ヤスリで干渉対策

純正パーツの作りが悪くてプーリー同心がとれていないので、プーリーを回して干渉の確認をしないと嵌まります。

残りの部品は、洗ってラッカーで再塗装の予定。

2014年3月29日土曜日

ミニクーパーのエンジンチューニング 44(エンジンを降ろす)

ようやくミニクーパーのエンジンを降ろすところまで来る


エンジンを降ろすには外すモノが色々と・・・・・・。

まずは、エギゾーストを外しから。
エギゾーストを外すのに邪魔になる排気温警告用の排気温度センサーを外す。ってか、排気熱で錆びすぎてナットの原型が・・・


無事排気温センサーの熱電対が外れる。


マフラーマウント類を外し中


マフラーが外れたの図


触媒を分離するのですが、相変わらず排気熱で錆びすぎてナットの原型無いし


無事触媒が外れて、エンジン側から覗くと触媒のハニカム構造が見れて、25年?モノにしてはマシ?


マフラー側から見たら触媒融けてっし (^^;



継ぎ接ぎで効率が悪そうなマフラー (^^;


中古車で購入したときから付いていたルーキーマフラーのエンジン側の付け根を見たら、穴が・・・。

少なくとも15年以上経ってますから???
マフラーに穴が空いたままじゃ車検に通らないので交換しないとーーー。

ま、どうせ既に購入済みRC40に交換するからいいんですけどね。


エンジン降ろしに邪魔になるブレーキのマスターバック周りを取り外そうとしたら、ブラケットを固定しているスタッドボルトがポロッと折れる (T_T)


外す予定の無かったステアリングペダルブラケットを外すハメになる~。


エンジン下に追加した揺れ止めロッドを取り外し


ドライブシャフトを分離したり

シフトレバーロッドを分離したり~。タコ足を外したり~。

エンジンオイルを抜いて

どうせエンジン載せ替えるし~と、量だけ見て交換しないままだったエンジンオイルがーーー。
見なかった事にする。


社外品の工具外れ対策のドレインボルトを新しいエンジンに移植。



点火コイルを取り外すので、実配線メモ。


123デスビを外し


オルタネーターの配線メモ


ようやくエンジンが降りる

エアコン無しのキャブ車で、これだけメンドクサイと、エアコン付きのインジェクションなんて???


先日ブッ千切ったブレーキパイプは、新しいストレート配管の作成をお願いする。

スチール管のフレア加工をする工具は高いので使用頻度を考えたら自作はあきらめる。銅管用は安いんだけど・・・。(銅管は、エアコン等の低圧用なので耐圧が20〜40MPa程度と低く、強目にブレーキをかけただけで液圧が耐圧オーバーするので何時破裂するか分からずとても危険です。当然、保安基準不適合で車検にも通らないとか?)

ストレートのブレーキパイプを、パイプベンダーを使い配管を曲げる

ベンド中にパイプ滑らないように押さえておかないと、最悪パイプが折れ曲がって潰れちゃう事もある。
ま、今回のパイプは細いのでまだ良いんですが、太い配管は曲げるのに力が要るのでベンダーのRを無視したRで曲がろうとしやすいような?

ブレーキパイプ完成。

BF Goodrich製の社外品ステンメッシュブレーキホースに交換したせいで右側のブレーキホースを取り付ける部分のバンジョーが底突いてしまい配管に隙間が開いてしまったので、バンジョーの先端を2mmほど旋盤でカットする必要がありました。
 ⇒ ブレーキホースのバンジョーボルトが入る穴の深さが左右で違い、BF Goodrich製のブレーキホースはフロント用に右左の区別があることが後日判明。取説は当然英語なのは許すとして、汎用の説明書なのでそんな事書いてないし (^^;


タペットチェストカバー等々を、新しいエンジンに移植しないとーーーーーー。

排気ポート周りを見ると、微妙に排気漏れしていたっぽい?
ガスケット交換しないまま何度もマニホールドを付け・外していたからしょうが無い???

2014年3月28日金曜日

ミニクーパーのエンジンチューニング 43(エンジン載せ替え前の段取り)

ミニクーパーのエンジンはホボ組み上がったところで、足回りの記事ばかり続いていた気がしなくも無くも無い今日この頃ですが、
 そろそろエンジン載せ替えをしないと???
というわけで、エンジン載せ替え前に必要な部品を自作したりとか・・・。

機械式燃料ポンプは使わないので燃料ポンプのカンチレバーが入る穴を塞ぐためのプレートをA2017という俗に言うジュラルミンで自作する。

今、うちのミニクーパーには昔燃料ポンプを電磁ポンプ化改造した際に鉄板から切り出して自作した真っ赤な蓋が付いているので、付け替えればいいのですが、ジュラルミンの切れっ端から切り出しても大した手間では無いし。

部品の寄せ集めの都合上、クラッチハウジングが1300用になってしまったのでブローバイの取り出し口が有り、ここもジュラルミンの切れっ端から切り出して蓋も自作する。

せっかくクラッチハウジングに穴が空いているので、こちらにもクランクケース内圧コントロールバルブを追加取付して負圧で吸ってやろうかとも思ったのですが、エンジンの構造を考えるとチェストカバーのエントツから吸っていれば十分?に思えたので蓋をする。


次は、キャブレターを取っ払い~


ウェーバーキャブレターに付け替えて、エンジンルームをどうするか考える

ついでにアクセルワイヤーのリンケージはトップマウントに交換予定。

今まではアクセルワイヤーをヘッドカバー側から取り回していたのでアクセルワイヤーの摺動抵抗が大きくてフィーリングが悪く~
アクセルとキャブのリンケージのレバー比の関係も悪く調整も出来ないので、アクセルペダルを半分ちょっと空けるとスロットルのバタフライは全開~フラットアウトで街乗りしにくい~

というワケでリンケージをトップマウント化して改善しようと企む。

ウェーバー用のトップマウントリンケージを使うと、1.3L/1275ccではロングストロークな関係でブロックの高さが高くいため、エンジン高が高くなりボンネットとリンケージが干渉し、
 ボンネットを閉めるとアイドリング回転が上がる~
なんてトラブルが起こることもあるようなのですが、998なので特に何もしなくてもクリア出来そう?


インマニが以前と変わっている気がしなくも無い?

外して置いている間に伸びて? 1インチ長くなりました(^●^)
と、いうことにしておく

エンジン降ろしたついでに、キャブボックス切らないとダメっぽい???

今のままじゃ5mmぐらいのスーパーショートファンネルしか付かない?


また、ボールが磨り減っていたクラッチのカンチレバーも新品を購入。

似たような形をした別物?

2014年3月9日日曜日

ミニクーパーのエンジンチューニング 42(エンジン組み立て其の四)

ロッカーアームは、ミニクーパーのチューニングでは定番のハイリフトローラーロッカーは使わずに、軽量なレアモノのプレスタイプノーマルロッカーアームを使います。
ローバーミニクーパー 当時モノプレスロッカー
今、ミニクーパーにはminispares製ハイリフトロッカーアームが付いているのですが、
 ハイカム&1300用シリンダーヘッド流用
というチューニングメニューを選択した為に、レバー比 1:1.5 のハイリフトにハイカムの組合せで、フルリフトするとバルブがリセスとカツカツの計算なので止めました。


ピストンリングのギリギリまで、排気バルブのリセスを切る勇気はありません (^^;

某雑誌でTOPリングの下までリセスを切っている図を見た事がある気がしなくはないですが、ピストンリングが回ってリセスの所に来たら((((((・_・サササッ

2ストみたいにピストンリングの回り止め加工追加しないと??? なんて、ナンテ、nante・・・。


バルブクリアランスを調整すると、圧縮上死点でロッカーアームがホボ水平なので良い感じ?
旧ミニクーパー 当時モノプレスロッカー


同じプレスタイプのノーマルロッカーアームでもバルブと接触する部分が1000と1300では違います。
オールドミニクーパー 当時モノプレスロッカー比較
1300用の方がバルブ径が大きくビックバルブになっている為にステムがオフセットしているのですが、プッシュロッドのジオメトリーが優先されるためにバルブの軸がロッカーアームとの接触部の真ん中から外れてしまうので、その分接触部分のチップ幅が広がっています。



サーモスタッドは、今まで使ったことの無い82℃品を使ってみる。ダメなら替えればいいから。
ローバーミニサーモスタッド82℃
手持ちの78℃品や、88℃品は小穴が空いていて、カタカタ動くバルブのようなモノが付いているのですが穴すら無し。気にしないことにする。


1300用のシリンダーヘッドを使うとサーモスタッドハウジングのホース出口方向も変わるので、新品の1300用のサーモハウジングを使うことにする。
ROVER MINI 1300用サーモスタッドハウジング