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2009年9月15日火曜日

ミニクーパーの距離計のゾロ目を見逃す

ふとミニクーパーの距離計を見たら・・・

ミニクーパーの距離計の表示距離のゾロ目逃がす

気が付いた時には、33333.3mileを数マイル過ぎた状態・・・。
見逃した~

メーター交換や修理で、とっくに総走行距離は不明になっていますが、それでも・・・。

2009年7月5日日曜日

ミニクーパーにトリップメーターを取り付ける為に、スミス製センターメーター を車速パルス取り出し改造

ミニクーパーに暫定タコメーターとして
 永井電子ULTLAスピードモニタープラスNo.4105
を取り付けしたのに、距離計の機能が使えないのは悲しいので使えるようにしたくなりました。

ローバーミニクーパーにスピードモニターを取り付け終了

当初スピートモニターは回転数表示だけの暫定取り付けのつもりで、ミニクーパーにそぐわない?デジタルメーターだし、でも思っていた以上に収まりが良いので外す気が無くなったとも言う


と言うのも、ミニクーパーは純正にしてもセンターメーターにしてもトリップメーターが無いため、いろいろと不便なので、それが解消できる?と
でもセンターメーターの部品を確認すると、トリップメーター用の部品が付きそうな作りになっているのでモノによってはトリップメーターがあるのか?機構部は汎用品?のどちらかなのかなと?

しかしミニクーパーは、古い設計のクルマなので、今時のハイテクすぎるクルマのように車速センサーは付いていません。ミニクーパーは今時のナウなハイテク車と同じ信号を持っていると錯覚している人の多いインジェクションですら最終型のラストミニに至るまで、そもそも車速信号を持っていないため、スピードモニターに接続するには車速パルスを自作する必要があります。

車速パルスを取り出す手法としてはメーターケーブルを改造したりとか複数の方法が有るのですが、
以前からを興味持っていた 梅庵ニ散ル さんで公開されている、メーターにリードスイッチを組み込んで車速パルスを発生させカーナビに接続する という手法を参考にさせていただいて、センターメーターを加工する方法を選択しました。

更にミニクーパーは、英国車なのでJIS規格なんてシラねぇYO!!なので、メーターケーブルの回転数も、JIS規格を採用している国産と違うため、大幅に補正の必要がある。ま、スピードモニター・プラスならばタイヤ径補正機能が付いているので、なんとかなるでしょ

ジャンクなスミスのセンターメーターで、スピードメーターの仕組みを確認

とりあえず、以前センターメーターのオドメーターが壊れた時に部品取りにしたジャンクメーターがあるので稼働中のスピードメーターを改造する前にいろいろと確認する事にします。

不要な部品を外した状態のスミス製センターメーターの中身です。以前故障した際に部品取りにしたのでオドメーター周りのパーツとかいろいろと有りません。

mini cooper用スミス製センターメーター内部パーツ
ローバーミニ用スミス製センターメーター内部パーツ裏側


針側と、メーターケーブル側は、軸が保持のため点接触している以外は機械的には接続されておらず、ケーブル側の回転する細長い金属板が磁石になっています。

クラシックミニ用センターメーター磁石部


しかし、指針側のお皿はアルミニューム製なので磁石に着きません。

オールドミニ用センターメーター指針側アルミ板

普通に考えると、磁石が回転してもアルミは磁石に着かないので、磁石がいくら回転してもアルミのプレート側が動くとは思えないかもしれませんが、おおざっぱにいうと渦電流によって生じる磁場の力を利用しています。
そのままだとメーターパネル裏の針が振り切れてしまうのでヒゲゼンマイの力の釣り合わせる事で速度が表示されます。速度表示のチューニングは磁気の強さと、ゼンマイバネの反力の釣り合いという感じ。

ローバーミニクーパー用スミス製センターメーター反力ゼンマイバネ


スピードセンサー用リードスイッチの入手

リードスイッチは、入手しやすかった百円均一で購入した防犯ブザーから取り外したものを使い実験回路を試作しました。まともなリードスイッチを単品入手しても100円ぐらいなので100円均一の防犯ブザーから取り出す利点はあまり有りません。

100円均一防犯ブザー
百円均一防犯ブザー分解
リードスイッチ

質が良くないのでガラスがパリパリと割れてくるので取り扱い注意です。うまくいったら、ちゃんとしたパーツを購入して来る事にします。

センターメーターハウジングの改造

ジャンクのセンターメーターハウジングがあるので、加工しようと思いましたが、錆びたり塗装が浮いていたり汚いので磨いて、まずは再塗装。

ジャンクのローバーミニクーパー用センターメーターハウジング錆びて汚い
ミニクーパー用センターメーターハウジングを磨く
オールドミニクーパー用センターメーターハウジング塗装
旧ミニクーパー用センターメーターハウジング塗装完

塗装色が違いますが色を合わせる意味は?なので有りモノです。

基盤固定用の穴と、配線取り出し用の穴をあけました。

センターメーターの配線取り出し穴ケース加工

スミス製センターメーターへ車速センサーのリードスイッチ回路を組み込み

メーターの表示板が付いていると分かりにくいので、外した状態で作動を確認したところちゃんとパルスが出ているようです。

オールドミニクーパーのセンターメーターへのリードスイッチ組み込み

ミニクーパーのセンターメーター取り外し

ジャンクセンターメーターによる車速信号取り出し実験が、うまくいったのでミニクーパーに着いているセンターメーターを改造しスピードモニターへ供給する車速パルスを取り出せるようにします。

というわけでダッシュトリムと自作メーターパネル周り,スミスのセンターメーターを分解。

ローバーミニクーパーのセンターメーター周り分解

せっかくダッシュボード周りをキレイにしたのに・・・
まぁ、ここまでバラスのに15分もかかってないケド。

スミス製センターメーターの車速信号出力改造

オールドミニクーパーのセンターメーター分解


あらかじめ作っておいたリードスイッチの速度パルス発生回路を試しに組み込んでみましたが、なぜか車速パルスの信号が出ず!?

旧ミニクーパーのセンターメーターの裏側ハウジング

予備実験に使ったジャンクメーターに比べ磁力が弱いっぽい?
単体でリードスイッチを近づけると作動するので、新しく購入してきたリードスイッチを組み込んだ磁石とリードスイッチの距離を詰めたモノを真面目に作る

今度は、リードスイッチが小型のせいか感度が良すぎて1パルスが2パルスに分裂して変形4パルスに orz

試作の時はメーターケーブルが一回転で2パルス出ていたのを確認済みなのでリードスイッチを試作時の大型のもので作り直し

オールドミニクーパーの車速信号取り出し部品

なんか回路が違うように見えるかもですが電気的にはタブンいっしょです。

リードスイッチ以外のパーツが組み込んであるように見えますが、スピードモニターのトリップメーター機能がスイッチ入力で作動するか確認するのが、とてもメンドくさかったので、最初から5Vの有電圧パルス信号が出るように小細工したから。

自作速度パルス出力回路の作動を机上確認

モーターでスピードメーターを回しオシロでスピードセンサーの出力信号をオシロスコープで計測すると、メーターの針が約55km/h表示の時にメーターケーブル一回転分の車速パルスは、こんな感じでした。横軸一目盛り20msです

旧ミニ用センターメーター組み込みスピードセンサーの出力

回転磁石の磁化されている範囲が違うのか?磁力の強さが違うのか?幅の違うパルスが規則的に繰り返す感じ。
メーターは立ち上がりか、立ち下がり波形変化を検出してカウントしているハズなのでパルス幅自体は問題にならないハズ。タブン。

このセンターメーターは、GPSとの誤差確認で、実速度より表示が数%低い程度の差と分かっているので表示を信用するとして
オシロスコープでの測定結果を換算するとメーターの指針が約55km/h表示の時に、メーターケーブルは735rpm
これを60km/hに換算すると、約801rpm
更に60mileに換算すると、約1281.6rpmなので、オドメーター右下の数字1280と、異常なぐらい合ってるので間違ってないでしょう。というかスミスのセンターメーターって精度良かったんだーーー

ただしスピードモニターの初期状態の距離設定は、JIS規格なので、
 60km/hの時のメーターケーブル回転数は637rpm
という規定なので、うちのミニクーパーのメーターケーブルの回転は標準的な国産車より20%ちょいメーターケーブルの回転が速い感じ?

プラス を購入しておいてよかったなと。ノーマルのスピードモニターにはタイヤ径補正機能無いですから。

ただしミニクーパーは、複数のドリブンギヤ比存在するためメーターケーブルの回転数は年式・グレード等で違うそうです。更にオイラのミッションもオーバーホールの際にファイナルギヤ比が変更されてあるので同じミニ1000だからと言って同じとは限りません。
オイラの場合、たまたま何も知らず国産中心の中古部品店で投げ売りされていたのを購入したセンターメーターの仕様が運良く自分のミニクーパーにピッタリだっただけですケド。

それに合わせ、センターメーターも設定違いが複数有るのでテキトウなセンターメーターを取り付けると、速度表示がメチャメチャになります。

スピードモニタープラスを、GPSのトリップで補正する

スピードモニターの取扱説明書には、距離が既知の区間を走り補正するような感じの事を書いて有りますが、正確な距離が分かっている区間は思いつかないのでガーミンのハンディGPSのトリップとの比較で補正する事にします。
これなら駐車場に停車した時に確認すればいいので前方不注意や、挙動不審で危険な目にあう事もありません。

ダッシュボード周りを元に戻して、スピードモニターが2パルス設定になっているのを確認して、近所に日用品の買い出しを兼ねてドライブ~

  1. スピードモニター 1648m
    GPS 1340m
    補正係数 -18.7%
  2. スピードモニター 1916m
    GPS 1500m
    補正係数 -21.7%
  3. スピードモニター 2636m
    GPS 2120m
    補正係数 -19.6%

旧ミニクーパーに取り付けたスピードモニターとGPSの表示距離の差

計算すると補正係数は-18.7~-22%ぐらいの模様。メーター単体をモーターで回したものの計算と近いのでメーター誤差を考えると妥当なところ。というか、今使ってるセンターメーターは以前のGPSによる確認どおり良い精度出てる感じ。
本当はもう少し距離走って確認した方がいいんですが、どうせ空気圧とか、ハンドル切るたびにGPSの表示距離とメーターワイヤー回転の誤差増えていくので、とりあえず
 -23%
で仮決め。これ以上追い込んでも、いろいろな要因でバラツクので0.1%単位で追い込んでも時間の無駄。

再度近所にドライブ。-23%の補正で、GPSが2750m、スピードモニタープラスが2613mなので、1%ぐらいの差。この10倍ぐらい連続でドライブした時に、表示距離差を再確認して補正すればいいんじゃね?レベル

これでミニクーパーに、デジタルタコメーター、デジタルトリップメーター、デジタルスピードメーターが一気に増えました。ついでに最高回転数、最高速も残せる。

車速パルス取り出しの電気回路図と言う名の落書きのようなモノ

MINI Cooperの車速パルス取り出し回路図

落書きみたいな回路図ですが、設計も落書きレベル・・・。

  1. コンデンサ
     0.1~1μFかな~?タブン。でも、そもそも必要なのか?ラジオノイズ出ると嫌だし~保険。
  2. 抵抗
     外形の小さい1/6Wのものを使用したかったので1kΩだと14Vかかると定格超えそうなので、最初に発掘された3.3kΩにしとこ。
  3. ツエナーダイオード
     4.8~5.2Vあたりのもので・・・。ツエナーダイオードが無いと出力は、ほぼIG電圧まで振れるハズですが、外車はIG電圧が異常に高い場合があり、スピードモニターを故障させる原因になりかねないので入れないと怖い。

2009年5月9日土曜日

ミニクーパー用の中古品スミス3連センターメーターを購入

ミニクーパー用中古のスミス3連センターメーターを入手しました。
某大手中古部品チェーン店に立ち寄り、偶然発見。部品取りというか予備として購入しました。スミスのセンターメーターが壊れた事があるので、いつ故障してもいいように予備を用意しておくという考え方。

ローバーミニクーパー用中古センターメーター

外観は、明らかに今使っている物より程度がいい。
しかも、今使っているスミスのセンターメーターと違い外周がkm/h表記なので、今回入手したもののほうが見やすそう?

MINIクーパー用中古センターメーター

速度表記の外周がkm/h表示と言う事はオドメトリーもkmなのか?
今のはオドメトリーがマイルなので換算したり何かと不便。
今使っているメーターと交換して、古い方を予備にしたほうがいい?

でもメーターの詳細仕様が不明なので、10インチタイヤ用のメーターだったりすると、実速度とメーター表示速度がずれてしまうので交換した場合は、GPS速度計あたりで誤差を確認ておく必要があります。

更にセンターメーターの裏側を見たところオリエンタル計器さんのものと思われるシールが貼ってあるのを発見。ということは、仕様変更もしくは、オーバーホールされている?

クラシックミニ用中古センターメーター

2009年3月28日土曜日

ミニクーパーのボルテージスタビライザーの小噺

ミニクーパーのセンターメーターを取り外したので、ついでにボルテージスタビライザーの出力を計測しました。

ボルテージスタビライザーとは、スミス製のセンターメーター裏に張り付いているこんなヤツです。旧車と呼ばれるようなイギリス車で、よく使われる汎用部品です。

ミニクーパーのルーカスボルテージスタビライザー

このボルテージスタビライザーというパーツは、クルマのバッテリー電圧はエンジン回転数や、ライト等の負荷で変動するので、燃料計や水温計が電圧変動の影響を受けないようにセンサー用の電圧が常に一定になるようにするのが仕事です。

どっかで  9Vにしている と聞いた記憶もなんとなく有るのですが、うちのを測った感じでは  8Vぐらいかな~ という感じなのでよくわかりません。

ミニクーパーに使われる事の多い、スミスのセンターメーターの燃料計や、スミスの電子式水温計を取り付けている場合はどっかに付いているハズです。

ただし、国産の後付メーターでは、外付けのボルテージレギレーターを使っているのは見た事がありません。たぶんメーター内部に安定化電源を持っているのでしょう。

ミニクーパーのボルテージスタビライザーの出力を測ってみる。

アナログテスターでボルテージスタビライザーの出力電圧を計測してみると8V前後あたりでフラフラします。デジタルテスターでは、表示が出ない場合も有ると思います。
ボルテージスタビライザーの出力電圧が安定していなくて壊れていると思うかもしれませんが、正常です。機械式ですから。

なので、オシロスコープで出力波形を見るとこんな感じ。中で接点が頑張って?ON-OFFを繰り返しているのが分かると思います。
当然のごとく個体差、イグニッション電圧、負荷等でも変動します。
計測条件は、エンジンはアイドリングで、IG電圧が14Vちょい。ボルテージスタビライザーの負荷はスミス センターメーターに付いた燃料計のみ。

クラシックミニクーパーのルーカスボルテージスタビライザー波形

横一升が50msなので、50Hzぐらい。まるで機械式のPWM電源。
というわけで機械式のボルテージスタビライザーに対応した後付メーターは、この電源波形の影響を受けないように、針の動きがもの凄く遅くなるように作ってあります。

2008年1月19日土曜日

ミニクーパーのスミス製センターメーターのメーターケーブルのワイヤー切れ

ミニクーパーを車検に出すために動かしたらセンターメーターの針が動かない orz

なにもこんな時にスピードメーターが壊れなくても・・・。

またスピードメーターの中が壊れた???スミスだし・・・。
 参考 以前のメーター作動不良時の修理記事
  → ミニクーパーの針が動かなくなった スミス製センターメーターの修理

スピードメーターの故障原因の調査

センターメーター側のメーターケーブルを外すと・・・

ローバーミニクーパーのセンター用メーターケーブル


なんかメーターケーブルの先端が短いような??? しかも先端ほつれてるので切れたっぽい orz
前回のようにセンターメーター本体の故障じゃ無くてよかった

ということはセンターメーター側に先端が残っている?
外してみると案の定メーターケーブルの先端が残ってるよーーー。めんどくさそうな予感?

ローバーミニのセンターメーター裏拡大


見やすいようにメーターケーブルの差し込み口を拡大、画質調整しました。

ROVER MINI Cooperのセンターメーター裏


折れたメーターケーブルが引っかかってたらどうしようかと思いましたが、ちょっとつついたら簡単にとれました。

ローバーミニの切れたセンターメーターケーブル


どうせ車検でミニショップに行くところだったので、そこで部品を調達すれば問題ないなと。

新品のスミス製センターメーター用のメーターケーブルとの比較です。新しいのはメーターケーブルのズレ留めが樹脂になっていました。

ローバーミニクーパーのセンターメーターケーブル比較

部品を調達し、店の前でメーターケーブルの取付をやってたヤツ

スピードメーターケーブル断線の原因

メーターケーブル切れは、スピードメーターの回転が重くなると起こりやすいとか?
スピードメーターの回転が重いようには思えなかったので、たぶんメーターケーブルの寿命と言いながらメーターの軸受けに給油して元に戻しました。

2007年5月22日火曜日

ミニクーパーのスミス製 センターメーター配線接続に悩む

ミニクーパーのスミス製 センターメーター を、メーター照明の球切れ修理で取り外したので、ついでに スミス製 センターメーター の見方、配線とかの話

スミス製センターメーターの配線

オイラのミニクーパーに付いているスミス製の センターメーター は、ミニクーパーを扱ってない中古部品店で中古パーツというよりはJUNKパーツ状態で手に入れて、DIY取り付けをしたので、参考にするものが何もなくメーターワイヤーの入手をはじめ、配線等々悩みました。

センターメーターに付いている配線の確認は、ミニフリーク増刊号
 ミニ スーパーメンテナンス

 ELECTORIC → ヒューズ・配線
あたりを参考にしながら、手に入れた中古の センターメーター に付いていた配線と、純正の2連メーターの配線を、テスターで調べながら比べて、どのように配線を繋げばいいのかをたどって、ほぼ解決したものの、ウィンカー インジケーターランプ周りが1つしか無いため、どのようにして左右の表示を分けるのか、ワカラン状態。

ミニクーパー用スミス製センターメーターの見方

ローバーミニクーパーのスミス製センターメーター

  1. 緑色のインジケーター
    ウィンカーのインジケーターランプ(左右共有)
    スミスのセンターメーターには、ウィンカーのインジケーターが1つしかない
  2. 青色のインジケーター
    ハイビームのインジケーター
  3. 赤色のインジケーター
    IGNのインジケーター
  4. スピードメーター針
  5. 燃料計
  6. スピード表示 mph
     6と7が逆で、6が km/h 表示の物も有ります。
  7. スピード表示 km/h
     6と7が逆で、7が mph 表示のものも有ります。
  8. たぶん各ギアの速度限界?
  9. 距離計  マイル表示。未確認ですが外側がkm/hの物はキロ表示かも?

2つある黄色いインジケーターランプは、通常使われないようで、ゴムのキャップが付いていました。

ミニクーパーのスミス製センターメーターの配線図

スミス の センターメーター を裏側から見ると

ミニクーパーのスミス製センターメーターの裏


ただし手に入れたセンターメータ用の配線の素性や、車体の素性、年式等で配線の色等が違う可能性が有りますのであしからす。
参考にされる場合は、テスター等で配線がどのように繋がってるか確認しての作業は基本です。

  1. ウィンカー インジケーターランプが左右共有。1つ
      配線色 緑-白線 右 ウィンカー、緑-赤線 左 ウィンカー
  2. メーター照明。イルミネーションランプ。
      配線色 赤-緑線 イルミネーション
  3. ハイビームの青色インジケーター
      配線色 青-白線 メインビーム。ハイビーム。
  4. チャージランプの赤色インジケーター
      配線色 白 イグニッション電源、茶-黄線 チャージランプ
  5. 燃料計 極性注意!!
      配線色 黄緑 メーター電源。ボルテージスタビライザーより、緑-黒線 燃料タンクへ
  6. ルーカス製 ボルテージスタビライザー 極性注意!!
      配線色 白 イグニッション電源、黄緑 ボルテージスタビライザーの安定後の電圧出力
    → ボルテージスタビライザーと言うくせに、テスターで電圧を測ると電圧がふらふら揺れています。それの影響を受けないように合わせて燃料計や、水温計の針の動きは遅く作って有るらしい???
  7. スピードメーターワイヤー
      純正の2連メーター、3連メーターと、センターメーター では、スピードメーターケーブルの接続部の形状が違うので、センターメーター用のスピードメーターケーブル が必要になります。
  8. グランド、アース
      配線色 黒 マイナス
      これを繋ぎ忘れると、ボルテージスタビライザー、メーター照明、ハイビームのインジケーターが作動しません。

スミス製センターメーターのウィンカーインジケーターランプの疑問

ここで悩みの元である、スミス製 センターメーター の ウィンカーインジケーター ランプ です。
何故悩んだかと言うと、普通 ウィンカーインジケーター ランプ は、右左各1つずつの計2つあるのが通常ですが、ミニクーパー定番のスミス製 センターメーター には、1つの電球しか有りません。どうやって繋ぐんだ?

左右のウィンカーランプの分配は?

配線色通りに繋げば、点かないような?しかもハザードランプを使った時にショートしたりしそう?
この電球は、W球にもなってない。

ミニ センターメーターのウィンカーインジケーターランプ

ウィンカーランプの配線図を見て、テスターで確認すると上手くできてるモンで、ハザード ランプの点灯時は左右の配線も ハザードリレー の下流の同じラインなるので配線色通り接続してもショートしないんだ~。
ただし、この接続にすると ハザード使用時は、ウィンカー インジケーター ランプ 両極共に同じ信号が入るので打ち消し合いセンターメーター内のウィンカー インジケーターランプは点滅しなくなります。
ハザード使用時は、ハザードスイッチ のインジケーターランプ が点滅するので問題ないかと。

車両によっては、スミス製 センターメーター では通常使用しない2つのオレンジ色のランプを左右のウィンカーに割り当てて分配している場合もあるようです?

純正の2連メーター、3連メーターのスピードメーターのコネクターの配線図

参考までに、純正の2連メーター、3連メーターのスピードメーターのコネクターの配線図です。
たぶん間違ってないと思いますが、参考にされる際は念のためテスター等で確認してください (^_^;)
配線色はオイラの持っている センターメーター の配線と互換でした。

ちなみに純正でタコメーターの付いていない、2連メーターの車両でもイグニッションコイルに繋がっているタコメーター用の配線は、メーター裏にメスの丸端子のギボシみたいなの別ラインで来てぶら下がっているハズ。

オイラの89年式は2連メーターだったので、純正ではタコメーターが無い仕様でしたが配線だけはメーター裏に有りました。
ただし信号がかなり汚いので、パルスをカウントしてで動くタイプの電子式タコメーターをそのまま繋ぐと高目の回転が表示され酷いと5割増しぐらい?
そのうえ回転数の指示値がエンジン回転と関係無くフラフラするので、小細工しないと使えず取り付け難易度はかなり高いです。しかも純正のタコメーター配線に来ている回転パルスは±50V以上のサージが入るのでタコメーターが故障するかもしれません?
ブログ引っ越し前の記事にいただいたリンク曰く、これくらいなちんけな対策だそうでなので、この辺の対策についてはシラン。

ローバーミニクーパーのスピードメーター配線色

  1. 緑-白線 右ウィンカーランプ
  2. 緑-黒線 燃料計 燃料タンクへ
  3. 緑-青線 水温計
  4. 青-白線 メインビーム。ハイビームインジケーター。
  5. 黒     グランド。アース。
  6. 緑-赤線 左ウィンカーランプ
  7. 赤-緑線 イルミネーション。メーター照明。
  8. 白-茶色線 油圧警告灯
  9. 茶色-黄線 チャージランプ。IGNランプ。
  10. 空き
  11. 白     イグニッション電源
  12. 空き

スミス製センターメーターの配線トラブル対策

センターメーター 周りの配線は、線の数が多く複雑なので、今後配線に手を加えるときや、出先でのトラブル時の対応を考えて配線にラベルを付けてあります。
ラベル自体は手書きで汚いので見た目は悪いですが、どうせ センターメーター のフードの中に隠れるのでいいかと

ローバーミニ クーパーのセンターメーター配線

出先でトラブルが発生しても家に帰れるかどうかは、こういう細かい作業の積み重ねのような?

2006年10月14日土曜日

ミニクーパーの針が動かなくなった スミス製センターメーターを分解修理

ミニクーパーを動かしたらスピードメーターが動いてない (T_T)

ミニクーパーのドレスアップの定番スミスのセンターメーター ダケド

ミニクーパーのスミス製センターメーター

スピードメーターの針が動かない原因を推測

スピードメーターが動かなくなった原因として考えられるのは

  1. スピードメーターワイヤーが外れた
    付けるだけから許す
  2. スピードメーターケーブルが切れた
    スピードメーターケーブル交換するだけだからまぁいいか(^_^;)
  3. ミッション側に有るスピードメター用のドリブンギアが舐めた
     ミッションのOHが必要になるので絶対嫌だ!!
  4. 希?に、スミス製センターメーターの故障
     センターメーター交換?修理?

なんかが考えられます
今回の場合、突然スピードメーターが全く動かなくなったので、2や3は考えにくいので、1ならいいな~???というわけで休日を利用して朝から修理です。

1、スピードメーター ワイヤー外れの確認

スピードメーターワイヤー を引っ張ってみましたが外れている様子は無く・・・ということは、メンドクサイ修理になりそう
世の中甘くない(T_T)

2,3,スピードメーターワイヤー切れ・ドリブンギアの作動確認

先ほどスピードメーターワイヤーを外したので、ギアをニュートラルにして、パーキング ブレーキ を外し ミニクーパー を前後に動かし、ミニクーパーのスピードメーターワイヤー の真ん中が回転しているか確認しました

ローバーミニクーパーのスピードメータードリブンギアの点検

結果スピードメーターワイヤーはちゃんと回ってたので、少なくともスピードメーターワイヤー切れのせいで、センターメーターが動かないという事では無さそう
不幸中の幸い? ミッションの修理は、免れたっようです

4,スミス製 センターメーターの作動確認

今度は、スミス製の センターメーター に、スピードメーターケーブルをつないで、ミッション側のケーブル接続部を抜いてドリルで回転を与えます。メーターが正常ならば針が動くはずですが・・・。

ローバーミニクーパーのセンターメーター スピードメーター作動確認

ドリルの回転方向を変えても センターメーター のスピード針はピクリともしない。ついでにオドメーターも動いていない事も発覚 orz
 センターメーター本体の故障で確定のようです

希な故障かよ orz
でもスミス製のセンターメーターだしな~あり得る

他の追加メーターは、大森製を選択しているのですが、スピードメーターだけは選択の余地がなかったので定番というだけでスミス製センターメーターに替えたのが仇になったようで・・・

 メーターの信頼性考えたらローバー純正の日本精機製のままがいいですよ!!


というわけでセンターメーターを分解修理します。

スミス製センターメーターの取り外し

うちのミニクーパー の センターメーターは、シングルメーターなのでメーターフード自体はM5のボルト4本でとめてあるだけなので簡単に外せます
3連センターメーターも取り付けボルト自体は同じです。

ローバーミニクーパーのスミス製センターメーター取り外し

スミス製 センターメーターの分解修理

とりあえずメーター修理可能か確認するためにセンターメーターを、分解してみます。当然、自己責任です!!
というか普通はプロに修理をお願いする。

メーターの修理は、専門店があるので相談してみるといいかもしれません。
オイラは以前タコメーターが故障した際に日本計器サービスさんに、修理をお願いしたことがあります。


センターメーター の裏側を4カ所ぐらいカシメてあるので起こして外します

ローバーミニのセンターメーター分解

んで、 センターメーター 後ろのネジ2本外せば センターメーター の機械部分が抜けてきます。この時落っことして、スピード針を曲げたりしないように気をつけましょう。

センターメーターの機械部分を取り外してる最中に、白い樹脂の部品が落ちてきました

クラシックミニ クーパーのセンターメーター不具合パーツ

この樹脂パーツ、何これ?

センターメーター のこの部分に付くようで、センターメーター のオドメーターを動かす部品で間違いなさそうです。赤い歯車も抜けそうになってます

オールドミニクーパーのセンターメーター距離計のパーツ

しか~し、距離計の部品が外れてなぜ センターメーター のスピード表示用の針が動かないんだよーーー と、疑問&距離計の白い樹脂の部品はなぜ外れて転がっていたんだ?

探していると、スピード針に繋がっているアルミ円盤に何か挟まってる?このパーツがひっかかって針の動きが止められていたようです

Classic MINI Cooper のセンターメーターの部品


スピード針の円盤の所に挟まっているパーツを、外してみたら抜けかけた赤い歯車の付いた軸に、外れていた白い樹脂部品を留めていたと思われるプレートとスプリングみたいなパーツのようです。こいつらが悪さをしてセンターメーターのスピード表示の針の動きを止めていたようです?

ミニのセンターメーターの部品

センターメーター故障の原因

センターメーターのオドメーターのギア固定プレートの穴が摩耗で拡大
たぶんグリスの塗り忘れによる潤滑不良。
 ↓
穴が大きくなりすぎて、ギア固定のストッパープレート外れる
 ↓
スピード表示用の針を動かす円盤部に部品が噛み込む

という感じ?

ということは、その前からオドメーターも動いていなかったと言うことですね。
オドメーターが動かない状態になった時点で気がつく速度表示が動かなくなる前に気がつくことはできたのでしょうけど、遠出した時以外は走行距離は気にしないので何時からオドメーターが動いていなかったのか見当つかず。

こんな小さな簡単そうなパーツですが、スミス製センターメーターだし国内で新品パーツを単品入手できるとは思えません。
そこで部品取り用に購入してあった スミス製センターメーター のジャンク品をバラして付け替える事にします。

左が外れたストッパープレート。右が部品取りのジャンクの センターメーター から外したストッパープレート。

ミニクーパーのセンターメーター内プレート新、旧比較

というか、軸に取付ける用の大穴とほぼ同じ径まで広がってんじゃん
 これじゃパーツが外れて当然です。

分解したスミス製センターメーターを組み立て、作動確認

気を取り直して、センターメーター を組み立てます
外れていたパーツ達は、こんな感じで付きます(部品取りのメーターを分解するときに構造確認出来たので悩まずに済みました。)

ローバーミニクーパーのセンターメーター組立て


センターメーターを分解したついでにガラスとか綺麗にしながら組み立てて、車体に組み付ける前に センターメーター に電気ドリルを繋いで動作確認

ローバーミニのセンターメーター作動確認


センターメーター に配線を繋いだところで、警告ランプ、燃料計が作動するか確認をし元に戻します。

Rover  MINI Cooperのセンターメーター動作確認

最後は、試走で作動確認をして終了です。
ちなみにオイラはスピードメーターの誤差確認はハンディGPSを速度表示にして、差が数キロ程度で、針の振れも見られなかったので無事元通りセンターメーターを修理できたようです。

蛇足ですが、センターメーターの速度表示にが振れる場合は、スピードメーターワイヤーがエンジンに干渉してエンジンの揺れを拾っている場合があります。
特に長いメーターケーブルを使用していると配索に気を使わないと振れが出やすいです。